福地桃子、初主演映画『あまのがわ』が公開「特有の温かさがある現場でした」

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映画『あまのがわ』の公開初日舞台挨拶が9日、東京・有楽町スバル座にて行われ、主演の福地桃子さんをはじめ、渡邉幸愛さん(SUPER☆GiRLS)らキャストと古新舜監督が登壇した。

不登校で、母や友達との関係も全てが嫌になっていた高校生の史織(福地桃子)が、祖母のいる屋久島を訪れ、そこでAIロボットとの出会いをきっかけに心が救われていくが、このロボットにはある秘密が隠されていて……という物語。

本作が映画初出演初主演となる福地さんは「(目の前のお客さんが)今日初めて観ていただく方だと思うとドキドキしています」と率直な思いを明かし、撮影では「お母さん役の生田(智子)さん、おばあちゃん役をやってくださった水野(久美)さんには本当に助けていただきました。劇中では親子の関係というのがものすごく大事になってくる中で、休憩中のお話だったり力を抜いて話せる瞬間をたくさん作っていただきました」と感謝の思いを語った。

また福地さん演じる史織の友人・真珠役の渡邉幸愛さんは女子高生役を演じるにあたって「現役ではなかったので久しぶりに制服を着れてテンションが上がったし、お弁当を食べるシーンがあるんですけど、『あ、高校生のとき、こんな感じだったな』と思い出しながら、楽しみながら撮影していました」と撮影を振り返った。

いじめられる役の雪葉を演じた園田あいかさんはこれが映画初出演。撮影期間はまだ中学生だったという。「初めての映画でいじめられる役で、セリフがないんですよ、私の役って。セリフがない中で観ている人にどうやって伝えられるか、表情だけで演じるのがすごく難しいなと思いました。いい経験になったと思います」と語り、また寒い中の撮影でスタッフが優しくしてくれたことに感謝を表した。

この作品の現場の雰囲気について福地さんも「この現場は特有の温かさがあったと思います。スタッフさんとの距離感もよく、コミュニケーションがあるのがよかったと思います」と語った。

そして最後に福地さんは「誰かの背中を押せるようなきっかけになったり、観ていただいた方が少しでも元気になってくれたらいいなと願って、この作品を届けられたらと思います」とメッセージを送った。

なお舞台挨拶には生田智子さん、水野久美さん、住岡梨奈さんも登壇した。

映画『あまのがわ』は東京・有楽町スバル座ほかで公開中。

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