保紫萌香、初主演映画で「ずっとカメラの前に居られることが、いかに幸せかということを改めて思っています」

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「少女邂逅」初日舞台挨拶より
「少女邂逅」初日舞台挨拶より

ミスiD2016グランプリの保紫萌香の初主演となる映画『少女邂逅』が6月30日に公開初日を迎え、新宿武蔵野館で行われた初日舞台あいさつに共演のモトーラ世理奈と枝優花監督と共に登壇した。

23歳の新鋭監督がメガホンをとった同作は、保紫さんが演じる、いじめが原因で声がでなくなった少女が、モトーラさん演じる転校生との出会いで明るさを取り戻していく姿を描いた物語。

保紫さんは映画初主演について、「これまでも主役以外でいろんな作品に出させていただいていますけれど、ずっとカメラの前に居られることが、いかに幸せかということを改めて思っています。撮影はすごくしんどかったんですけども、今はとても良い経験をさせていただいたなと、枝さん、ありがとうという感じです」と枝監督に感謝した。

撮影は昨夏に枝監督の地元である群馬県高崎市で行われ、現地で共演者やスタッフらと一軒家で共同生活を送った保紫さんは、「枝組のみなさんとは家族みたいな暖かさを今でもずっと持っています」と語った。

共演のモトーラさんは「私はずっと東京で生活を送ってきたので、高崎は全部が田んぼで新鮮でした。土手みたいなところで二人で駆けまわったりとか、すごく気持ちよくて、こういうところで学生生活を送りたかったなと思いました」と振り返った。

枝監督は、「この映画は14歳の時に私が経験したお話をベースに描いていて、その頃は人とあまり喋りたくないなとか、学校に行きたくないなとか、すごく思っていたんですけれども、こうしてたくさんの人に作品を見ていただくことができて、本当に胸がいっぱいです」と感極まっていた。

MOOSIC LAB 2017観客賞を受賞し、香港国際映画祭や上海国際映画祭にも正式出品され、好評を博している映画「少女邂逅」は、新宿武蔵野館ほか全国順次公開。

公式サイト http://kaikogirl.com/