【岡本夏美インタビュー】舞台『ダンガンロンパ3』のビジュアルが公開! 「私も霧切響子と一緒に成長できたら」

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人気ゲーム『ダンガンロンパ』シリーズの舞台化第3弾となる『ダンガンロンパ3 THE STAGE 2018~The End of 希望ヶ峰学園~』が、7月20日の東京公演を皮切りに、7月27日からの大阪公演、8月3日からの東京凱旋公演の予定で上演される。

主演の西銘駿さんや、神田沙也加さんら、豪華キャストが出演した4月3日の制作発表会のあと、ヒロインの「元・超高校級の探偵 霧切響子」を演じる岡本夏美さんに、本作への意気込みや公演の見どころなどについて語ってもらった。

–まずは、霧切響子役に決まった感想を聞かせてください。

初演を観劇したことがあったので、その作品の中に入っていけるという意味では緊張もしますが、すごく嬉しいです。霧切響子の思っていることをきちんとお客様に伝えられるように、ストレートにお芝居できたらなと思います。

–初演をご覧になった時の印象は憶えていらっしゃいますか?

霧切響子の役をやっていたのが私の事務所の先輩だったので、どういう舞台なんだろうとワクワクして観に行ったことを覚えています。アトラクションのような感覚で、すごくスピード感もあり、でも、軽くなく、ちゃんと生きることとか、そういう重いメッセージも込められている作品なので面白かったなと思いました。まさか、その作品に自分が出演するとはびっくりです。

–これまで舞台にもたくさん出演されていますが、2.5Dの舞台は初めてなんですね。

はい、初めてです。きょうの記者会見がダンガンロンパでの初めてのお仕事だったので、これからどうなっていくんだろうという不安はありますが、アニメのキャラクターも研究して、表情や声など、皆さんが求めるものをきちんと再現できたらいいなと思います。まだ感覚がつかめていないというか、想像ができてない状態なのですが、実際に衣装やメイクをしてみて、自分の中に入っていくんだろうなと思っています。今からビジュアル撮影が楽しみです。

–2.5Dの舞台は役者さんとしては自由度があまりないかなとも思うのですが、演じている役者さんを見るとすごく楽しそうに見えます。演じる上での魅力とは何だと思いますか?

舞台では初めてですが、映像では漫画やアニメ原作の作品をやらせていただいたことが何度かあります。 自分と離れたキャラクターを演じることはすごく難しいと感じていましたが、上手く役に寄り添ってそのお芝居ができるとすごく達成感がありました。原作のいろいろな情報を得て、パズルみたいにどんどん組み合わせて役ができていく感覚が私はとても好きです。今回は映像ではなく舞台という形ですが、役作りは細かくやっていけたらなと思います。ビジュアルも含め、役作りが細くできることが、2.5D舞台のよさだと思うので、すごく楽しみです。

–共演者の方もすごく豪華で個性的ですが、お会いした印象はいかがでしたか?

まだみなさんとは今日初めてお会いしたばかりで、お話もできていないのですが、主演の西銘さんは「仮面ライダー」の映画で2ヶ月半程ご一緒したので安心しています。すごく天然な人で、私よりひとつ上なんですが、あまり年上だと思っていなかったです(笑)。でもすごく明るいし、キラキラしているので、すごく苗木誠の役にぴったりだなと思います。私もそのパワーを戴いて頑張ろうと思います。

–ダンガンロンパの作品の魅力はどこに感じますか?

これまでの作品を見たり、今回の台本を読ませていただいたりして、人を信じる難しさをすごく感じましたし、逆に簡単に人を裏切ってしまえることが怖いなと思いました。でも、アニメの世界だけじゃなくて普通の生活をしていてもあるじゃないですか。裏切られることもあるだろうし、信じたいと思う人に出会うこともたくさんあって、でもそれがすごくキーになっているなと思います。人間同士の関係性がすごく重く出ているストーリーだと思うので、そこはちゃんと霧切響子を通して伝えられたらなと思います。

–信じたり、裏切ったり、自分から犠牲になったりとさまざまなキャラクターが登場しますが、自分だったらやはり何が何でも生き残ろうと思いますか?

えーっ、どうなんだろう。うーん。どう言ったほうが好感度が上がりますかね?(笑)やっぱり人を信じたいという善の気持ちも当然あるし、その場にならないと分からない切羽詰まった状況もあると思う。自分が信じても裏切られることもあるだろうし、難しいですね。でもそういうハラハラ感をこの舞台を通して自分も楽しめたらと思います。ゲームの世界では自分がそのストーリーに入り込んでハラハラできるじゃないですか。だからこの舞台でも負けないように、観ているみなさんが“自分だったら…”とハラハラして観ていただけたら嬉しいです。サスペンスのテイストも入っているので、私もドキドキしながら演じたいと思います。

–岡本さんは自分で人を信じやすいほうだと思いますか?

疑ってかかるほうです(笑)。あまりホイホイ信じてしまうタイプではないと思います。信じて痛い目に合わないように壁を作ってしまうところがあって、そういうところは霧切響子と似ているのかなと思います。でも、彼女も人と出会って時が進んでいく中で、心も変わっていくじゃないですか。私も霧切響子と一緒にこの作品で成長できたらなと思います。

–まだ稽古もこれからだと思いますが、最後に見どころについてアピールしていただけますか?

スピード感があって、サスペンス調のドキドキする作品になっていると思うので、一緒にジェットコースターに乗っているかのような感覚で、お客様に観ていただきたいと思います。

 

5月18日に解禁されたは、ヒロインの元・超高校級の探偵 霧切響子役の岡本夏美、お笑い芸人、バッファロー吾郎の竹若 元博が演じる元・希望ヶ峰学園 学園長 天願 和夫 、そして、今年4月にNMB48を卒業したアイドルの市川 美織が演じる元・超小学生級の学活の時間 塔和 モナカ の3名。今後も毎週金曜日午後1時に順次キャストのビジュアル写真が解禁される。

『ダンガンロンパ3 THE STAGE 2018 〜The End of 希望ヶ峰学園〜』

 

<出演者>
超高校級の希望 苗木誠・・・・・・・・・・・西銘 駿
元・超高校級の探偵 霧切響子・・・・・・・・岡本夏美
元・超高校級のスイマー 朝日奈葵・・・・・・飯田里穂 (Wキャスト)
元・超高校級のスイマー 朝日奈葵・・・・・・工藤 紬 (Wキャスト)
元・超高校級の生徒会長 宗方京介・・・・・・仲田博喜
元・超高校級の家政婦 雪染ちさ・・・・・・・高橋りな (Wキャスト)
元・超高校級の家政婦 雪染ちさ・・・・・・・七海 (Wキャスト)
元・超高校級のボクサー 逆蔵十三・・・・・・鮎川太陽
元・超高校級のスカウトマン 黄桜公一・・・・永山たかし (Wキャスト)
元・超高校級のスカウトマン 黄桜公一・・・・玉木健仁 (Wキャスト)
元・超高校級のアニメーター 御手洗亮太・・・木津つばさ
元・超高校級のセラピスト 月光ヶ原美彩・・・三秋里歩
元・超高校級のお菓子職人 安藤流流歌・・・・山下まみ (Wキャスト)
元・超高校級のお菓子職人 安藤流流歌・・・・石田安奈 (Wキャスト)
元・超高校級の鍛冶屋 十六夜惣之助・・・・・神永圭佑
元・超高校級の薬剤師 忌村静子・・・・・・・永島聖羅 (Wキャスト)
元・超高校級の薬剤師 忌村静子・・・・・・・船岡 咲 (Wキャスト)
元・超高校級のレスラー グレート・ゴズ・・・大久保圭介
元・超高校級の農家 万代大作・・・・・・・・一徹(トリテン)
元・希望ヶ峰学園 学園長 天願和夫・・・・・竹若元博(バッファロー吾郎)
元・超小学生級の学活の時間 塔和モナカ・・・市川美織
元・超高校級の占い師 葉隠康比呂・・・・・・松風雅也 (映像出演)
元・超高校級の御曹司 十神白夜・・・・・・・中村優一 (映像出演)
超高校級のギャル 江ノ島盾子・・・・・・・・神田沙也加 (映像出演)
月光ヶ原美彩 (モノミ)・・・・ ・・・・ ・・貴家堂子 (声の出演)
モノクマ・・・・・・・・・・・・・・・・・・TARAKO(声の出演)

公演日程 
東京公演 2018年7月20日~7月23日 サンシャイン劇場
大阪公演 2018年7月27日~7月29日 森ノ宮ピロティホール
東京凱旋公演 2018年8月3日~8月13日 ヒューリックホール東京

監修:スパイク・チュンソフト
脚本・演出:西森 英行(Innocent Sphere)
音楽:高田 雅史(サウンドプレステージ)
制作:CORNFLAKES
後援:beachwalkers.
主催:希望ヶ峰学園演劇部
公式ホームページ:http://cornflakes.jp/dangan/2018
Twitter: https://twitter.com/dangan_stage/

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