宮崎香蓮と乃木坂46・井上小百合が明治時代の女学生に「一緒にタイムスリップして楽しんで」

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「若様組まいる ~アイスクリン強し~」ゲネプロ
「若様組まいる ~アイスクリン強し~」ゲネプロ

明治時代を生きる若者たちの姿を描いた畠中恵の人気小説を原作とした舞台の第2弾『若様組まいる ~アイスクリン強し~』が27日に池袋サンシャイン劇場で公演初日を迎えた。本番に先駆けて公開ゲネプロが行われ、主演の玉城裕規をはじめ、ヒロイン役の宮崎香蓮や、井上小百合(乃木坂46)らが囲み取材に応じた。

孤児として生まれながら、念願の西洋菓子店を開くこととなった若きパティシエ・皆川真次郎を演じる玉城さんは、ゲネプロを終えて、「テンションが上って、みんなとの息も合ってきている。本番でお客さんが入ったら、いい緊張感が生まれてくると思うので、さらにプラスにしていきたい」と手応えを語った。さらに公演へ向けて、「明治の時代を生きる人は、今の人達より人間としての熱量がすごいと思う。それを前面に押し出して、みんなで精一杯、明治の時代を生き抜きたい 」と意気込んだ。

勝ち気なお嬢様・小泉沙羅役の宮崎さんは、「ご覧の通り仲のよい座組なので、チームワークが抜群です!息が合ってるなって感じる部分があったので、この調子で千秋楽まで続けられるよう頑張ります」と胸を張り、「玉置さんをはじめ、若様もお父様もカッコいいのですが、女子も負けじと活躍しています。この時代は女性の地位が低いんですけど、その中でも前向きに生きてる姿を見ていただけたら」と呼びかけた。

沙羅の同級生・紫藤志奈子役の井上小百合さんは、ゲネプロを終えて、「客席が関係者ばかりで緊張しましたけど、みなさん笑ってくださったので、安心しました。本番もたぶん大丈夫だと思います」と心境を語った。さらに「明治時代のお話なんですけれども、あまり難しい歴史ものという感じではないので“いつの時代も若者はバカバカしい生活を送っているんだな”と気楽に観ていただけたら。みなさんも一緒にタイムスリップして楽しんで欲しい」と作品を紹介した。さらに「私はすごく意地悪な役をやっているので、“こいつ悪いやつだなー”と笑って観て欲しい」と見どころをアピールした。

沙羅の父親である大商人・小泉琢磨を演じる粟根まことさんは、「愛する娘役とのシーンをとても楽しくやらせていただいています」と宮崎さんを隣に顔を緩ませつつ、「芝居をしてる最中に、“あっ、この人は ルパン三世の映画に出てきた悪者のマモーに似てる!”と思って、セリフが一瞬飛びました」と明かして場を沸かせた。マモーがどんなキャラか知らないという宮崎さんは「あどでググってみます」と怪訝な顔をしていた。

舞台「若様組まいる ~アイスクリン強し~」

2018年4月27日(金)~5月6日(日)/東京・サンシャイン劇場

【出演】
玉城裕規
入江甚儀 塩野瑛久 中村優一 安川純平
宮崎香蓮 井上小百合<乃木坂46>
和合真一 小早川俊輔 橋本全一
武子直輝 松波優輝 小野寺ずる
鎌苅健太 伊藤裕一 粟根まこと ほか
【原作】:「若様組まいる」「アイスクリン強し」畠中恵(講談社文庫刊)
【脚本・演出】村上大樹

舞台「若様組まいる~アイスクリン強し~」公式サイト  http://www.mmj-pro.co.jp/wakasamagumi/