有村架純、女優を目指していた高校生の頃のエピソードを明かす 映画ヒット記念舞台挨拶にて

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『僕だけがいない街』“大ヒット御礼舞台挨拶より
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映画『僕だけがいない街』の“大ヒット御礼舞台挨拶”が24日、東京・丸の内ピカデリー1にて行われ、主演の藤原竜也、有村架純、平川雄一朗監督が登壇。作中カメラマンを志すヒロイン役を演じた有村さんが、報道陣とともに舞台上の藤原さんを撮影し、場内を盛り上げた。またトークタイムでは有村さんは女優を目指していた高校生の頃のエピソードも明かした。

“マンガ大賞”“このマンガがすごい!”で連続ランクイン、高い評価で話題になったミステリー『僕だけがいない街』の実写映画化作品がついに19日全国公開。23日時点で興行収入が4.4億円突破、動員35万人突破というヒットとなった。自分の身に降りかかる〝事件〟を食い止めなければ、何度も同じ時間を繰り返してしまう“リバイバル”という現象に巻き込まれた主人公・藤沼悟(藤原)が、18年前に起きた小学生連続誘拐殺人事件の真犯人を突き止めるミステリー作品だ。

上映後に舞台挨拶のステージに登場した藤原さんは、「こんなに温かく受け入れてもらって本当に感謝しています。大変な思いをして撮ったものが、多くの人々に受け入れてもらえてすごく嬉しいです」、そして有村さんは「公開してまだ間もないのに、こういった形で舞台に立たせていただけるのが嬉しいです」と感謝の気持ちを表した。

MCに本作の大ヒットの理由を問われると、藤原さん「これはやっぱり架純パワーにつきる!」と話すと、有村さんは「(私は)何もやっていないので(笑)。原作ファンの人が期待して観にきていて、竜也さんファンの人がたくさん足を運んでくださっていると思う」と返した。

本作では、原作でも人気のセリフ「言葉って口に出して言っていると本当になる気がする」という愛梨(有村)の印象的なセリフが登場するが、自身の夢に向かって頑張ったエピソードについて、藤原さんは「雑誌の取材でよく言うんですが、映画って特に、強烈にこういう作品、監督、台本とやりたいと思うと離れていってしまう。何も考えていない時にふと素敵な台本が届いたりする。自分としてはすごく大切だと思うけど、離れることがある。僕は繰り返しなのかな。思うことと、思わないことの繰り返し」と語った。

一方、有村さんは「地元の兵庫県で何もない女子高生だったんですけど…オーディションを受けて面接して合格して、すぐ上京した形で。それまではオーディションに受からなくて、高校2年生だったのでそろそろ進路を決めなきゃという時期で、次受からなかったら進学しようと思っていた。そして受かって今このようにしています。愛梨の夢を追いかけるところがすごく共感できる」と、自身の女優までの道のりと演じた愛梨を重ね合わせた。

フォトセッションでは、本作のキャッチコピー“あの日をもう一度、生きることができたなら今度は手を離さない”にちなみ、藤原さん、有村さん、平川監督が手を繋いでのフォトセッションを実施。さらには、本作でカメラマンを志望するヒロインを演じる愛梨を演じた有村さんがカメラマン役となり藤原さんを撮影。有村さんが「笑ってください!“僕街”ポーズをしてください!」と藤原さんと平川監督へ本職のカメラマンのような指示出しも。撮影を終え、藤原さんは「まあまあ普通でしたよ」と余裕の表情を見せていた。

最後に藤原さんは「3ヶ月前くらいから舞台挨拶、キャンペーンをしました。みなさんの前に出させていただくのは今日が最後。作品をみなさんに託して、良い意味で作品が独り歩きしていくと思います。ほっとして安心している。この3ヶ月の間にみなさんから力をもらった。寂しい気持ちもあるけど、ほっとした気持ちもあります。この3ヶ月、たくさんのパワーをもらいました」と感謝を表した。また有村さんは「この映画に生きている登場人物は、一つの勇気を持って生きていると思っていて、その勇気がいろんな可能性をもっていると思います。新学期を迎える方、新社会人の方、一つの勇気を持ちかえってほしいと思います」とメッセージを送った。

映画『僕だけがいない街』は丸の内ピカデリー1ほかで現在公開中。

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