大島優子が二人舞台『美幸』に挑戦 秋元康の言葉に背中を押された

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鈴木浩介(左) 大島優子(右)
鈴木浩介(左) 大島優子(右)
  • 鈴木おさむ(左) 鈴木浩介(中) 大島優子(右)
  • 大島優子
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2月10日、5月に公演予定の大島優子と鈴木浩介の二人芝居『美幸-アンコンディショナルラブ-』の制作発表が、ホテルニューオータニで行われ、出演者の2人と作・演出の鈴木おさむが登壇した。

本作は放送作家の鈴木おさむ氏によるオリジナル作品で、学生時代にイジメにあい心が歪んでしまった女性・美幸が、会社で出会った雄星に自分の過去と同じ境遇を感じ、次第にエスカレートする愛情が、やがて彼の周りの人々への復讐へと突き進んでゆく。

タイトルロールである”美幸”を演じる大島優子さんは、本作に出演することになった経緯を「舞台は以前からやってみたかったのですが、舞台に立つ恐怖のほうが大きかった。オファーを戴いて二人芝居ということで台詞の分量も出番も多いし、自分に出来るのかどうか不安でしたが、秋元康さんからかつて”無理をしろ。自分に負荷をかけないと人は成長しない”と言われたことを思い出して、受けることにした」と明かした。

作品の中では”衝撃的”という2文字・3文字の言葉が大島さんの口から飛び出すといい「文字を目にしたことはあっても、口にしたことはない言葉ばっかり。自分自身の口からそれが発せられたときにどういう化学反応が生まれるのか楽しみ。ぜひ舞台へ確認しに来て欲しい」とアピールした。

美幸のあこがれの存在である雄星をはじめ、男性登場人物5人を演じ分けるという鈴木浩介さんは「役者としての引き出しに行き詰まっているところなので、鈴木おさむさんに引き出して欲しい」と挨拶して場を沸かせた。さらに大島さんが役作りについて「恋愛については浩介さんに教えていただこうと思います」と笑うと「じゃ、教えます!」と張り切って答えていた。

また、音楽をPerfumeをはじめ、数多くのトップアーティストのプロデュースなどでも知られる中田ヤスタカさんが、本作のために新曲を書き下ろしをすることも話題となりそうだ。

鈴木おさむ劇場『美幸-アンコンディショナルラブ-』は、東京公演が下北沢・本多劇場で5月12日(木)~24日(火)、大阪公演がサンケイホールブリーゼで5月27日(金)~30日(月)、チケットは2月20日(土)より各プレイガイドで発売される。

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