「リアル鬼ごっこ」がトリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜のトリプルヒロインで映画化決定! 今度のターゲットは“全国のJK(女子高生)”
2月9日、“全国の佐藤さんが鬼に殺される”という小説「リアル鬼ごっこ」が2001年に誕生。2008年には映画化、2013年にはドラマ化までされたが、今度は園子温監督がオリジナル脚本で「リアル鬼ごっこ」を映画化することがわかった。
今回、トリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜のトリプルヒロインが、佐藤さんではなく、“全国のJK(女子高生)”が狙われるという・・・。
トリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜の3人が女子高生相手にどんなアクションを繰り広げるのかが注目だ。
キャスト陣・監督・プロデューサーからコメントが届いたので紹介する。
<トリンドル玲奈 コメント>
Q.「リアル鬼ごっこ」の主演が決まったときの感想
はじめにこのお話をいただいたときは率直に私でいいのかな?と思いました。ですが、選んでいただいたことがとても嬉しかったですし、監督をはじめ皆さまの納得のいく主人公になりたいという気持ち、ただそれだけです。
Q.実際に撮影で園監督とお仕事された感想
緊張の毎日です!ですが、監督の演技指導はわかりやすくて、勉強になります。一見怖そうに見えがちですが、お話ししていてもちゃんと微笑んでくれるので安心しています(笑)。空き時間には色々なお話をしてくださいます。つい最近は、魔女や吸血鬼のお話を!
<篠田麻里子 コメント>
Q.「リアル鬼ごっこ」の主演が決まったときの感想
最初にお話を聞いたとき、思わず「私ですか?」と聞いてしまったぐらい驚きましたが、本当にうれしかったです。アクション映画をいつかやってみたくて、個人的にキックボクシングを習いにいっていたくらいなので、今回3人の中でも逃げるだけでなく、自ら戦っていくヒロインができることもとても嬉しく思っています。ワクワクしすぎて、決まった時から、早く誰かに言いたくて言いたくてしかたありませんでした。
Q.実際に撮影で園監督とお仕事された感想
すごく怖いと思っていてかなりビビッていたのですが、とてもよくしていただいています。園監督に指導していただいていること自体が素晴らしいことなのだと、この作品に関われる幸せを、日々噛みしめています。
<真野恵里菜 コメント>
Q.「リアル鬼ごっこ」の主演が決まったときの感想
元々ある「リアル鬼ごっこ」を見たことがあったのですが、とても怖くて、あまり直視できなかったことがとても記憶に残っています。そんな作品に自分が出演するということで、ちょっと怖さもあり、でもどうやって撮影するのか楽しみで、観てくださる方々に、恐怖も楽しんでいただけるよう頑張ろうという気持ちでした。
Q.実際に撮影で園監督とお仕事された感想
園組作品に入ると、現場の空気で「あ、園組だ!!」とすごく感じます。現場は何が起こるかわからないスリル感があって毎回ドキドキしてとても楽しいです。ただ、正直今回の撮影が、今までで一番過酷でした。
<園子温監督 コメント>
「リアル鬼ごっこ」というタイトルにインスパイアされ、前からやりたかったこと、企画が途中で中断し結実しなかった作品のプロットを2つ3つ導入し、脚本を書きました。今、連続して、『ラブ&ピース』『ひそひそ星』と、オリジナルを作っていて、この作品もオリジナルストーリーとして3本目になりますが、前2本とも僕のファンが期待しているようなグロテスクな作品ではないので、そういう意味では、この作品はみんなが僕に求めているもの、期待している園子温作品を久々に出せると思います。
トリプルヒロインの3人とも、みなさんが思っている、例えば「トリンドルさんだったらこうでしょ」という像は破壊され、新鮮な新しい彼女達が見えるかと思います。彼女達にとっても今後、役どころが増えていくような幅の広がりが日々見えています。できあがった人とできあがっている芝居を再確認するよりも、みんなが知らない人を発掘して驚かせたり、今までよく知っている人なんだけどまったく違うイメージで驚かせるという方が楽しくて、彼女たち3人は今そんな感じです。
<谷島正之プロデューサー コメント>
いま始まる、園子温による、まったく新しい“リアルな鬼ごっこ”とは?
200万部を超える原作から映画は5作品も作られ、そしてTVドラマと、あらゆるメディアを移り変わり、駆け抜けて行った「リアル鬼ごっこ」。本作は単なるリブート企画ではありません。まったく新しい、オリジナルなリアル鬼ごっこを作りたかった。だから園子温監督を招いた訳です。彼の思い描く“リアルな鬼ごっこ”、それはどんな映画なのか?ラストで明かされるベストセラー小説「リアル鬼ごっこ」との奇妙な接点とは?
もともとこのシリーズは、不条理な理由で鬼から“逃げる”物語。なので“走る”映像がポイントになります。ただ、カッコよく走る映像だけでは、観客は飽きてしまう。なぜ走っているのか?何を抱えて走らなくてはならないのか?という、走るという感情、“感情が伴った走るシーン”を撮れる監督という事で、園子温にアプローチしました。彼の映画は、つねに走ります。そこには理由があり、感情があり、物語があります。本作は全編“走り続ける”映画なので、彼の映画に毎回現れるような躍動するシーンが飛び出す事に期待しました。
観客の想像を裏切り、期待を上回る、それが映画だと思ってつねに製作していますが、園子温は撮影の時点から、毎日目の前でそれが起こっています。
現場で、その空間のトーンやリズムにインスパイアされ、まさにライヴで刺激を受けたことによって、監督の頭の中で“何か”がどんどん増長していく、それは想像を遥かに超えるフレームや動き、映像が産れてくる瞬間です。
本作は、登場人物全員女性。女性しか出てこない日本映画では初めての映画。『戦場のメリークリスマス』の逆です。それを演じるメインキャストの三人は、園作品らしからぬキャスティング。この映画の新しさであり面白さだと思っています。元アイドルだったり、モデルだったり、これからまさしく“女優”に向かおうという次のステップに踏み込む瞬間に立っている、自身がある種の興奮を抱えているキャストをあえて選びました。女優への興奮が、ハードな現場と内容に炸裂しています。彼女たち自身も想像できなかった毎日の連続です。
映画「リアル鬼ごっこ」は7月11日(土) 全国ロードショー!
映画「リアル鬼ごっこ」
監督・脚本:園子温
原作:山田悠介「リアル鬼ごっこ」(幻冬舎文庫・文芸社刊)
出演:トリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜
企画プロデュース:柴田一成
プロデューサー:谷島正之、稲垣竜一郎、大野貴裕
製作:NBCユニバーサル・エンターテイメント、高尾、松竹、アスミック・エース
制作:セディック ドゥ
配給:松竹、アスミック・エース
(C)2015「リアル鬼ごっこ」フィルムコミッティ
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