タレントの宮田愛萌が、写真展「#6E0304」を、本日11月22日と明日23日の2日間にわたり、東京・表参道のAQspaceで開催している。これに先立ち、メディア向け囲み取材と事前取材会が昨日11月21日に同会場で実施された。
本写真展は、宮田愛萌さんの写真集制作プロジェクト「#6E0304」の一環として行われるものである。このプロジェクトは、宮田さんの写真集を月額制で”毎月”自宅に届けるサービスで、使用される写真はすべて撮り下ろしだ。デジタルでは味わえない紙の写真集ならではの質感や特別感を大切にし、月ごとに異なる魅力が詰まった作品を提供している。
今回の写真展について宮田さんは、「第2弾です。これまでのピクチャーブック3冊分の内容を展示していて、毎号コンセプトが違うので、全く違った雰囲気を楽しんでいただけると思います」と紹介した。特にスケールアップした点として、「茨城に行ってロケで撮ったので、海に行ったり、遊園地に行ったり、大きなスタジオで撮ったりもしました。前回はこんな森みたいなところで撮ることはなかったので、そこが特色かな」と語り、屋外ロケの増加が表現の幅を広げたことを強調した。
作品制作におけるストーリー性については、「前回の経験を経て、『もっとこうしたい』という意見を出し合って、ロケに行こうと決めました。全体を通してのストーリーをしっかり作り込んだわけではないですが、このシーンならこういう感じでやりたい、という雰囲気をカメラマンの飯田さんと話し合いながら作っていきました」と明かした。中には、宮田さん自身が「わけわかんない写真も撮りたいです」とリクエストしたという、石を持っていたり、花にロザリオをあしらったりするユニークな作品も含まれている。
前回の写真展では、宮田さん自身が会場に滞在した際に、ファンから直接「この写真が好き」といった感想を聞けたことが大きな喜びであったと振り返る。「毎月アンケートで『このページが良かった』と聞くことはあるんですけど、大きい写真を見ながら直接感想をもらえるのはすごく嬉しかったので、今回もそういう声が聞けたらいいな」と、ファンとの交流を心待ちにしている様子だ。展示の工夫についても言及し、「今回吊るしてある展示が珍しいですし、名古屋とのコラボコーナーも作りました。前回は机の上に置いていたのですが、今回は壁に貼ったり、全体がおしゃれな女の子の部屋みたいで気に入っています」と笑顔を見せた。
特に目を引くのは、写真の上にデコレーションが重ねられた作品である。これについて宮田さんは「名古屋とのコラボレーション企画で、『クリエイティブ』な作品になってます」と説明した。飯田カメラマンのアイデアから生まれたもので、飯田氏が以前から写真に手を加える試みをしており、それを宮田さんの作品にも取り入れたという。手描きなどのため一点もので「めちゃめちゃ価値があるもの」だと語り、ファンも実際に体験できる展示があることを紹介した。宮田さん自身も以前体験し、飯田氏からのアイデアを受けて「GO」と制作を後押ししたエピソードも披露。「実物を見るのと画像で見るのとでは全然違うので、ぜひ会場で温かさや立体感を体感してほしいです」と作品への思いを語った。
企画の発表後、ファンからは「絶対買うね」「買うね」といった温かい声が届いたという。しかし、この企画が始まったことで、自身が「ファースト写真集」と呼んでいた別の企画との位置付けに変化が生まれ、「これ、写真集じゃなかったんだ」とファンに言われることもあったと笑いながら明かした。「厳密には写真集ではないので、『写真集のサブスク』という表現を使っていますが、この“違い”も楽しんでほしいです」とファンにメッセージを送った。さらに、今回はあとがきを企画に関わったスタッフ全員が執筆しており、宮田さんの母親も参加しているという。「誰が何を書いてるのかは秘密にしてもらって、本になってから読もうと思って楽しみにしていたんです。噂によるとめちゃめちゃ面白いらしいですよ」と、期待を膨らませた。
撮影中のエピソードとして、遊園地では「これ、どうしても乗りたいです」とリクエストした乗り物に乗せてもらったことや、休憩中に本当に寝ている姿を撮られたりするなど、普段の「素」の表情が多く収められていることを紹介した。また、海での撮影では、事前に「虫はいない」と聞いていたにもかかわらず、足元にたくさんの虫がいたことに「いるんですけどー!」と地団駄を踏みながらも撮影に臨んだという、忘れられないハプニングを語った。
2023年を振り返り、「健康のことをずっと考えてた1年でした」と語る宮田さん。ジム通いを始めて1年が経ち、自身が筋肉のつきにくい体質だと判明したことや、体重を増やそうと努力したこと、さらにはヘルニアを経験し腕が動かなくなったことなど、具体的なエピソードを明かした。「20代後半ってこんなに健康のこと考えなきゃいけないんだ、ともっと先だと思ってたので、自分の肉体や食生活について深く向き合った年でした」と述懐した。
普段のSNS発信についても意識の変化があった。「以前は自分の写真をInstagramに載せるのが恥ずかしかったのですが、この企画で多くの写真を撮られるようになってから、『もっと自分の写真載せなきゃ』『オフショットを載せよう』と考えるようになりました」と明かした。企画初期には自撮りが少なかったのだが、ファンからの声に応える形で、今では全ての衣装で「自撮りします!」と宣言し、積極的に撮影するようになったという。さらに、加工についても変化があり、以前はデフォルトで加工していたものが、今では「顔の加工ほぼゼロです」と、自身の心境の変化を語った。
前の記事へ 次の記事へAKB48 21期研究⽣がお披露目 板野友美・渡辺⿇友・倉野尾成美…憧れの先輩を明かす
2025年12月05日小栗有以、1stフォト&スタイルブック『AB型の左利き』が 本日5日発売
2025年12月05日FRUITS ZIPPER、高橋文哉と初のWタッグ はるやま『褒められスーツ』でフレッシャーズ応援「背中押せたら嬉し...
2025年12月05日志田こはくのコメディエンヌぶりが光る 舞台『ロボコォォォン!-ROBOT COOONTEST!-』が4日開幕
2025年12月04日乃木坂46 佐藤璃果、ヒロイン役を「ツンツンの部分もかわいいなと思いながら演じています」舞台『ロボコォ...
2025年12月03日私立恵比寿中学 桜木心菜、豊満なバストに思わずドキッと… 2nd写真集より珠玉のアザーカットを公開
2025年12月03日篠崎愛、気品と余韻が響き合う瞬間… 「別冊ヤングチャンピオン」表紙登場
2025年12月03日小森香乃、舞台『Starting Over』でコメディに初挑戦
2025年12月03日【星名美怜インタビュー】15年目のソロアーティストデビュー「自分が想像していた1年後とははるかに違う場所...
2025年12月03日#ババババンビ 小鳥遊るい、三重・鳥羽警察署の一日警察署長に就任「自然と背筋が伸びました」
2025年12月03日






















