HKT48、新曲『半袖天使』発売日にミニライブ 初センター・地頭江音々「最強のサマーチューン」

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アイドルグループ「HKT48」が23日、19枚目のシングル『半袖天使』の発売を記念して東京・お台場のダイバーシティ東京プラザで記念ミニライブを開催した。本作で初のセンターを務め、先日グループからの卒業を発表した4期生の地頭江音々をはじめ、選抜メンバーが出演し、表題曲など全6曲を披露した。

新曲『半袖天使』は夏の恋と青春のときめきを表現したポップチューン。通学時間や初恋の甘酸っぱい思い出が蘇りそうな一曲で、キラキラした夏のエネルギーと初々しさを、地頭江音々の初センター&フレッシュな選抜で彩った、

ステージでは、センターの地頭江に加え、新たに選抜入りした6期生の猪原絆愛と3期生の山内祐奈らがフレッシュなパフォーマンスを繰り広げた。

発売日当日、会場となったダイバーシティ東京プラザのフェスティバル広場には、多くのファンが詰めかけ、開演前から熱気に包まれていた。オープニングSEが鳴り響き、メンバーが登場すると、会場のボルテージは一気に最高潮へ。この日、初披露となるフルバージョンの『半袖天使』でミニライブは幕を開けた。イベントが始まった夕暮れ時には心地よい風も吹き始め、メンバーが「夕日も落ちてきて、すごく気持ちよくなってきましたね」と話すなど、屋外ライブに最適なコンディションの中、パフォーマンスが繰り広げられた。

最初のMCでは、センターの地頭江が「HKT48は飛びっきりの夏が似合うグループだと思っているんですけど、そんな私たちに今年の夏、最強のサマーチューンが来たと思っていて。この『半袖天使』でHKTの底力を見せつけられたらいいなと思うので、みなさんぜひ私たちについて来てください!」と力強く宣言した。

ここで5期生の竹本くるみが、新センターの意外な一面を暴露。「センターのねねさんが踊ってる最中によくしてらっしゃる行動がありまして、私、見つけてしまったんですよ」と切り出すと、竹本は身振りを交えながら「イントロとかに『トゥルル トゥルル トゥー…んーっ!』て、あの、目を、つぼめられるんですよ!」と再現。可愛すぎる行動に攻撃的な衝動を覚えてしまう“キュートアグレッション”が起きたと明かし、会場の笑いを誘った。

『夏の防波堤』など夏らしい楽曲で会場を盛り上げた後、後半のMCでは初選抜のメンバーらがマイクを握った。6期生の猪原は「私はこの夏で中学3年生、最後の夏休みなんですよ。なので、夏休み史上一番素敵な思い出が皆さんと作れてすごく嬉しいです!」と笑顔を弾けさせた。

続いて、加入12年目にして悲願の初選抜入りを果たした3期生の山内は、感極まった様子で言葉を詰まらせながら想いを語った。「HKT48に入って12年目で、初めて選抜に入ることができました」と話し始めると、会場からは温かい拍手と「ゆうなー!」という声援が飛んだ。初選抜までの日数が「4281日」であったことを明かし、「今まで悔しいこと、悲しいこと、いっぱいあったんですけど、頑張ってきた分、無駄ではなかったと思うので、一生懸命『半袖天使』を盛り上げていけるように頑張りたいなって思います」と涙ながらに決意を語ると、会場はこの日一番の感動と拍手に包まれた。

この日は、センターを務める地頭江にとっても特別なステージとなった。今月6日にグループからの卒業を発表したばかりであり、このシングルが最後の参加シングルとなるためだ。地頭江はMC中、ファンからの温かい声援に何度も笑顔で応え、一瞬一瞬を噛みしめるようにパフォーマンスを披露していた。

最後に地頭江さんが「みなさん、最後は大きな声でコールできますかー!」「もっともっと盛り上がっていけますかー!」と堂々とファンを煽り、再び『半袖天使』を披露。会場の熱気は最高潮のまま、ミニライブは幕を閉じた。

この日のステージには、地頭江、猪原、山内のほか、井澤美優、石橋颯、市村愛里、今村麻莉愛、江口心々華、栗原紗英、栗山梨奈、渋井美奈、竹本くるみ、梁瀬鈴雅、江浦優香、龍頭綺音ら選抜メンバーが出演した。

なお、同シングルにはカップリング曲も収録されており、共通カップリング曲で田中伊桜莉が、その他のカップリング曲で北川陽彩、石松結菜がそれぞれセンターを務めている。

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