【SUPER☆GiRLS 6期新メンバーインタビュー】ドキドキの初ライブ、まったく緊張しなかったのは誰だ?
アイドルグループ・SUPER☆GiRLSに今年から6期メンバー5人が新加入。今回その中から鎌田彩樺さん(19歳)、柏綾菜さん(17歳)、河村果歩さん(15歳)、櫻井陽夏さん(15歳)の4人が登場、それぞれアイドルを志したきっかけや、ドキドキの初ライブを振り返ってもらった。
--みなさんがもともとアイドルを志したきっかけは?
鎌田彩樺「私は生まれたときからアイドルになりたかったです! アイドルを目指して芸能界に入ったといってもおかしくないくらいです。小学生の頃にはAKB48の前田敦子さんに憧れていて、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で“階段落ちシーン集”というのを見て、“セットの階段ってこんな感じなんだ、自分も降りてみたい、この階段!”と思っていました。その後、アイドルへの道も考えながらでしたが、グループで舞台や演技を中心に活動させていただいていました」
--舞台活動中心で、演劇中に歌やタップダンスなどを披露するグループでしたね。
鎌田「はい。その活動を経験して、やっぱり歌って踊るというのが自分にとって一番キラキラした時間だなと感じて、卒業してからも舞台は続けさせていただいていたんですけど、なかなかアイドル活動につながることがなくて半分あきらめかけていたんです。そんななか、昨年CMのお仕事をさせていただいて、いろんな方に「アイドルになりたい」という話をしたり、CMでご一緒した乃木坂46の遠藤さくらさんからお話を聞いたりする中で、“ああ、やっぱりアイドルはいいな”と改めて思い、“アイドルになりたい!”と強く思い始めたところ、このスパガのオーディションに出合いました。改めてスパガのライブ動画を見て研究して、“これはもう受けるしかない!”と思いました。私にとってラストチャンスだと思って、それまでにないくらいに大きな覚悟で受けたオーディションでした。合格できたときは、以前のマネージャーさんからも『本当におめでとう!』『スパガってすごいね!』と言っていただけたのが本当に嬉しかったです!」
柏綾菜「私はもともと小学校3年生から7年間アイドル活動をしていて、その頃に(現SUPER☆GiRLSリーダーの)阿部夢梨さんが当時所属していた“トーキョー夢ぴよ組”というグループの見学をしに行ったことがあったんです。そこで夢梨さんを知って、その後スパガも知ってどんどんはまっていって、“ああ、私もスパガのメンバーになりたいな”と思うようになって、オーディションを受けました」
--どんなアイドルグループでもいいということではなくて……
柏「はい! スパガになりたい!と思いました」
--河村さんはこれまでも“ニコラモデル”や“おはガール”など多彩な活躍を見せていますが、グループ入りはスタッフさんから勧められる形で?
河村果歩「いえ、私からオーディションを受けたいと言いました。AKB48の渡辺麻友さんが大好きで、そこからアイドルを見るようになって、“アイドルが好き!”“自分もアイドルになりたい!”という気持ちが高まっていきました」
--今アイドルを目指す子って、AKB48黄金世代チルドレンなんですね。前田敦子さんや渡辺麻友さんとか。そんな河村さんが芸能活動を始めたきっかけって?
河村「初めてが小学2年生で、モデルを経験させてもらって、でもその頃はあまり本格的にはやってなくて。事務所でレッスンをきちんと受けて、オーディションを受けるようになって、ちゃんと芸能活動を始めたのは小6からですね」
--大体3年くらいで、とんとん拍子で。特にこの1年の躍進は素晴らしい。
河村「急にどぼーんときちゃって私もびっくりしています!」
--“どぼーんと”って(笑)。櫻井さんはこの4人の中でも特に仕事の経験が豊富ですね。北海道出身ですが、始めた当時は地元で芸能活動を?
櫻井「はい。北海道のアクターズスタジオに通っていて、5歳くらいから小5くらいまでいろいろなCMに出させていただいていました」
--子供服モデルとか?
櫻井「そうです。いろんなことをやっていました」
--アイドル活動はいつ頃から意識し始めましたか?
櫻井「6歳の頃にスクールで歌のレッスンを始めて、ライブ活動もあったんですよ。そのときに人前で最初に歌ったのがアイドル曲で、それが楽しくて“人前で歌ったらこんな気持ちになるんだ”“だからこういう元気なパフォーマンスができるんだ”と、いろいろとアイドルについて意識し始めたのがその頃でした」
--6歳の頃!
櫻井「はい。でもその頃は、今思えばただの憧れくらいだなという感じだったんですけど、そのあとダンスと歌を本気でやりたくなって、ダンス&ボーカルユニットを目指し必死に頑張っていました。今回スパガのオーディションを勧めていただいて、私はエイベックスが好きで、エイベックスで活躍するアーティストになりたいと思っていたし、大好きな歌とダンスを本格的にできると思ってチャレンジさせていただきました。オーディションをきっかけに改めてアイドルを研究するようになって、“アイドルって沼が深いな”と思いました」
--それは観るほうとして?(笑)
櫻井「はい!」
--メンバーになる前のスパガのイメージは?
鎌田「本当に明るく元気で可愛くて、“ザ・アイドル”“王道のアイドル”のイメージですね」
--気になっていたメンバーは?
鎌田「(浅川)梨奈さんです!めちゃくちゃ可愛い”と思って調べるとスパガのメンバーで、以前からインスタグラムでフォローしていたので、“えっ!?”て。個人から入ってグループを知る感じでした」
--実はこの人もスパガだったんだって。
鎌田「そうです」
櫻井「私も浅川さんは最初スパガだと知らずに、映画とかを観てて、“声可愛い、顔かわいい”と思っていたら、実はスパガのメンバーだったことがわかって。演技が上手すぎて、女優さんをメインでやっている方かなと思っていました」
河村「私は樋口なづなさんが大好き! オーディションを受けることになってスパガを深掘りしたのですが、『はじまりエール』のパフォーマンス動画を観て、樋口さんのパフォーマンスに惹かれました」
--先日卒業された樋口さんとは、ちょうど入れ替わりになりましたね。
河村「カラーは引き継がせていただきました。恐縮でございます」
--最後にステージで共演はできたんですね。
河村「『みらくるが止まンないっ!』で一緒にステージに立つことができて嬉しかったです」
--そんな2月の初ライブ、やはり緊張は大きかった?
鎌田「本当に緊張しました! 実感がいつまで経っても湧かなくて……。自分にとって夢すぎるものだったので。“なれたらいいな”じゃなくて、“なる!”と決めて、それくらいの強い気持ちでオーディションに臨んだので、はじめてのステージは本当に本当に緊張でした。リハーサルの段階から“これで完璧”と思えていたわけではなかったので、そんな状態の中での初めてのライブは、“ああ6章じゃなくて、今までのスパガがよかったな”とか思われたら本当にどうしようと。第1部では先輩方が素晴らしいパフォーマンスをされていて、それを私たちが引き継いでいかないといけないなという思いで、私たちの初ワンマンのステージである第2部では頑張らせていただきました」
--ずっと憧れていた光景を経験してみて?
鎌田「緊張しすぎて、高まりすぎて、もう1曲目から疲れちゃって、息をする場所がわからなくなったくらいで、普段やってないことをやっちゃたりだとか……」
--楽しんだ、というより、もういっぱいいっぱいな?
鎌田「はい、もうただ必死にパフォーマンスをしていました」
--憧れていた世界を楽しんで噛み締める感じはなく?
鎌田「はい、初ワンマンライブのときはまだなくって。この間の対バンで声出しライブを体験させてもらったときに、“はぁー、自分はスパガのメンバーなんだ!”と初めて実感できました」
櫻井「オーディションでの映像が事前に公開されていて、“誰々に受かってほしい”というコメントも見ていたし、候補者が多くいる中、ファンの方がどんな反応をするのか本当にわからなくて不安だったんですけど、出たときにとてもあったかい反応で安心しました。ステージに上がったら笑顔で受け止めてくれて嬉しかったです。楽しんでくれて……。だけど私もいっぱいいっぱいで息の仕方を忘れていました(笑)」
柏「袖で待機しているときにずっと手汗が止まらなかったです。同い年で先輩の(田中)想ちゃんが『頑張れ!』って言ってくれて。それで“頑張るしかない!”と思って。でもお客さんは誰が出てくるのかドキドキという感じで観てるから、もし自分が出ていったとき大ブーイングだったらどうしようとか……」
(一同爆笑)
柏「でもステージにあがったら、みなさん盛り上がってくれて、笑顔で見守ってくれたからホッとしました」
--想さんとは同い年なんですね。
柏「そうなんです!」
--年上の後輩の鎌田さんは、想さんに対してやっぱり敬語なの?
鎌田「はい。“想さん”呼びで敬語になっちゃいます! 想さんを見ていて、年下だなんて本当に感じないんです。“はぁ先輩のお姉さん”という感じで」
--でも今はまだ加入直後だからだけど、スパガの場合、わりと先輩後輩の壁はあまりないイメージです。
鎌田「先輩方は『タメ口でいいよ』って言ってくださるんですけど、今はまだ敬語になるよね?」
柏「まだ緊張でそうなっちゃうね」
--5期メンバーの萩田帆風さんとか加入して直後からタメ口だった気がしますが、6期はしばらくは敬語になりそう?
鎌田「そうですね。この間も『ごはん行こう』って言ってもらったりして、『行こう行こう』という感じではなくて、『えーっ、行きたいです、もちろん!』という反応になっちゃいまし。スキル的にもまだまだ追いつけていないから、今のところ敬語は抜けないですね。これからたくさんお話する中でどうなっていくのか楽しみだなと思います。もっといろんなお話がしたいです」
--ほかのメンバーに比べて、実戦経験が豊富そうな河村さん、初ライブでは?
河村「経験があるほうなんですかね。私は緊張はしなかったです。私だけあまり緊張しなかったらしくて……」
--もともと番組のイベントなどで人前に出るときも緊張はしなかった?
河村「しなかったですね。今回もドキドキワクワクみたいな感じで、一人だけ『イェーイ!』という気分でした(笑)」
--その場を楽しめた、という感じで?
河村「はい! いつもおしゃべりなあやち(鎌田)とかがめっちゃ静かなのが面白すぎて(笑)、“みんな緊張してるぅー”と思いながら見ていました(笑)」
--あっけらかんとしていて、怖いもの知らずな感じで面白いですね。ワンマンライブでは新メンバーも全曲参加したんですか?
鎌田「第2部は全曲に参加しました。第1部のお披露目ライブは緊張もあったんですけど、2部はもう“やばいやばい”って緊張を超えて不安が大きかったです。気が気じゃなかったです」
櫻井「私は北海道で10年間ライブ活動をやってきたんですけど、当時と比べてお客さんの人数が全然違って、また新しい環境の中でのライブなので、より緊張しました」
河村「私は直前になったら、“もうやっちゃおう!”というマイペースな性格が出ました」
--それにしても第2部のライブ用に新たに十何曲も歌と振りを覚えるのが大変だったかも。
鎌田「歌とダンスだけでなくフォーメーションも覚えなければならなくて。先輩たちはしっかり入っているので、自分たちが迷惑かけちゃいけないといろいろ考えすぎると、頭が回んなくなっちゃって、普段ならできることもできなくなってしまったこともありました」
河村「6期は経験者が多くて、ダンスを長くやっていたりだとか、アイドル経験者とか。私だけ唯一ほぼ未経験で、歌のレッスンは4回くらいしか受けたことがなくて、ダンスも地元でゆるーくやってたくらい。趣味で踊ってた人がいきなりグループに入ってしまった感じで、“えっ、どうやって覚えるんですか?”みたいな(笑)」
--歌はおはガールでも……。
河村「そうですね。でも取り掛かったのはスパガの歌が先だったんです」
--その6期の初音源化曲『蒼い炎!!!!!!』が4月26日に配信リリースされます。初レコーディングはいかがでしたか?
櫻井「ああ、見たことあるこのマイク! これで声通るのかなと思ってたら、ちゃんと通ってました(笑)。私すごく緊張しぃで、何事にも緊張して、“ああ緊張する〜”って(ブースに)入っていったんですけど、スタッフの方たちがとても優しくて! 最初だったのですごく緊張していたんですけど、『いいよいいよ』って盛り上げてくださったので、楽しくできました」
--櫻井さんは、緊張するとおしゃべりになるタイプなのかも。
櫻井「そうかな。でも、そういえば“緊張する緊張する”って言ってますね」
鎌田「おんなんじことを何度も繰り返してます。ずっと言ってる、みたいな(笑)」
櫻井「声に出さないと、頭の中がボーン!となりそうで」
--河村さんはとってもマイペース?
河村「(爆笑)そうですね、自由気ままにやらせてもらってます(笑)」
--先輩メンバーに誰が最初にタメ口で話すかって、河村さんのような気がする。
河村「私かなぁ(笑)」
鎌田「はぶち(羽渕花恋)っぽくない?」
河村「あー!」
鎌田「今日参加していないメンバーなんですけど、自然に話してそう(笑)」
--そういうフランクなタイプ?
鎌田「初めて先輩とのリハーサルに合流したとき、私たち6期メンバーもお互い初めて会ったんです。花恋は私より6歳下なんですけど、みんなは“彩樺ちゃん”とか“あやち”とか呼んでくれる中、“ねぇねぇ彩樺さぁ”って感じだったから(笑)」
--鎌田さんは一番年上で、リーダーというわけじゃないけどまとめ役的な?
河村「お姉ちゃん的な存在です」
--たとえば新メンバーでスタッフさんと話すときなど、中心になって話すような。
3人「そうですね」
柏「おしゃべりです(笑)」
--そのうち、ステージで次のライブの告知など大事なことを話す係になりそうですね。
鎌田「私、そういうの久しくやっていなくて、小学校のときは頭良くてしっかりしていたんですけど、その後はふわふわと周りに助けてもらうようなタイプで。前のグループでも一応リーダーをやっていたんですけど、同期が一人もいなくなって自分以外全員年下だったので、さすがにこれは私がしっかりしなきゃと思っていました」
--柏さんはどんなキャラクター?
櫻井「不思議ちゃん?(笑)」
鎌田「いろんな引き出し持ってます。何を言い出すかわからないような(笑)」
--最後に改めて、新曲『蒼い炎!!!!!!』について聴きどころをお願いできますか。
鎌田「私たちのデビュー曲! 今までのスパガって、明るくて、可愛くて、元気で、というイメージの楽曲が多かったと思うんですけど、この曲は情熱的な感じで、振りも“しなやかさ”がポイントになっています! 今までのスパガとは違うイメージの楽曲で、一人一人の魅せ方が大事になってくる楽曲です。タイトルに「!」が6つついているんですよ。これは第6章の6個ということで、“これが第6章の始まりなんだ!”と。私たちがオーディションなどで持った強い気持ちも歌詞に表れているなと思うので、そこにも注目していただきたいなと思います!」
SUPER☆GiRLS
2010年に行われた『avex アイドルオーディション 2010』のファイナリストを中心に結成。同年にアルバム『超絶少女』でメジャーデビューした。以降、メンバーチェンジを繰り返しながら進化を続ける。2021年6月に阿部夢梨が6代目リーダーに就任。今年2月で長尾しおり、金澤有希、樋口なづなの3人が卒業。“第6章”メンバー5人が新たに加入しスタートをきった。
鎌田彩樺(かまた あやか)2003年4月29日生まれ、広島県出身。CM出演や、舞台など数多く演技の経験あり。
柏 綾菜(かしわ あやな)2005年7月20日生まれ、埼玉県出身。モデルとしてもCMや広告で活躍。
河村果歩(かわむら かほ)2007年6月17日生まれ、岐阜県出身。第23回「ニコラモデルオーディション」でグランプリ受賞。2019年より同誌専属モデルに。2022年よりテレビ東京系『おはスタ』に“おはガール”として出演。
櫻井陽夏(さくらい ひなた)2007年7月6日生まれ、北海道出身。地元・北海道にてCM、広告、イベントなど幅広く活躍。
前の記事へ 次の記事へ関連動画を観る
-
TOKYO IDOL FESTIVAL 2022~SMILE GARDEN
8月5日6日7日にお台場周辺にて行われた「TOKYO IDOL FESTIVAL 2022」の象徴的ステージ「SMILEGARDEN」を特集!
-
@JAM2021~SUPER LIVE~後編
日本のポップカルチャーを紹介する音楽イベント@JAM。その本丸となる@JAM2021が5月29日30日の2日間、ZeppDiverCity(TOKYO)で開催!
-
@JAM ONLINE FESTIVAL 2020~Purpleステージ 2
毎年8月末に開催されているアイドルの大博覧会「@JAMEXPO」。今年は横浜アリーナでの開催を見送り代替えフェスとしてオンラインフェスを開催。
-
@JAM 2019~SUPER LIVE~前編
日本のポップカルチャーを紹介する音楽イベント@JAM。その本丸となる@JAM2019が5月25日26日の2日間、ZeppDiverCity(TOKYO)で開催!
SUPER☆GiRLSが話題の「1年分プレゼント企画」を実施 「FNS歌謡祭」出演を目指し奮闘中
2024年11月18日SUPER☆GiRLSが60分リアルノンストップ ライブ ハードな公演、最も運動量が多かったメンバーは?
2024年11月12日
関連ニュース
“日本一かわいい女子高生”に岡山出身のはるあさん「有名になっていろんな方から愛される人になりたい」
2024年12月03日森香澄、年末年始は胃腸のケアを意識「バランスを取るように心がけてます」
2024年12月03日鹿目凛、でんぱ組.incメンバーとしてのラスト写真集 自身最大セクシーに挑戦
2024年12月03日髙石あかり、ナチュラルな魅力あふれるアートカレンダー発売「こんなにもカメラを意識しなかった撮影は初めて」
2024年12月02日SUPER☆GiRLS 羽渕花恋、ヤンマガで初水着グラビア「高校生になった等身大の私が全力で楽しむ姿を詰め込んだ作...
2024年12月02日生駒里奈 & 志田こはく、梅棒舞台『クリス、いってきマス!!!』で共演 クリスマスファンタジーに彩り
2024年12月01日鈴木ふみ奈「寝るギリギリまで私のことを想ってほしい」14作目のカレンダーを飾ってほしい場所は…
2024年12月01日後藤真希、3年ぶりの写真集「旅を共有しているような感覚を楽しんでほしい」
2024年12月01日いぎなり東北産、パシフィコ横浜公演チケットが完売 “リベンジ”を達成
2024年11月30日Girls² 山口綺羅が華麗な“ワックダンス”を披露 UHA味覚糖コロロ新WEBムービー公開
2024年11月30日