女優の中条あやみが、フォトエッセイ 『明日へのことば』（幻冬舎）の刊行記念プレス取材会を8日、東京・SHIBUYA TSUTAYAで開催した。
デビューから 14 年、28 歳の誕生日に初めてリリースとなる書籍、ロケ場所から衣装まで自身の想いが詰まった「言葉」をテーマにした一冊となっている。彼女が今の自分をつくってきた経験、気持ちを支えてきた出来事から生まれた想いを“言葉”に託して伝えるフォトエッセイだ。
本書とタイトルに込めた思いについて中条さんは「生きてると、いいことも悪いこともいろんなことがあると思うんですけど、ほんの少しでも『ああ今日はいい日だな』って気づいていただけるきっかけになったりだとか、昨日まではいろいろあったけど『今日からは切り替えていこう』とか、この本を読んだことで明日への切り替えになったり、ちょっと明るい日になったらいいなという気持ちを込めて、自分の話ではあるんですけど、誰かにこの本を読んで元気になってもらいたいなという思いを込めて書きました」と語った。
撮影が行われたのは熊本・阿蘇。自身が選んだ撮影場所だという。壮大な自然のなかで撮り下ろした写真とともに、素の表情、素の心で綴った言葉を散りばめられている。「フォトエッセイ発売にあたりすぐに思い浮かんだのが阿蘇で、以前CMやテレビなどで観たときに、なんのよどみもなく純朴な雰囲気に、この場所ってなんだろうと気になり、清らかな場所というイメージがありました。言葉をメインにしているので、いろんな情報が入ってくるのではなく、阿蘇の壮大な自然のパワーに言葉が乗っかる形の見せ方だと、すっと入ってくるのかなと思って……」と、この場所を選んだ理由を明かした。
28歳になって、ファンの方に今言ってもらいたい言葉を問われると、「『80歳になるまで応援してるよ』『おばあちゃんになるまで応援してるよ』って言ってもらえると嬉しいです」と微笑んだ。
また30歳になるまでにやってみたいこととして、これまでいろんなところに旅行したり、やりたいことはやってきたという彼女だが、「この間、知人に20代のうちにやっておいたほうがいいことはありますかと聞いたら『バンジージャンプ』とアドバイスされたので……」とのことで、バンジージャンプやスカイダイビングをやってみようかなという気持ちになっているという。「30代になったらやろうという気持ちがわかないかもしれないので、景色のいい熊本などでやろうかなと思います」と笑顔を見せた。
前の記事へ 次の記事へ中条あやみ、今の想いを込めた『明日へのことば』発売決定 「“明日への栄養剤”になるような言葉を届けたい」
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