“美声女ユニット” elfin’、初のメンバー4人共演の主演舞台『カシオペア座の愛人』が5月上演

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「全日本美声女コンテスト」グランプリ・準グランプリを中心に結成された4人組美声女ユニット・elfin’(エルフィン)が、結成以来初となるメンバー4人全員共演の主演舞台 ブイラボミュージカルVol.7『カシオペア座の愛人』が、5月20日から品川・六行会ホールで公演されることが決定。リーダーの辻美優さんは「4人で主演舞台を務めさせていただける日が来るとは思ってもおらず、最初に聞いたときはビックリしすぎて飛び上がりました!」と驚きと喜びを表した。

両親の銀婚式にケーキを作ってあげたいと考えるホシカが働くケーキ屋『エトワール』と、無差別に殺された仲間の復讐の機会を窺う“猫目の一族”が運営するサーカス団『カシオペア座』。この全く別の二つのストーリーが運命に導かれて出会うとき、物語が一気に動き出す。「人は過去を乗り越えることはできるのか」を基軸とした友愛のミュージカルとなっている。

メンバーの花房里枝さんは「光栄な機会への感謝と、作品への責任を強く感じました。普段一緒にアーティスト活動をしているメンバーとのチームワークを作品創りに活かせたらと今から意気込んでいます」と出演への思いを熱く語った。また本作が舞台初出演となる小倉舞子さんは「ずっと舞台に出演することを憧れていました。今回初の舞台でミュージカルに挑戦させていただけるということで緊張もしていますが、それ以上に嬉しい気持ちでいっぱいです!信頼するメンバーと一緒なのでとても心強いです!」とコメント。厚地彩花さんも「ユニットメンバー4人全員で同じ舞台に立たせていただけることも、そして主演を務めさせていただけることも、人生の中でそうそうないことだと思いますので本当に光栄です!」と喜びの気持ちを語った。

劇中の世界観を問われると、辻さんは「地球ではない、遠いどこかの星。さまざまな愛が入り組んでいる物語となっています。恋愛、友愛、家族愛。だけど、異世界のはずの物語のキャラクターたちは、私たちとどこかよく似ている存在です」と印象を語り、小倉さんも「自分や周りの考えが正しいと決めつけるのではなく、相手を認めることの大切さをこの物語の中から感じました」とコメント。

本作の見どころについて厚地さんは「言葉では語りつくせない壮大な世界観だと思いました。どの一瞬も見逃してほしくないですし、実際に劇場で観ていただきたいです。生きる環境は違えど登場人物がひたむきに前へ進もうとする姿、そしてさまざまな思いがリンクする瞬間が注目ポイントです」と説明し、花房さんは「ファンタジーの中に家族の在り方が描かれていて、揺れるキャラクターたちの心情が印象的です。心温まるシーンからシリアスで予想もつかないシーンまで先の読めない展開が盛りだくさんです!バラバラで始まった二つストーリーがどのように繋がって回収されていくのか、そして多岐に渡る登場人物が過去を乗り越えられるのか。其々抱えているものや考え方が互いに共鳴し衝突し、そして想像と創造で紡いでいくストーリーに是非注目して下さい!」とアピールした。

最後に、本作への意気込みを改めて語った4人。「初めてのミュージカル、初めての主演舞台という、私には挑戦の多い公演となりますが、是非劇場に公演を見に来ていただけたら幸いです!」(辻)、「ミュージカルならではの表現でお客様に楽しんでいただけるよう、素晴らしいスタッフの皆様・キャストの方々と努めます。ケーキ屋エトワールとサーカス団カシオペア座でお逢いしま笑!」(花房)、「初舞台なのでとても緊張していますが、大切な作品として観劇後の皆様の心に残るミュージカルにできるよう頑張ります!」(小倉)、「緊張と楽しみな気持ちがどちらもありますが、物語の一部となり素敵な時間をお届けできるよう、精一杯努めさせていただきます!」(厚地)

ブイラボミュージカルVol.7『カシオペア座の愛人』は5月20日(水)~24(日)、東京・六行会ホールで上演。全9ステージ(予定)。