劇場版 『若おかみは小学生』の「大ヒット舞台挨拶」が3日、TOHOシネマズ渋谷にて行われ、主人公・おっこ(関織子)の声優を務めた小林星蘭さんと、高坂希太郎監督、音楽プロデューサーを務めた田中統英氏が登壇した。本作が先月韓国で行われた「第20回プチョン国際アニメーション映画祭」でダブル受賞したことをファンから祝福された。
「講談社青い鳥文庫」で累計発行部数300万部を誇る人気シリーズ『若おかみは小学生!』(原作:令丈ヒロ子・絵:亜沙美)。4月よりテレビ東京系にてアニメ放送され、9月に劇場版公開となった。観客からSNSを中心に大きな反響を呼んでいるほか、『君の名は。』の新海誠監督や『GANTZ』作者の奥浩哉氏、『モテキ』の久保ミツロウ氏、『ちはやふる』の末次由紀氏らクリエイターもSNSで絶賛している、
先月、韓国で開催された第20回プチョン国際アニメーション映画祭の長編部門において、2016年に受賞した『君の名は。』以来となる優秀賞(Special Distinction Prize)と観客賞(Audiences Prize) をダブル受賞に輝いた本作。
登壇した3人がそれぞれ開口一番に感謝を述べると、場内は盛大な拍手につつまれた。「こんなに長い間たくさんの方々に観ていただけてるんだなと思うと本当に嬉しいです」と感無量の表情で喜びを語った小林さんは、別の仕事場でも本作に関してよく声をかけられるとのことで、「たくさんのスタッフさんから『映画観たよ』とか『めちゃめちゃ泣いちゃった』って言っていただけたりして、(反響の高さに)びっくりしています」と笑顔でコメント。
そして多くの鑑賞者から「もう一度聞きたい!」と反響の高い劇中の挿入歌『ジンカンバンジージャンプ!』を小林さんが生披露。場内が一層盛り上がる中、田中氏は、本楽曲の制作について「通常あまりやらないやり方なのですが、まず、数名の作詞家に歌詞のモチーフをそれぞれ作っていただいて、その中から高坂監督に選んでいただきました。その後、選んだ歌詞に改めて4パターンくらいの曲を作曲家の方々に作っていただき、画に合わせて改めて監督に聴いていただいて。最終的に鳴瀬シュウヘイさんに作っていただいた本楽曲に決めました」と説明。
こうしたこだわりの背景に監督の強い歌詞へのこだわりがあったとし、高坂氏自身「この曲は、おっこが事故の影響でPTSD(心的外傷後ストレス障害)に陥ってしまうところから、いかに楽しい場面へと繋げていけるか、という重要な節目となる楽曲だった」と述懐。
こだわりはタイトルにも及び、「物語全体として、『禍福は糾える縄のごとし』や『人間万事塞翁が馬』(※どちらも、「人の運命は予測できず、一時のそれに一喜一憂しても仕方がない」といった意味)のような展開になっているので、ちょっと真面目な内容と楽しい部分を合わせたようなものにしたかった」とタイトルに込めた想いを明かした。
最後に、第20回プチョン国際アニメーション映画祭で受賞した優秀賞と観客賞のトロフィーがお披露目され、高坂監督と小林さんが代表してその重みを手に。客席から改めて盛大な拍手が贈られる中、高坂監督は「監督していて言うのも変ですが、奇跡のような本作に関わることができて、本当に良かった」と、感慨深い様子で感謝の言葉で締めくくった。
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