SKE48メンバーが愛知県警特別防犯支援官として特殊詐欺被害防止広報活動「私たちの声で1件でも被害を減らしたい」

警察用航空機（ヘリコプター）からの特殊詐欺被害防止広報の出発式にて

SKE48の野村実代、熊崎晴香、佐藤佳穂、末永桜花が愛知県警察の特別防犯支援官に就任、5月23日、4名の音声による啓発メッセージを活用した警察用航空機（ヘリコプター）からの特殊詐欺被害防止広報が開始された。

「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦～」プロジェクトチーム（略称：SOS47）は、全国で被害が相次ぐオレオレ詐欺等の特殊詐欺に関する知識や被害防止策をわかりやすく伝え、特殊詐欺被害を防止するため、2018年より、全国47都道府県警察と共に対策及び広報啓発活動を行っている。今回愛知県警察において、特別防犯支援官のSKE48メンバー4名の音声による啓発メッセージを活用した警察用航空機からの特殊詐欺被害防止広報が開始されることとなり、SKE48 熊崎晴香特別防犯支援官と末永桜花特別防犯支援官が出発式に出席した。

出発式では、SKE48 野村実代特別防犯支援官、熊崎晴香特別防犯支援官、佐藤佳穂特別防犯支援官、末永桜花特別防犯支援官の音声による啓発メッセージが紹介された。

(1)野村実代支援官による架空料金請求詐欺の注意喚起メッセージ
「パソコンがウイルスに感染した、電話でアプリの利用料金が未納であるなどの話から電子マネーを購入させる詐欺が多発しています。コンビニなどで電子マネーを購入させるのは、詐欺です。一人で考えないで警察や家族などに相談してください」

(2)熊崎晴香支援官による特殊詐欺の前兆電話に対する注意喚起メッセージ
「現在、この地域に詐欺の電話が集中しています。電話でお金の話は詐欺です。電話を切って家族や警察に相談してください」

(3)佐藤佳穂支援官による電話機の対策についての啓発メッセージ
「愛知県内で詐欺の電話が多発しています。詐欺の電話は、国際電話番号などから架かってくる場合が多いです。犯人と話さないために国際電話の利用休止を活用するようにお願いします。録音機能や警告機能のついた電話機も効果的です」

(4)末永桜花支援官による特殊詐欺被害防止についての啓発メッセージ
「愛知県内では、詐欺の被害が多発しています。電話で、お金、キャッシュカード、暗証番号、ＡＴＭの話が出たら詐欺です。電話を切って家族や警察に相談してください」

　熊崎さんから、「愛知県では、高齢者の方を中心に特殊詐欺の被害が多く発生しており、皆さんの家にも息子や警察官などをかたる電話がかかってくるかもしれません。私たちの声を聞いてもらうことで、1件でも被害を減らしたいです。特殊詐欺の電話はいつ誰にかかってくるかわかりません。人ごとだと思わずに、皆さん、注意してください」との呼び掛けがあった。

　続けて、末永さんから、「特殊詐欺には、国際電話番号からの電話や、コンビニで電子マネーを購入させる手口などもあります。私たちの声をたくさんの人に聞いてもらって、家族の間で是非話題にしてほしいです。電話で『お金』『キャッシュカード』『還付金』の話は詐欺です。不審に思ったら家族に相談してください」という呼び掛けがあった。

　最後に、県警ヘリコプター「あかつき」が、式典出席者に見送られながら離陸し、空から特殊詐欺被害防止メッセージを届け、県民に注意喚起を行った。

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