【LinQインタビュー】新メンバーが加入し新曲リリース 新8人体制は「顔面が強い! ライブが楽しく、見てるだけで幸せ!」

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LinQ (左から)森斗咲羽、有村南海、華山あかり
LinQ (左から)森斗咲羽、有村南海、華山あかり

九州発のアイドルグループ・LinQに3月から新メンバー二人が加入し、新8人体制でスタートを切った。16日には現体制初のシングル『FANTASTIC WORLD』をリリース。今回LinQ11期新メンバー二人と、次世代のエースとして期待される有村南海さんが、新曲やデビューのきっかけ、これからのLinQについて語ってくれた。

--新メンバーのお二人はGirlsNews初登場ということで、自己紹介をお願いできますか。

森斗咲羽「14歳、中学3年生の森斗咲羽です。よろしくお願いします」

華山あかり「13歳、中学2年生の華山あかりです。よろしくお願いします」

--今まで最年少だった南海さん(14歳)より年下ですね。

有村南海「はい。年下が入りました(笑)。だから最年少じゃなくなったんです。今この3人がLinQの中学生メンバーなんです」

--最年少メンバーじゃなくなって残念?

南海「でも逆に若くいこうかなと」

--誰よりも若く見えるように?

南海「はい!」

--二人が加入したきっかけは?

南海「二人はIQプロジェクト研究生から昇格審査に合格して、今年加入が決まりました」

咲羽「研究生の前にはLinQ KIDSとして活動していて、それから研究生になりました」

--子どもメンバーによるLinQの下部組織ですね。そのKIDSに加入したのは?

咲羽「6歳でした」

--6歳! あかりさんもKIDS出身?

あかり「はい。小学5年生、10歳のときに加入しました」

--じゃあ、南海さんはむしろ遅いほうだったんだ。活動を始めたのは12歳くらいからでしたっけ?

南海「はい。私は研究生期間が半年で短かったので」

--それにしても研究生期間半年でLinQ正規メンバーに昇格というのは、改めて逸材ですね。会社歴では咲羽さんのほうが先輩になるんですね?

南海「はい、そうなります(笑)」

--新メンバーの二人はもともとアイドル活動やLinQに興味を持っていた?

咲羽「私の場合はもともとは芸能活動に興味があって……」

--それは親の影響でなく、自分から?

咲羽「はい。オーディションを探していたら。『九州女オーディション』というのがあって、それを受けて、“KIDSからやってみよう”ということになりました」

--それはLinQ関連のオーディションで?

咲羽「はい」

あかり「あかりもちっちゃい頃からずっとアイドルが好きで、あるときLinQが外でライブをしていて、“なんだろう?”と思って見てみたら、めちゃくちゃ可愛くて! それがきっかけで興味を持って、IQプロジェクト(LinQが所属するアイドルプロジェクト)のオーディションがあったときに、お母ちゃんに『私もやってみたい』と相談して参加しました」

--どんなところに惹かれたの?

あかり「キャナル(キャナルシティ博多でのフリーライブ)で見たときに、一番目に入ったのが(髙木)悠未さん。誰よりも輝いていて、ずっと見ていました」

--悠未さんのどんなところを?

あかり「美人だし、歌もめちゃくちゃ上手いなと思って」

--今回念願かなって同じグループで活動できるようになりましたね。二人はすでにライブやイベントに参加しているんですか?

南海「はい。対バンライブやイベントには出ていますが、ワンマンライブでは4月のツアーが初めてとなります」

--対バンだと5曲くらいだけど、ワンマンライブとなるとかなり曲数も多くなりますね。

南海「はい。10曲以上です」

--もともと研究生時代にLinQ曲のパフォーマンスは?

あかり「あんまりなかったです」

--じゃあイチから歌や振付を覚える形で?

咲羽、あかり「はい」

--南海さんは先輩としてアドバイスを?

南海「いやいや、私もまだしっかりアドバイスできる立場じゃないので。でも私たちが新人のときに教えてもらったことを伝授できれば、と思っていて、自分自身学びになったことは教えていこうかなと思っております」

--技術もそうだし、ステージでの心構え的なことも?

南海「……とか、『あいさつはしっかりしたほうがいいよ』とか、そういうところは大事だと思うので」

--ステージに上がる前の、本当に基本的なところから?

南海「はい」

--短期間で十数曲覚えるのは大変でしょうね。南海さんは自分のときと比べて?

南海「私のときより全然できてます。私の場合、最初の頃はステージに上がるたびに『真顔だよ』って言われてたから、それを思い返すと、二人はステージでもニコニコして踊ってるし、今後が期待できる新人だなと思っています」

--2年前の自分を思い出すことも?

南海「“2年前こんなことしてたな”というのをめっちゃ思い出すし、LinQって動画を撮って振付を覚えるんですけど、私の家の座敷があって、そこで携帯置いて毎日覚えていたから、そういうのを思い出したり。とにかく今はがむしゃらに頑張ってほしいですね」

--さて今回のシングル『FANTASTIC WORLD』が二人にとってデビュー曲となりますが、初めて聴いた印象は?

あかり「めちゃめちゃ可愛くて、ファンの方も振りを真似しやすいし、めちゃめちゃ楽しい曲。めちゃめちゃ好きな曲です」

咲羽「盛り上がる曲が好きなので、すごくタイプの一曲です。ソロパートをもらえているので、最初いいのかなという気持ちもありました」

--二人はレコーディングは初めて? いや研究生時代にあった?

あかり「はい」

咲羽「二人とも研究生時代に経験しています」

--南海さんは自身のデビュー曲が初レコーディングだった?

南海「はい。レコーディングはもちろん、ステージでもマイクを持たせてもらえないない研究生だったので、初レコーディングはめっちゃワクワクしながらやっていた思い出があります」

--緊張よりもワクワク感?

南海「ワクワクのほうが大きかったです。『LinQに入ります』と言われたとき、小学6年生とかで、それから今中3になるから、これまでたくさんのことを学んできました。でもまだこれからですけど」

--今回の新曲、改めてどんな曲か紹介してもらえますか。

南海「おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい楽曲で、LinQらしく博多弁の歌詞もあるんですけど、ダンスでも博多っぽい感じを出していまして。“博多一本締め”って知ってます?」

--わかんない。

南海「飲み会終わりなどに、私たちはライブ終わり、物販終わりにみんなでやっているんですけど、“よーお、パンパン、も一つ、パンパン”みたいな。それが曲の中に入っていて、ライブで盛り上がっていけたらいいなと思います。福岡以外の人にも飲み会終わりなどにやってもらいたいと思います」

--特に聴きどころは?

あかり「頭サビで私が歌って、咲羽ちゃんが歌って、そのあと悠未さんがソロを回していくところ。全体でもメンバーのソロパートが多くそれを回していくから、それぞれ推しのメンバーに注目してもらいたいです。私はよく“見守るように見てる”って言われるから、ライブ中も見守っていてほしいなと思います」

咲羽「私はBメロがすごくいいなと思います。『どうしたと? 泣きようと?』と博多弁が入っているのが、すごく可愛いので好きです」

あかり「コールの合間の“皆さんこちら”とか、可愛いフレーズになっているので、そこにも注目してもらいたいなと思います」

南海「最近ライブでもお客さんの声出し応援が可能になってきて、みんなでコールしやすい曲ということで制作されているので、間奏でコールを作って盛り上がってもらいたいなと思います」

--南海さんはコロナ禍の真っ最中の加入でしたからね。

南海「ちょうど、あかりちゃんと咲羽ちゃんが加入して8人体制になったのと同時に声出しOKのライブが増えてきました。『FANTASTIC WORLD』はまだコールとかできていないので、これからライブを進めていくうちに、その中でコールを作っていってもらえればなと思います」

--そして衣装もカッコいい。

南海「今回もメンバーカラーが目立つ衣装になっています。二人のカラーも決まりました。あかりちゃんの白はこれまでのLinQではあまりいない珍しいカラーで、咲羽ちゃんは、今年卒業された涼本理央那さんの赤を引き継ぎました」

咲羽「赤は好きな色で、自分がもらいたかったので、本当によかったなという気持ちもあるんですけど、ファンの方にとっては理央那さんのイメージが強いと思うので、その良さは受け継ぎながら、自分なりの色も出していけたらなと思います」

あかり「私は普段白系の洋服をよく着ていて、白が好きだというのがあったので嬉しかったです。以前、白がメンバーカラーの方がいらっしゃったんですけど、その方が卒業されてからずっと白が空いていたんですね。今回白が復活して、ファンの方もまだ見てない白の衣装があると思うので、楽しみにしてもらいたいです」

南海「白ベースの衣装もあるから、その場合どんな色使いになるんだろう? 金や銀を使ったりするのかな。白の衣装、私も可愛いなと思うので、ちょっと代わってもらいたいなと思いました(笑)」

--南海さんのイメージカラーの水色は自分の希望?

南海「水色は決めてもらった色なんですけど、決まったら自分の色が好きになってきました。私は“南海”だから海のイメージで。今は水色がめっちゃ気に入っています」

--これまでのLinQの衣装にあまりなかった感じのキラキラの飾りも目を引きます。

南海「スカートが後ろが長めになっているのも普段とは違う感じで可愛い! すごくキラキラな感じで作ってもらいました。あまりLinQではなかったゴールドも取り入れてもらって」

--さて、これから夏にかけてTOKYO IDOL FESTIVALなど大規模の対バンイベントも増えてきますね。TIFには研究生のグループも出演していましたが、二人も登壇していた?

咲羽、あかり「はい」

あかり「選抜メンバーに選ばれるのに命懸けでした」

咲羽「もう命懸けで」

--そしてそこからLinQへ。

南海「なんかストーリーありますよね。二人はずっと『LinQのメンバーになりたい』と言って、オーディションに参加してくれていたから、その気持ちも嬉しいです」

--あかりさんは「悠未さんに惹かれた」と話してくれましたが、咲羽さんは初めてLinQのステージを見たときの印象は?

咲羽「ファンサっていうんですか、ファンの方へのアピールがすごいなと思いました。私も髙木悠未さんが憧れです。カメラへのアピールの仕方とか、歌っているときの手の表現が上手だったり、すごいなりたいなと思える存在です。お話も上手だし、すべてにおいて尊敬できる方です」

--考えてみると、悠未さんは二人が生まれた頃からLinQとして活躍されているんですね。

南海「あかりちゃんとか1歳で、赤ちゃんだね(笑)」

--そう思うとグループの歴史を感じますね(笑)。南海さんが後輩にアドバイスしているという話もありましたが、ほかの先輩たちからも指導を?

咲羽「飲み会のとき、立場が下の人は乾杯のときにグラスを下にするとか」

--えっ!そんなことを教えてくれるの? それはお酒で乾杯じゃないですよね?(笑)

咲羽「ジュースでもお水でも」

--ライブの終演後などに乾杯するときね?

咲羽「はい」

あかり「結構、歌や振付を細かく詳しく教えてくださるので、『ここはこういうふうにしてみたらよくなるんじゃない?』とか『ここの振りはこうすると大きく見えて映えるよ』とか、そういうことを丁寧に教えてくださいます」

--前回のインタビューで「誰が一番厳しい?」と聞いたときに、10期メンバーは「(新木)さくらさん」と言ってましたが、そのさくらさんも卒業された今、特に厳しく指導してくれるのは?

咲羽「ちょっと前までは髙木悠未さんだったんですけど、最近は海月らなさん。立ち位置とか間違えたらちゃんと注意してくださるし、怖いというのもあるけどありがたいと思います」

--普段は優しいけど、言うときはビシッと言ってくれるような。

咲羽「はい」

あかり「私もらなさんが怖かったんですけど、今はめちゃめちゃ大好き。でもたまに怖いときがあって、立ち位置で踊っているとき、急に『あかり! そこ違うよ!』と大きな声で言われることもあって、そういうときはびっくりします」

咲羽「らなさんはレッスンのときから厳しく見られていて、踊っているときに鏡越しで目が合うことが多くて(笑)。怖いけど嬉しいです」

--らなさんはきっと先輩メンバーの中で、直接の新人教育係的なポジションなんでしょうね。

あかり「普段は優しくて、私とか咲羽ちゃんに一番よく話しかけてくださる方です」

--さて今回の8人新体制、先輩メンバーになった南海さんが思う、今の体制のLinQの強みって?

南海「今のLinQはですね、顔面が強いグループだなって思っています(笑)」

--みんなめちゃめちゃ可愛い?

南海「はい。みんな九州で生まれて育ってアイドルになっているのも特徴。“博多美人”ってよく言うじゃないですか。LinQのメンバーはみんな博多美人で売ってるので、歌もダンスももちろん見どころなんですけど、“ライブが楽しい!”“見てるだけで幸せ!”、そんなグループだと思ってますので、まだ観たことがない人も、ぜひ一度ライブに来てもらえたらなと思っております」

--個性はバラバラで、年齢幅が広いのも面白いですよね。南海さんから見て新人二人の良さは?

南海「咲羽ちゃんは歌がめっちゃ上手い! だから新人なのにソロパートをたくさんもらっているので、LinQのライブで咲羽ちゃんの歌はすごく見てもらいたいポイント。あと手足が長くて、めちゃめちゃスタイルがいいので、そこも魅力的だなといつも思います。あかりちゃんはもう存在そのものが可愛い! 何事にも熱心で、ダンスもめっちゃうまい! 最年少の可愛さをライブでもアピールしていってほしいなと思います」

--前回のインタビューで南海さんに言いましたけど、“最年少メンバー”というだけでも一つのキャラクターになりますからね。そういえばそのときに、中学や高校のクラスメイトは日本のアイドルグループにあまり詳しくないという話も出ましたが、やはり咲羽さんやあかりさんのクラスメイトも?

咲羽「そうですね。こういう活動をしていても意外と聞かれることは少ないです。だからやりやすいです」

--今の中学生の間で誰が人気あるの?

咲羽「TikTokで人気の方とか。だから(LinQメンバーの)金子みゆさんも人気です」

南海「最近はみゆさんや悠未さんのおかげで学生もライブに来てくれているし、SNSには私の友達も現れたりします。今知名度を広めるのはSNSだと思うので、さらに力を入れていきたいと思います。新メンバーの二人も今Twitterで配信しています」

--最後に、それぞれ今後の目標を教えてもらえますか。

咲羽「先輩方は個性がすごく強い方が揃っているので、埋もれてしまわないように自分をどんどん出していって、そしていつかはLinQのエースになれたらと思っています。“LinQを変えてやるぞ!”という気持ちを持ちながら、今はまだ新人なので、一つ一つ努力しながら前へ進んでいけたらなと思います」

--南海さんにとって強烈なライバルが出てきましたね(笑)。

咲羽「いやいや」

南海「同い年なんですよ」

--これからよきライバルとして。

南海「はい。ライバルです(笑)」

あかり「私は今のところ歌のソロパートは多くないんですけど、その代わりに得意なダンスで目立っていこうかなと思います。ダンスでは先輩方にも負けたくないです!」

--いつかはグループ内でダンスでは一番という存在に?

あかり「はい。一番になりたいです!」

--ダンスを始めてどれくらいに?

あかり「7年目です」

南海「ダンスといえば、今はらなさんや(大空)莉子さんがすごいので、もっともっと頑張って、追い越せるように。自分自身は、LinQが12周年ということで、その歴史からしたら、私はまだまだ少しなので、今までLinQを作ってきてくださった方々に感謝しながらも、新たな時代を私たちで作っていけたらなと思います。今日の3人はまだ10代で若いので、フレッシュにがむしゃらに、『今のLinQめっちゃいいね!』と言われるように頑張りたいなと思っています!」

--10年後も一線で活躍しているのかも。

南海「はい!」

--楽しみにしてます!

〈プロフィール〉
LinQ(リンク)2011年4月17日に結成。同年9月にCDデビュー。結成以来、福岡を拠点に活動しながら全国に活躍の場を広げている。メンバーの新加入、卒業を繰り返して進化、今年3月からは新メンバー二人が加入し、現在は8人体制で活動中。その他詳細プロフィールはLinQ公式サイトにて。
新曲『FANTASTIC WORLD』は4月16日、ミュージックカード、配信でリリース。
https://www.loveinq.com/

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