東京パフォーマンスドールが年内最後のワンマン開催 念願のソールドアウトを実現した2018年総決算公演

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6人組ガールズグループ・東京パフォーマンスドールが22日、東京・渋谷ストリームホールにて、グループとしては年内最後のワンマンライブ「渋谷 LIVE CIRCUIT」を開催した。

この日の公演は、TPDにとって2018年の総決算であると同時に、今年下半期の大きな目標のひとつに掲げていた“ソールドアウト”を実現したステージとなった。

「2018年ラストワンマン、みんなで楽しんでいきましょう!」というリーダー・高嶋菜七さんのシャウトに導かれるように『SURVIVAL!!』からライブはスタート。ニューアルバム『Hey, Girls!』からの楽曲も『Glowing』、『Collection feat. ☆Taku Takahashi (m-flo)』、『Counting the seconds』など次々と披露した。

またソロ&ユニット・コーナーは、傘を使ったパフォーマンスが特徴の、櫻井紗季さんががメインをとる『Raining』からスタート。上西星来さんと脇あかりさんによるユニット「赤の流星」は『エデンの雨』を披露。さらに浜崎香帆さんと橘二葉さんがキレキレのダンスで魅せる『BURN ME OUT』、高嶋さんの歌唱力が堪能できるソロ曲『Darlin’』、浜崎さんのグループ曲とは違う面を見せるソロ曲『Over The Rainbow』という流れで、各メンバーがそれぞれの個性を見せた。

後半では『FREEDOM』『TIME』『BRAND NEW STORY』など以前からの定番ライブナンバーも交えつつ、疾走感あふれるステージを展開。本編ラスト『Hey, Girls!』では、メンバーとファンのコール&レスポンスで会場のボルテージは最高潮に達した。

アンコールの1曲目はニューアルバムから『Jumpin’ Up!』。「来年もよろしく!」と呼びかけながらパワフル極まる歌とダンスを届けた後、MCパートへ。改めてソールドアウトへの感謝を伝え、浜崎さんは6月に再演されるミュージカル『リューン~風の魔法と滅びの剣』への出演が決定したことを報告。「私を大きく成長させてくれた大好きな作品に、再び出演できて嬉しい。その成果を、ぜひTPDに持って帰ってきます」と力強く語った。

そしてリーダー・高嶋さんは「(2018年は)メンバーが9人から6人になって、大きな変化があった一年でした。9人が6人になったとき、感じたことは『叶わないこともあるんだな』ということだったんですね。すごく悔しい思いもしたんですけど、その悔しい思いが今の6人を育ててくれたと思います」と思いを明かした。

そして「アイドルやガールズグループがたくさんいる中で、TPDを選んでくれていることが本当にうれしくて、本当にみんなに感謝しなければいけないなと思います。みんなは私たちにとってすごく大切な存在なので、これからもこんな私たちのことを応援してくれたら本当に本当にうれしいですし、みんなに後悔させないように頑張っていきますので、みなさんもTPDのことを好きって思ってもらえればうれしいです」とファンに感謝を込めて語りかけた。

最後に「この曲が私たちの今の気持ちです」と『SHINY LADY』を披露しライブを締めくくった。だがダブルアンコールを求める激しい声援に応えて三たびステージに出てきた6人は、本来この日のセットリストには含まれていなかった『my dearest』を特別に歌い、満面の笑顔でステージを去った。

TPDとしての今年のワンマンライブはこれで終了したが、12月29日にはリーダー・高嶋さんの生誕ソロライブ『高嶋菜七 22nd Anniversary 〜FIRST TRY!!!!!!!〜』が新宿・Zirco TOKYOで行なわれる(チケットはソールドアウト)。そして「渋谷 LIVE CIRCUIT」は来年1月14日、2月14日に渋谷・WWW Xで、3月17日(最終公演)は渋谷ストリームホールに再び開催される。

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