私立恵比寿中学、”義務教育からの卒業”がテーマの「全員日直」ツアー　安本彩花演出の神戸公演は「歌とメッセージ」で勝負

アイドルユニット/グループ ニュース 11月12日10時10分
私立恵比寿中学
私立恵比寿中学

アイドルグループ・私立恵比寿中学（エビ中）が11日、神戸国際会館こくさいホールにて「私立恵比寿中学 秋ツアー2018～9年目、義務教育からの卒業～」の神戸公演を行った。

2019年にグループ結成10周年を迎えるエビ中。”義務教育からの卒業”をテーマに、6人のメンバーが全6公演で1人ずつ”日直”（＝演出）を担当。ツアー2公演目となる今回は出席番号5番のメンバー・安本彩花さんが担当。

「今年の秋ツアーも毎回違うのかよ全開の初日とはがらりと違った驚き強めのセットリスト」というテーマで組まれた今回のセットリスト。1曲目から過去にテレビ東京系シチュエーションコメディ『ウレロ☆無限大少女』でサイキッカーのアイドルグループ“インフィニティーズ”を演じた『きっとインフィニティー！』で観客の予想を裏切るスタート。戦隊モノ要素満載のコミカルかつキュートなパフォーマンスでオープニングから観客をわかせる。

『キングオブ学芸会のテーマ～Nu skool Teenage Riot～』『未確認中学生X』と学生感溢れる楽曲を立て続けに披露した後、オープニングのMCで安本さんは「私立恵比寿中学開校10周年に向けて、義務教育からの卒業、私立恵比寿中学を自分たちで引っ張っていくための一人一人の推進力を促進していく公演です」と力強く説明、堂々と日直のたすきを自らかける。

中盤、『熟女になっても feat. SUSHIBOYS』では通常安本さんが”YASUBOY”としてラップを担当しているパートで中山莉子さん（出席番号12番）を煽り”NAKAYAMABOY”として盛り上げに徹する。続く『春の嵐』では冒頭の真山りかさん（出席番号3番）のソロパートが通常のアレンジと異なり突然アカペラで披露され始めると客席は一気に静まり返り、披露直後は大歓声につつまれるなど安本さんは自身だけでなく各メンバーを立たせたアイディアを随所に盛り込む。

終盤のMCで安本さんが「私たちは、私たちが歌うべき曲を歌っています。だから1曲1曲を大切に歌い続けたい」と語り、そのメッセージに大きな拍手が送られた。続けて「私たちの歌と踊りで明日からの1週間が少しでも楽しく過ごしてもらえるようにこの曲を歌います」と添えて『I’m your MANAGER!!!』を披露。近年、自身でも楽曲制作を始めている安本さんならではのピュアで、メッセージ性の高い公演となった。

残り4公演、残りのメンバー4名の担当演出は全て当日の公演で明かされるとのことだ。なおエビ中は「クリスマス大学芸会2018」を12月23日（日・祝）、24日（月・祝）、25日（火）に千葉・幕張メッセ イベントホールで開催する。

＜セットリスト＞
M.1 きっとインフィニティー！
M.2 キングオブ学芸会のテーマ〜New Skool Teenage Riot〜
M.3 未確認中学生X
M.4 CHAN-CHARA-CHAN
M.5 キャンディーロッガー
M.6 スウィーテスト・多忙。
M.7 自由へ道連れ
M.8 熟女になっても feat. NAKAYAMABOY
M.9 全力⭐︎ランナー
M.10 春の嵐 (Yasumoto Arrange)
M.11 フユコイ
M.12 大漁恵比寿節
M.13 揚げろ!エビフライ
M.14 イート・ザ・大目玉
M.15 Go!Go!Here We Go! ロック・リー
M.16 I’m your MANAGER!!!
M.17 ポップコーントーン
M.18 涙は似合わない
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