アップアップガールズ(仮)が陸の孤島 秘境ライブ実施「アプガじゃなかったらこんな無謀な挑戦することなかった」

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アップアップガールズ(仮)
アップアップガールズ(仮)

7人組アイドルグループ、アップアップガールズ(仮)が22日、静岡県西伊豆にて、ライブ『アップアップガールズ(仮) Road to 武道館 陸の孤島 秘境決戦』を開催した。海と森に囲まれ、船でしか行けない秘境に、ファン100人が訪れ、メンバー自身が設営した会場で熱いライブを繰り広げられた。

本イベントは、アップアップガールズ(仮)が、11月8日の初の日本武道館公演に向けての試練として、世間と断絶された空間で、自らステージを装飾、ライブ演出も自分たちが考え、観客を出迎えるというテーマで行われた。

イベント前日、21 日にメンバーは現地に船で上陸。メンバー自身でテントを組み、ステージセットを設営していく。用意された物はマイクとスピーカー等の音響設備のみ。メンバー手作りでのデコレーションで、ステージを徐々に華やかに彩っていった。

夜には、ファンをむかえるためのカレーを100人分調理した。ライブ当日は、雨の不安を吹き飛ばし、ファンを出迎えた。カレーを振る舞ったあと、いよいよスペシャルライブに突入。

メンバーが、山から駆け下りステージに登場すると、『サバイバルガールズ』『イチバンガールズ!』と勢い全開のパフォーマンスを見せる。そして、10 月 11 日にリリースされるニューシングルから『!!!!!!!(読み:ばんばんばん)』を歌唱。サビに向かうところで、メンバーが花火を点火するという野外ならではの特別な演出に観客も大いに盛り上がった。

『アップアップタイフーン』では、メンバーが水鉄砲を放ち、さらファンと一緒にタオル回し、熱気はますます上昇。『ジャンパー!』では、会場全体でジャンプを連発し、秘境がヒートアップ空間となった。

『お願い魅惑のターゲット』で佐保明梨さんが、いきなりステージからひとり駆け出し、遠く離れた崖っぷちでダンスするという、大自然を活かしたパフォーマンスを展開。アップアップガールズ(仮)からの残暑お見舞い的な『サマービーム!』は、岩場からダッシュで戻ってきた佐保さんがメンバーと合流し7人でパフォーマンス。曲の後半では、メンバーがシャボン玉を飛ばしまくり、華やかさいっぱいのステージを見せた。

最後は、ニューシングルから『君という仮説』を披露。手作りで作ったリストバンドをファンに配り、メンバーの古川小夏さんが付けた振付を一緒に踊った。

MCで佐藤綾乃さんが「アプガはいろんなところでライブをしてるんですけど、アプガじゃなかったらこんなに無謀な挑戦することなかったと思うんです。陸の孤島まで来てテントで泊まって自分たちでセットを組んで、ライブをすることもなかったと思うんです。こんなことはアプガ
にしかできないことだし、みなさんと一緒にこれからも最高なライブを作っていきたいなと思います」と感想を語った。

そして「あと日本武道館まで 47 日しかないですけど、もっともっとアプガファミリーと、これからアプガファミリーになるであろう人たちを日本中からかき集めて、私たち 7 人と、そしてみなさんと一緒に武道館まで突き進んでいきたいと思います」と意気込んだ。

ライブ直後に森咲樹さんは、「滅茶苦茶な企画で不安だったけど、やってみたらすごく楽しかった、無茶なことだからこそやってみなきゃわからないし、勿体ないことが有る」と語り、佐保さんは「野生が解放された」と答え。

佐藤さんは、「どんなシチュエーションであろうと、私たちが楽しんでる姿を見せたら、ファンの人も楽しんでもらえることがわかりました。みんなで楽しい空間を作れたら、不安とか心配になることがないんだなってわかりました。これができるなら武道館も問題なくできると思います」と、日本武道館に向けての思いを語った。

また、次どんな変わったシチュエーションでライブをやりたいかとの問いに、佐保さんは「宇宙か海底でやりたいです!」と破天荒な答えが飛び出した。

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