制服向上委員会、小川杏奈 & 清水花梨姉妹が初の二人だけの「なかよしライブ」
制服向上委員会の『なかよしシスターライブ』が23日、都内にて開催され、同グループ会長の小川杏奈さんと、同リーダーの清水花梨さんの姉妹が登場した。二人は2006年に制服向上委員会に加入。小学生の時に活動を開始した。当初は姉妹ということは明かさず活動していた二人は、今年でデビュー丸10年になるが、これまで二人だけでユニットを組んだり、ライブに出演したことはなく、ファンにとって貴重なステージとなった。
最近の制服向上委員会は「脱・原発」「反・安倍政権」などの集会にゲストで参加し、プロテストソングを歌う活動が目立っていたが、この日のステージでは正統派アイドルソングのレパートリーを中心に披露。
まずは小川さんのソロで『ANGEL DREAM』でスタートし、清水さんのソロ『My Little Boy Friend』と続いた。事務所に入った時から「戦友みたいな感じ」という二人だが、この日は「初めての二人っきりのライブ、仲良しっぷりをアピールしたい」と清水さんが語れば、小川さんは「今日は可愛い曲をいっぱい聴いていただきたいと思います」と観客に語りかけた。
その後も『BEST FRIEND』『天使のアイス』『まっててね』といった元気系の曲から、『花火』『キャンパスのある街』『初恋の並木道』といったしっとりとしたバラードナンバーまで、幅広いタイプの曲を披露。2006年夏の初ステージの時には小学生だった少女たちは、会長&リーダーとしてしっかりとした女性に成長したとともに、歌詞力の面でも大きな成長を感じさせた。
MCでは、小川さんが自動車の運転免許にチャレンジしていることが家族で盛り上がっている話など、姉妹ならではのほんわかしたエピソードも披露。また、制服向上委員会の新レッスン生3人も初々しいトークでステージを盛り上げた。
ライブの終盤、小川さんはこの日のステージを振り返り、「花梨ちゃんといえばこの曲、という曲であえて私が一人で出ていったり、持ち歌の交換みたいなこともできたらよかったなと」と話し、それを本番直前に思いついたことを悔やんでいたが、それは次の機会への楽しみとして送られた。
また清水さんは「あっという間のライブでした。私自身久しぶりのライブでしたけど、身体が曲を覚えているというか、一度レッスンしたら踊れるということがすごく不思議で、小さい頃から続けることって大事なんだなと思いました」と微笑んだ。
終始ほんわかとアットホームなムードの中、ライブの幕をおろした。
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