この夏たくさんのドラマが生まれた!デビュー直前アイドル新人公演でアイドルネッサンスが優勝! 準優勝のハコイリ♡ムスメも月1公演決定!
9月13日、秋葉原のアイドル専門劇場 AKIBAカルチャーズ劇場にて「デビュー直前アイドル5組新人公演同窓会~シンデレラは私です!~」が開催された。
この公演では7月21日から8月29日の夏休みの間、各曜日を担当し公演を行ってきた新人グループ5組が再びAKIBAカルチャーズ劇場に集結。この夏身に着けた実力の成果発表、そして10月からのレギュラー公演を賭けた戦いの結果発表も行われた。
まずは各曜日担当毎のライブ、ということで月曜日担当のmImiからスタート。所属事務所ステップワンの先輩であるドロシーリトルハッピーの『HAPPY DAYS!』のカバーを爽やかに披露し、可愛らしい容姿と歌声で鮮やかなオープニングを飾った。大きな声の挨拶から9月24日発売のメジャーシングル『Lucky Star』まで確かな実力を堅実な姿勢で届けてくれた。
火曜日担当のキッズモデルもこなすamorecarina(アモレカリーナ)は、女子小学生に人気のブランド「Betty」の衣装に身を包み登場。フルメンバーで初披露の『星間飛行』から元気良く自己紹介した後はBerryz工房『21時までのシンデレラ』をカバーし会場を盛り上げた。9月30日には表参道GROUNDにてミニワンマンライブも予定されておりそちらも注目だ。
続いてamorecarinaとは対照的に穏やかに現れる水曜日担当のハコイリ♡ムスメ。『君の歌、僕の歌』や『シンデレラたちへの伝言』などしっかりと歌を聴かせる。途中、この日誕生日を迎えたポニョこと我妻桃実のために生誕ケーキが運び込まれ、ささやかながらも突然のお祝いに会場からも暖かな拍手が送られた。
木曜日担当はGirls Forever.(ガールズ・フォーエバー)。しっかりと作り込まれたオープニング映像が流れると、登場した彼女達は確かな実力と共にパフォーマンス。SMAPへの楽曲提供でも知られる林田健司作詞作曲編曲の『The Girls of Fate』をダンサブルに力強く披露した。
ラストとなる金曜日担当はアイドルネッサンス。真っ白いセーラー服で登場した彼女達は“名曲ルネッサンス”という過去の名曲の数々をカバーすることに挑戦しており、この日も東京スカパラダイスオーケストラ『太陽と心臓』やBase Ball Bear『17才』などを披露。ライブをこなすごとに動員を伸ばす彼女達は着実な成長の姿を見せ、会場も一体となる盛り上がりを見せた。
一通りライブが終了するといよいよレギュラー公演を賭けた戦いの結果発表へと進む。
獲得したポイント数が多いグループが優勝となるが、ポイントの集計方法は動員数と物販グッズ1000円に付き一枚付いてくるガラスの靴シールの数。出演者全員がステージに集まり、緊張の面持ちで祈るように発表を待つ。
合計動員数、シールの数と順番に後ろのモニターに映し出されていく。
まず、動員数で勝ったのはアイドルネッサンス。そしてガラスの靴シールで上回ったのはハコイリ♡ムスメ。
会場が静まり、合算で最もポイントを獲得したシンデレラを待つ。
発表されたのは“アイドルネッサンス”。
会場は一転、歓声と大きな拍手が巻き起こる。涙が溢れ出すアイドルネッサンスのメンバーの中、恐る恐る小さなガラスの靴を受け取る橋本佳奈。そのまま百岡古宵がそれを受け取り、大事そうに抱える。感極まった声で新井乃亜が「えっと…えっと…一位になりたい!って目標を立ててみんなで頑張ってきたので、こういう結果が出て本当に嬉しいです。応援してくださったみなさんのおかげです!ありがとうございました!!」とコメントする。
ここであまりにも僅差での結果となった事態を受け、二番目にポイントの多かったハコイリ♡ムスメにも準優勝として特別に月1回の定期公演を行うことを急遽約束。そして同じくAKIBAカルチャーズ劇場において来年も新人公演を行うことを発表し、運営側は夏の甲子園のような物になれればと結ぶ。
最後は各グループが悔しさ、喜び、と悲喜こもごものコメントを残し、たくさんの思い出と共にこの夏の新人公演が閉幕した。
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