SNS総フォロワー数200万超え、澤村光彩がデビューライブを開催

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澤村光彩
澤村光彩

SNSの総フォロワー数が200万を超えるアーティスト、澤村光彩の1stライブ『澤村光彩(きらり)デビューライブ~Addiction Symphony~』が7日、渋谷・GARRET udagawaにて開催。ここではそのオフィシャルレポートを届ける。

後ろのほうまでオーディエンスで埋め尽くされた会場は、新たな挑戦へ踏み出した彼女を温かく包みこんでいた。

禍々しいサウンドのSEに導かれ澤村が登場すると、途端に沸き起こる歓声。いまかいまかと観客も熱を蓄えていたのだろう。開演前の緊張が一気に解け、フロアが一斉に華やいだ。オープニングを飾ったのは、デビューソングの「致死量ダーリン」。ステージギリギリまで迫ってパフォーマンスをしたり、ひとりひとりとアイコンタクトを取ったりしている姿は、本当にこれが初ステージなのかと疑いたくなってしまうほど。ファンの合いの手も完璧で、一体感のあるスタートを切った。

オーディエンスの盛り上がりを実感した澤村は、MCで「みんなめっちゃテンション高いね」とにっこり。打ち合わせのときに「誰も話してくれなかったらどうしよう」と不安だったことも打ち明け、改めて「ノリが良くて最高です」とファンに感謝を伝えた。

続く「憑いていく」では、コール&レスポンスを誘発。“どこまでだって憑いていく”のフレーズがくると、器用に客席へマイクを向け、一緒にライブを作り上げていった。エモーショナルなバラードの「触れて痛い」は、スタンドマイクスタイルで歌唱。言葉のひとつひとつをマイクに注ぎこみながら、意味以上の想いを歌声に詰めていく。キャッチーなナンバーでも感情的な楽曲でもスッと入りこみ、作品の主人公になれてしまうのは、長年アイドル活動をしていたキャリアがある澤村だからこそなせる業なのだろう。楽曲に合わせて声質や雰囲気を操り、聴き手を作品の世界へ誘うのだ。

MCで「新曲を持ってきました!」と澤村が告げると、観客は大盛り上がり。澤村は「今悩んでいる人とか前を向けない人が、勇気をもらって頑張っていけるようになったらいいなと思って歌った曲です」と伝え、「瘡蓋」へ繋いだ。しっとりと歌声を響かせたり、パワフルに歌いあげたり、持ち前のボーカル力を1曲のなかでも遺憾なく発揮。そればかりか、言葉に凄まじいパワーを宿す。“私の人生第二章始まるから[彩坂1] ”や“あの日のライフで道を切り開け[彩坂2] ”といった歌詞が真っすぐに飛んできたのは、文字の羅列をなぞるだけでなく、彼女自身の覚悟がしっかりと歌にこめられていたからこそ。「限界ロストワールド」で自ら拳を突き上げ、観客を焚きつけると、全力でラストスパートをかけていった。

最後のMCでは、「瘡蓋」の配信開始と2ndライブの開催を告知。嬉しい報告の連続に、ファンの熱狂も一段と強くなった。ここまで笑顔を崩さなかった澤村であったが、ファンへ想いを伝える場面では思わず声を湿らす一幕も。「新しいことを始めるときって、すごく緊張するんですよ。すごい立ち止まりそうになる時間があるんですけど、そういうときにみなさんから「めっちゃ楽しみにしてる」とか「応援してるよ」ってコメントでたくさん来てて。今もそうなんですけど、そうやって「頑張れ」とか「会えてよかった」とか言ってくれるたびに、まだまだ頑張らなきゃなってたくさん思います。いつも傍にいてくれてありがとう。私がもらっている以上のものを私はみなさんに返したいので、これからもついてきてくれたら嬉しいです」と、たくさんの愛をファンへ送った。

そしてラストには、この日2度目となる「致死量ダーリン」をドロップ。ニュアンスたっぷりに響き渡るボーカルは、彼女の自信を物語るよう。ファンと熱量を交わし合い、愛に溢れたデビューライブを結んだのだった。

人情深く可愛らしい素顔とバラエティーに富んだアプローチで、ファンを虜にしていく澤村光彩。2024年9月7日にアーティストデビューした彼女の物語は、まだまだ始まったばかりだ。アイドルやTikTokクリエイターとして、常に自分の最高を叩きだそうとしてきた彼女の次なる一手に、これからも期待せずにはいられない。

次回ワンマンライブ澤村光彩【KIRARI】2nd Live 「Screen Destruction」はチケットぴあで受付中。

澤村光彩【KIRARI】
Debut Live-Addiction Symphony-

[Set list]
M1.致死量ダーリン
M2.憑いていく
M3.触れて痛い
M4.瘡蓋
M5.限界ロストワールド
M6.致死量ダーリン

澤村光彩【KIRARI】2nd Live 「Screen Destruction」

日時:2025年1月19日(日)
会場:harevutai
オフィシャル抽選先行チケットぴあにて受付中

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