「おとぎラビット研修中!」ディレクター尾田惇吾さんインタビュー
プラスαのコンセプトでアイドルを売り出すプロデューサーにインタビューする本企画。
第8回は学生でありながら「おとぎラビット研修中!」のプロデュースをする尾田惇吾さんにインタビューしました。
Q:アイドルに興味を持ったのはいつですか?
尾田:「盛り上げる裏方」というのが好きで、中学から高校、大学と、ずっと文化祭の実行委員に熱中しており、当時はアイドル関係はあんまり興味ありませんでした。
ところが、2014年の大学の文化祭で後輩から「ライブアイドルを出したい」という要望があったものの、僕自身が「ライブアイドルって何?」ってレベルだったんです。
そこでいろいろ調べたりライブを見たりしてみると、「こういうエンターテインメントもあるのか!」とか「アイドルってこんなにいっぱいいるんだ!」とか知りました。
当時の自分の知識でアイドルといえば「モモクロ」や「AKB」くらいでしたから、とても衝撃的でしたね。
ステージ演出を担当していた私としては、「特徴的なパフォーマンス」などにも興味をもち、「アイドルって面白いな」と思い始めたんです。
Q:それがアイドルのプロデュースをしたいと思ったきっかけなんですか?
尾田:はい。
それまではアイドルのプロデュースというのは、凄く敷居の高いものだと思ってたんです。
たとえばAKBなどに代表されるように大きな事務所が、プロモーション戦略などを立てて運営しているような感じですね。
だから、自分にとってアイドルという存在自体、別世界の生き物くらいに思ってたんです。
ところが、ライブアイドルは比較的距離感が近く、アイドルを身近に感じられます。
「手に届くか届かない範囲で会いに行ける」というコンセプトで、ひとりのファンをすごく大事にしている。
それは、ビジネスとしてみると少し小規模ですが、エンターテインメントとしてみるととても面白いと思いました。
Q:実際におとラビのディレクターには、どのようになったのですか?
尾田:当時、たまたま今の事務所が大学生のインターンをWEBで募集していたんです。
最初はライブとかを運営するイベンターとして入るつもりだったんです。
ところが、今私が担当している「おとラビ」がちょっと色々あった時期で、まずはそこをお手伝いすることになったんです。
始めて3ヵ月くらい経ったころには現場を1人でも任されるようになり、専属のディレクターという肩書きで活動することになりました。
インターンという形で働いているので給料はアルバイト代くらいですが、学生の私としては業界研究や就職活動の一環のつもりです。
Q:おとラビのコンセプトと、そのコンセプトにした理由は?
尾田:最終目標は海外でも通用するアイドルにしたいと思いました。
そこで、海外でも共通する「おとぎ話」と外国で人気の「ウサギ」を組みあせて「おとぎラビット」になりました。
研修中とつけているのは「まだ完成形じゃないから、ファンの方の応援を受けてステップアップする」という意味があります。
楽曲の特徴としては、凄くロックテイストなんです。
これは、SNAIL RAMP(スネイル・ランプ)のドラムを担当していた赤羽さんが、楽曲の提供とレッスンをしてくれているからです。
暴れるようなパンクロックでもなく、キラキラなアイドルソングでもないので、意外とバランスがいいです。
ファンの方の反応もいいんですよ!歌詞も元メンバー(現在は卒業)の月音眠兎が作っており、ファンからも「天才」と高評価です。
Q:衣装(デザイン)は、どのようにして決めてましたか?
尾田:ギャップをすごく大事にしようと思っているので、楽曲はロックでも衣装はアイドルっぽい可愛い系ものにしています。
最近、衣装を新調しており、今回はメンバーのカラーがすぐにわかるものにしました。
服のベースは同じですが、袖や小物にメンバーの特徴が出てると思います!
Q:これから、やっていきたいことは何ですか?
尾田:ユニットの目標の一つはメジャーデビューがあります。私としてはメジャーと共に東京アイドルフェスティバルなどの大きなステージに胸を張って立たせられるくらいのアイドルにしたいです。
自分は大学生なのでビジネスというよりも、応援してくれるファンの方達と一緒におとラビをキャリアアップさせていきたいですね。
自分が一番心配しているのは、「脱退した」とか「契約が切れた」からとかで「もう関係ない」というのはしたくないんです。
そこがこの業界の嫌いなところなんですよね。
いずれにせよ、アイドルはずっとできる仕事じゃなと思うので、ゆくゆくは就職や進学で卒業する人がほとんどだと思います。
そうなった時に「アイドルやっててよかったな」という「何か」を持たせたいんです。
たとえば、人と話すのに緊張しなくなったとか、メンタルが強くなったとかのレベルでいいんです。
おとラビのメンバーにはアイドルをしていた活動自体を人生の財産にしてほしいと思います。
だから、僕自身の究極の目標としてはメンバー全員に「おとラビをやってよかったな」と思ってもらうことですね。
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