河村ここあ「15歳という、その時期にしかない心の不安などが表情によく出てるなと…」星乃あんなとW主演映画『はるうらら』が公開

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(左から)星乃あんな、河村ここあ
(左から)星乃あんな、河村ここあ

注⽬の若⼿⼥優・星乃あんなと河村ここあが、W主演を務める短編映画『はるうらら』が16日に公開。本作は、『東京予報 -映画監督外山文治短編作品集-』として、田中麗奈主演の『名前、呼んでほしい』、内海誠子らが主演の『forget-me-not』とともに3作併せて公開されたが、17日、シモキタ-エキマエ-シアター「K2」で公開記念舞台挨拶が行われ、星乃さん、河村さん、田中さん、内海さんら3作の主要キャストたち、そして外山文治監督が一堂に会した。

『はるうらら』は、⼥⼦中学⽣の春と麗が、離婚した春の⽗親をSNSで偶然⾒つけて会いに⾏く物語。W 主演には⼈気雑誌「nicola」の専属モデルで映画『ゴールド・ボーイ』、ドラマ『柚⽊さんちの四兄弟。』出演の星乃あんな、そして雑誌「Seventeen」専属モデルでドラマ『嗤う淑⼥』などで活躍する河村ここあを抜擢。⽗親役には実⼒派の吉沢悠が出演し、爽やかで華やかな春の短編映画となっている。

撮影時を振り返り星乃さんは「ロケ撮影現場の近くに公園があって、そこにブランコもあったんですけど、私たち二人ともブランコが大好きで、いつもお昼ごはんを爆速で食べて(笑)、二人で公園に走っていって全力ブランコをこいでました」と思い出を語った。今回が映画初出演となった河村さんは「短い作品だったら出演したことがあったんですけど、ここまで長く自分の役と向き合って撮影するというのが初めてだったので、もちろん不安だったんですけど、でも外山さん(監督)が、私がちょっと自分の演技に納得していない部分があると『大丈夫?』と聞いてくれて、撮り直していただいたりして。あんなちゃんともいっぱい相談し合ったりしながら演じたから、1日目以降は楽しく、余裕をもって撮影できたかなと思います」と満足のいく撮影となったようだ。外山監督はそんな二人の演技について「初出演、初ヒロインと思えない堂々とした芝居」と絶賛した。

そして本作の見どころについて星乃さんは「『はるうらら』は二人の数日間を切り取った物語。その数日間の中で、春と麗がどのように心が動いてるか、そういうのが自然に表れているかなと思います。あと最初のシーンで学校で4人で騒いでいるところは、流れは台本通りなんですけど、セリフは全部アドリブだったんです。4人で話し合って、めちゃくちゃ盛り上がって! そこが見どころだと思います」と語った。

河村さんは「見どころをひとことで言うなら、“繊細さ”かなと思います。私とあんなちゃんが15歳という設定で、その時期にしかない心の不安とかが、表情によく出てるなと思うし、今あの演技をやれって言われても、まったく同じものは絶対できないって思うくらい不安定な心を表現しています。あと、あんなちゃんが成長期ですごく身長が伸びちゃったので、そういうところでも同じ役はできないなって(笑)」と語った。

なお舞台挨拶には、二人のほか、田中麗奈さん、遠藤雄弥さん、内海誠子さん、イトウハルヒさん、宇野愛海さん、外山文治監督も登壇した。

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