女優の伊礼姫奈さんが12日、出演した映画『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』 の公開記念舞台挨拶に主演・松村沙友理さんをはじめとするキャスト陣、大谷健太郎監督とともに登壇した。
岡山で活動するアイドルグループ「ChamJam(チャムジャム)」と、彼女たちを熱狂的に応援するオタクたちの姿を熱く“ドルオタ青春コメディ”。原作は、平尾アウリの累計100万部超えの大ヒットコミック「推しが武道館いってくれたら死ぬ」 。2015年8月より「月刊COMICリュウ」(徳間書店)にて連載され、2020年1月にはアニメ化、同10月からはABCテレビで実写連続ドラマとして放送された。本作は、その連続ドラマの続編となり、キャストも引き続き出演している。
伊礼さんはChamJamメンバーの中でも常に端のポジションで目立たない舞菜役を演じているが、舞菜は主人公の松村さん演じるえりぴよさんから熱く応援されていることから、本作では中心的存在として描かれている。今回の劇場版は、連続ドラマよりもさらに“舞菜の成長物語”の面が強く出ている。
この日は冒頭松村さんらが登壇したあと、キャストと観客によるコールで、ChamJamメンバー役7人が一人ずつ登場。伊礼さんは、劇中でも出てくる、松村さんによる“サーモンピンクの舞菜”という高速コールでラストに登場した。声出し応援もOK、場内はリアルなアイドルイベントのような空気につつまれた。
ChamJamのメンバー役は、@onefiveの4人をはじめ、歌やダンスの経験者もいるが、伊礼さんはどちらもほぼ未経験。「ダンスもですけど、私は歌が好きだけどあまり上手ではないので、ちょっと距離をとっていたんです。今回レコーディングもあるということで、一人でカラオケに行って一生懸命練習しました。その甲斐があったかなと思います」と、ChamJamのパフォーマンスが満足のいく出来となったようだ。
劇中では、松村さん演じるえりぴよさんから熱い思いをぶつけられている舞菜役の伊礼さんが、この日のイベントでは、元アイドルの松村さんに、特典会の握手券1枚分の5秒間で自らの思いや感謝の気持ちをアピールするという企画も。同じく松村さんとの共演シーンの多かった基役の豊田裕大さんとともに、それぞれ挑戦した。
伊礼さんは松村さんに向けて「えりぴよさんが松村さんでよかったです! 大好きです! 素敵です! 今日も可愛い!」と思いをアピール。この日MCも務めた、ChamJamファン・くまさ役のジャンボたかおさんから「めっちゃいいこと言ってる」と絶賛されていた。
なお舞台挨拶には、同じくChamJamメンバー役の中村里帆さん、MOMOさん(@onefive)、KANOさん(@onefive)、SOYOさん(@onefive)、GUMIさん(@onefive)、和田美羽さんも登壇した。
『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』 は現在公開中。(c)平尾アウリ・徳間書店/「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」製作委員会 配給/ポニーキャニオン
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