柳美稀、初の写真展を15日まで開催中「素を出すのが苦手だったけど 今回全面的に出していこうと」

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柳美稀
柳美稀

2016年に出演した『動物戦隊ジュウオウジャー』のシャーク/セラ役で注目され、映画『賭けグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』『ハニーレモンソーダ』などに出演した女優・柳美稀さんが、初の写真展である「柳美稀×福島裕二写真展-continue-」を15日まで開催している。

「不思議な気分ですよね。自分の写真がこんなに飾られることって、人生で経験する人は少ないと思うんですけど、それを経験することができて。ちょっと照れちゃう部分もありますけど、すごく嬉しいです!」と写真展開幕前日に率直な思いを語ってくれた柳さん。

展示された写真はこのイベントのために撮り下ろされた作品たち。大人の女性の美しさが全面に出た作品、マニッシュで力強さを感じさせる写真、セクシーなカットなど、さまざまな表情、姿を見せている。「本当にいろんな私がいますね。自分でも“こんな私もいたんだ”という発見もありました」と、今回の撮影を通して気付かされたこともあるようだ。

もともと自分に自信がなく、「明るくあるべき!」というお面をつけて歩いているような感じだったという。「素を出すのが苦手なタイプで、自分自身を出すことに“いいのかな”という気持ちがあったんですけど、今回の写真展をきっかけに自分を全面的に出していきたいと思いました。ありのままの自分から、“本来の私はこうありたい”という姿まで撮っていただきました。特に、スーツ姿で自信たっぷりの表情で撮ってもらった写真が“こうありたい”という気持ちが強く表現できた写真で、衣装やメイクもこだわって考えました」と語る。

柳さんは中学生のとき「全日本国民的美少女コンテスト」に応募したことをきっかけにデビュー。「私、コンテストではファイナルまで残ってないんですが、それでも多くのチャンスをいただき、“雑草魂”で今まで頑張ってきました。グランプリやファイナリストという肩書きがなくてもなりたい姿を想像して行動すれば自分の好きなことができて、夢は叶うんだ!ということをお伝えできるようにこれからももっと頑張りたいです!」と強い瞳で語る。

“ジュウオウジャー”で注目され、以降女優として着実にキャリアを積み重ねている柳さん。「ギャルとか、普通のおとなしい女の子とは違う役をやらせていただく機会が多いんですけど、その面を極めていきたくて、ギャル、ヤンキーとか“ヤンチャな役といえば柳美稀だよね”って思っていただけるようになりたいですね。ヒロインをいじめる役、浮気をする役、物語をかき回す役など、世間から嫌われるかもしれないけど、愛される役をやりたいです」と語る。

一見かき回し役だけど、物語が進み、その背景や人間味がわかるにつれて、ただ悪いだけの人物ではないことがわかるような役もある。「はい。スピンオフでその女の子の裏情報もわかるような。そういうかき回し役は楽しいと思います」と意気込みを語った。

さて、今回写真展会場では展示だけでなく、「図録」「A4ブックレット」「日替わり写真冊子」などのグッズを販売。また購入者への特典も用意されている(詳細は下記AtelierY-原宿-twitterにて)。

これらのグッズ制作にあたっても柳さんのこだわりが込められているという。「グッズにしか載ってない写真があったり、表紙はこれがいいとか、写真の組み合わせも自分でこだわって希望を伝えました。思い入れやこだわりがつまった作品になっているので、ぜひ見てほしいです」とアピールした。

「柳美稀×福島裕二写真展-continue-」は15日(日)までAtelierY-原宿-で開催中。
(平日)13:00-20:00 (土・日)11:00-20:00
入場無料

柳美稀 在廊日 15日(日)15:00~19:00(予定)