森七菜「新海誠監督に『見てみたいな』と言われて…」初のカレンダー発売のいきさつ明かす

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女優の森七菜さんが21日、福家書店新宿サブナード店で2020年版カレンダーの発売記念イベントを開催。個人の作品での記者会見はこの日が初めての彼女、カメラの多さに驚きつつ「でも楽しいです」と初々しい様子を見せた。

今夏、大ヒット映画『天気の子』のヒロイン・陽菜の声優を務め注目されたのをはじめ、その後も話題の映画に続々と出演。2020年は岩井俊二監督作品『ラストレター』に出演するとともに、その主題歌『カエルノウタ』でCDデビューを果たす。そのほかにもNHK連続テレビ小説『エール』に出演するなど、今最も勢いのある若手女優といえる森さんだ。

そんな彼女がカレンダーを初めて発売することになったいきさつについて、「『天気の子』の新海誠監督が『七菜ちゃんのカレンダー見てみたいな』っておっしゃられたんですよ。その言葉で決まりました」と説明。自身初のカレンダーを見て「思ったより大きくてびっくりしました。これをみんなが飾ってくれるのかなと思って、それを想像すると面白いです」と率直な思いを明かした。

カレンダーに使われた写真は彼女の活動を1年間ずっとカメラで追い続けられたもので、「お気に入りのページ(写真右)は映画『ラストレター』の撮影中に仙台の遊園地に行ったときにとったものだし、桜の写真も本物です」と語る。それらの写真はすべて私服で、ノーメイクとのことだ。

そんなカレンダー、自己採点は「100点!」とキッパリ。「みなさんにお金を払って買っていただくものなので」と語った。

『天気の子』で一気にブレイクした森さん。作品の大ヒットに「嬉しかったです、作品の内容もすごく素敵で。日本全国のみなさんに届くべき作品だと思っていたので、その念願が叶ったときには嬉しかったですね。そんな作品に力を尽くせたことが本当に幸せでした」と笑顔で語った。

今年1年を振り返ると、「今年は観てもらうことが多かった年」と語る。「2018年はずっと作品を撮っていて、それが2019年にたくさん公開されて、それによっていろんな方の評価を耳にして。それを意識して、またカメラの前に立つということが増えた一年でした」と振り返った。

現在は多忙な毎日と察するが「忙しくないです」と微笑みつつ、「高校サッカーの応援マネージャーだったり、今度歌も出させていただくんですけど、お芝居とは違うお仕事で。お芝居も今やりたいという気持ちが高まっているんですけど、それ以外のことにも挑戦させていただいているので、本当に充実しています」と満足そうに語る。

気になるクリスマスの予定は「お仕事です」とのこと。「本当は大分の家族と過ごしたかったんですけど……。お仕事が終わったら、マネージャーさんと美味しいごはんを宅配サービスで頼んで、おうちでクリパしたいです」と笑顔で語った。そして「サンタさんが来るのを待ってます。昨年も来たんですよ」と微笑んだ。

来春高校を卒業する森さん。「JKのうちにやっておきたいことって結構いろいろあって……。学校帰りにタピオカとか飲んだことないし、ラブレターももらったことない! うちの学校は靴箱なんですよ。蓋がパカパカする。そこに一回くらいラブレターが入ってたらいいなと思っていたんですけど、もう終わっちゃうから」とちょっと不満顔。「今も靴箱の鍵を開けています」と笑顔で呼びかけた。

そして「それが今年叶えたいこと。来年は催眠術にかかってみたい、個人的に」と驚きの発言。「バラエティでやらせてもらえるなら嬉しいですけど、お金払ったら催眠術をかけてもらえるところがあって、そこに行こうと思っていたくらいで。トマトが苦手なのですが、みんなおいしいおいしいと言ってるので、私もそのおいしさを体験してみたいです。あとパンと触られるだけで笑っちゃう催眠術も。楽しいことをやりたいです」と嬉しそうにまくし立てた。

『2020年度版 森七菜カレンダー』はハゴロモより発売中。