アニソンシンガー・黒崎真音が『BLOOD-C』シリーズで銀幕デビュー

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黒崎真音
黒崎真音

2000年公開のアニメ映画『BLOOD THE LAST VAMPIRE』に端を発するメディアミックス作品『BLOOD-C』シリーズの最新作となる実写映画『BLOOD-CLUB DOOLS』の制作発表が7日、都内にて行われ、主演の松村龍之介をはじめ、共演者の北園涼、黒崎真音らが登壇した。

『BLOOD-C』シリーズは、TVアニメや、劇場版、舞台化と、さまざまなメディアで展開され、昨年の実写映画『阿修羅少女~BLOOD-C 異聞~』は海外でも劇場公開され話題を呼んだ。今作では、舞台版と『阿修羅少女~』に続き奥秀太郎さんが監督、第1作からシリーズに深く関わってきた藤崎純一さんが脚本を務める。

キャスト陣は、『英雄伝説 閃の軌跡』や『戦国 BASARA』などの舞台で主演を務める松村龍之介さんのほか、話題の2.5次元舞台にも出演する若手キャストが名を連ねているほか、舞台版『BLOOD-C』で主演を務めた宮原華音さんも引き続き“小夜”役で登場する。

TVアニメ『とある魔術の禁書目録Ⅱ』や『薄桜鬼』などの主題歌で知られるアニソンシンガー・黒崎真音さんは、今年4月21日に中国・広州体育館で開催される「ANIMAX MUSIX 2018 Guangzhou」に出演が予定されているなど、国内のみならず海外でも活躍を見せている。昨年上演された『英雄伝説 閃の軌跡』でミュージカル出演を果たしたが、今回が映画初出演となる。

黒崎さんは「ちょうど1年前に“閃の軌跡”に出演したのが演技の初体験で、初めて自分以外を演じました。違う人の人生を生きるというのは、黒崎真音という名前を取っ払って、私という1人の人間が、その人をどこまで代弁できるのかということで、私にとって新しいことであり難しいことでした。今回の“有栖川みちる”という役は、奥先生に色々アドバイスをいただきながら、考えさせられるシーンや、共感できる部分を通じて、自分との共通点を見出して距離を縮めていったので、私にとって新鮮で新しい試みになった思います」と役作りについて語った。

黒崎さんは撮影に行くたびにシーンが増えていたり、変更を重ねていたという奥監督の現場を「初めてで他が分からないので、こういうものなのかと思ってました。余計なことを考える余裕がなかったので、とにかくついていかなきゃという気持ちでしたが、すごく刺激的で、一生懸命にやらせていただきました」と振り返った。さらに「奥さんの閃きでいろんなものが変わっていくんですけど、この形が絶対にベストだって答えを導き出していくのが、クリエイティブですごく面白さを感じました」と奥監督の撮影スタイルについて語った。

松村さんが最後に「舞台でも映画でも、初めてを捧げまくっている奥監督の作品で初主演が出来て光栄です。たくさんの人に観てもらって“いい初体験だったね”って言われるように頑張ります」とアピールすると、奥監督は「ちゃんと責任は取ろうと思ってます」と答えて笑いを取っていた。

会見には他に、八神蓮、高崎翔太、友常勇気、田中涼星、郷本直也、南圭介が出演した。

 

『BLOOD-CLUB DOOLS』は2018年秋全国公開予定

【 CAST 】
松村龍之介/北園涼/宮原華音/黒崎真音
田中要次/朝倉あき/八神蓮/高崎翔太/友常勇気/安里勇哉/杉江大志
田中涼星/郷本直也/白柏寿大/南圭介/河原田巧也
高橋克実/八嶋智人

【 STAFF 】
監督:奥秀太郎
原作:Production I.G / CLAMP・ST
脚本:藤咲淳一 / 奥秀太郎
撮影:岸建太朗
殺陣・アクション:清水順二(30-DELUX)
プロデューサー:奥村千之介・堀口聖一
配給:NEGA

公式サイト http://bloodclubdolls.com/
公式Twitter https://twitter.com/bloodc_stage
© Production I.G / CLAMP・ST / BCD FILM PARTNERS