のん、『この世界の片隅に』監督に「才能がない」とダメ出し?

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女優の「のん」さん(本名:能年玲奈)が声優として主演する劇場アニメ『この世界の片隅に』が12日に公開初日を迎え、片渕須直監督と、音楽を担当したコトリンゴとさん共に舞台挨拶に登壇した。

本作は、戦争と隣合わせだった昭和20年の広島・呉を舞台に、のんさんが演じる主人公“すず”が日々の暮らしに工夫をこらしながら前向きに生きていく様を描く。

のんさんは役柄と自身を重ねて、「すずさんは生活を楽しんでいて、節約したりと一生懸命で素敵だなと思いました。自分は毎日三食ごはんを食べるとか、洗濯をするとか、生活の才能がないんです。でも、すずさんを演じて、ご飯を作ったりする楽しさが判って、生活をするのが楽しくなりました」と話した。

さらに隣にいた片渕監督に「監督も生活の才能がないですよね?」と話題を振って客席の笑いを誘った。のんさんは「お仕事に集中して食事をされなかったり、大丈夫かなと心配してます」と監督の体を気遣っていた。

劇場アニメ『この世界の片隅に』は、テアトル新宿、ユーロスペース他全国ロードショー