『花芯』で濡れ場を演じた村川絵梨、原作者から「体を張って頑張ったね」

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映画「花芯」トークショーより
映画「花芯」トークショーより

映画『花芯』(全国公開中)に主演した村川絵梨さんが20日、新宿で公開を記念して行なわれたトークショーに監督の安藤尋さんと出席した。

今作で初めて濡れ場に挑戦したという村川さんは、「男性と絡み合うシーンをしたことがなかったのですが、安藤監督なら大丈夫と思って飛び込みました」とオファーを受けた時の心境を明かした。

撮影ではほとんど意見を違えることはなかったが、「台本で相手役と手をつなぐシーンがあって気に入っていたのに、当日に監督がやめようって。女性の気持ちが出ていてよかったのに」と未だに心に引っかかっているようだった。

映画の完成後に原作者の瀬戸内寂聴さんと会い、初対面にもかかわらず1時間ほと話し込んで、作品や執筆当時の話題に花を咲かせたという。村川さんは「体を張って頑張ったね」と瀬戸内さんから褒めてもらったと喜んでいた。

本作は、村川さんがヒロインを演じたNHK連続テレビ小説『風のハルカ』の舞台となった大分県・湯布院で行なわれる「湯布院映画祭」(8月24~28日)で28日に特別上映される。『風のハルカ』以来、10年ぶりに訪れる湯布院に「当時は高校生だったので、大人になったねって言われるかも」と村川さんは町の人達との再会を楽しみにしていた。