夏帆、11年前から共演の中島裕翔の成長に母親の表情(!?)「素直にまっすぐ育ってくれて…」

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NEWS・加藤シゲアキさんの小説家デビュー作を映画化して話題の『ピンクとグレー』が9日に公開。初日には舞台挨拶が、東京・TOHOシネマズ新宿で行われ、主演のHey!Say!JUMP・中島裕翔さんとともにヒロインの夏帆さんも登壇、二人のユニークな関係も明かされた。

昨年11月に本作の完成披露試写会を行った際、ステージでの中島さんと菅田将暉さんの仲の良さが尋常ではなく、夏帆さんに「この二人はデキてるのでは!?」と言わせたほど。この日も、菅田さんが「裕翔の晴れ舞台を見に来るお父さんの気分で」ビデオカメラを持参し、ステージで話す中島さんの姿を撮影したり、ステージ上でも常にわちゃわちゃしていたり、相変わらずの“アツアツ”ぶりだった。

中島さんと夏帆さんはドラマ『エンジン』(2005年)で初共演して以来3度目の共演となる。夏帆さんは中島さんの変わったところについて「身長が伸びた!」と第一声。「初めて会ったとき小学生だったんですよ。『夏帆ちゃん、夏帆ちゃん』って(寄ってきてくれて)すごく可愛かったんです。裕翔くんは当時から自分をしっかり持ってたので、素直にまっすぐ大きく育ってくれて嬉しいです」と話すと、周りのキャストたちから「お母さんみたい」と冷やかされていた。

この作品のキャンペーン活動に初登場したのは小林涼子さん。キャストの柳楽優弥さんとは高校のクラスメイトということで「ヤギと久しぶりに会って、すごく懐かしい気持ちになりました」と嬉しそうだった。柳楽さん、小林さんとも、ネタバレになるので舞台挨拶では具体的な話ができない状態。小林さんは「何の役かも言えず、『出てるよ、出てるよ』とも周りに言えなかったので、試写会を観た人から『出てたね、びっくりした』と言われました」と笑った。

本作では、物語の前半と後半の狭間、幕開けから62分後にスクリーンで繰り広げられるという“ある仕掛け”にも注目が集まるが、岸井ゆきのさんは「私自身台本を読んで内容を知っていたのに、“62分後の衝撃”はあったので、初めて観る方にはドキドキしていただきたいなと思います」とアピールした。

本作は、芸能界の嘘とリアルを現役アイドルの加藤が描いた問題作を、『GO』などの行定勲監督により映画化。大人気俳優・白木蓮吾の突然の死。第一発見者となった蓮吾の幼い頃からの親友・河田大貴は、6通の遺書を手にする。遺書に導かれるようにスターの地位を手に入れた大貴が、迷い苦しみながらたどり着いた蓮吾の死の真実とは…。

映画『ピンクとグレー』は1月9日に全国ロードショー。

(C)2016「ピンクとグレー」製作委員会