鷲づかみにされる丸高愛実のおっぱい! 体当たりの演技を見せた丸高愛実の注目度が急上昇する理由とは?

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丸高愛実(左)
丸高愛実(左)
  • 丸高愛実
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  • 丸高愛実のイメージ最新調査結果(アーキテクト「タレントパワーランキング」2014年・イメージワード調査/10~60代男女)
  • 20代前半女性において認知度が上昇した20代女優ベストテン(アーキテクト「タレントパワーランキング」2015年2月度調査より)

現在公開中の綾野剛主演映画『新宿スワン』(監督・園子温)では沢尻エリカ・山田優・真野恵里菜らの女優陣が風俗嬢・クラブのママ・キャバクラ嬢を演じているが、ひときわキュートな存在感で注目を集めているのは、スカウト会社幹部の彼女・梨子を演じる丸高愛実だ。

現在のグラビアアイドルの中では演技力で大きくリードする存在となっている丸高は、これまでにも木村拓哉主演ドラマ『HERO』などでキャバクラ嬢役に起用され、「夜の女がハマりすぎる女優」として話題を集めた。今回の映画でも、物語のクライマックスで重要な役割を果たす「歌舞伎町の女」を好演している。

丸高が登場するシーンは、映画の雰囲気が華やかになる。親しみやすさとスター性をひめたビジュアルの魅力が、発揮されている。

天真爛漫な笑顔を見せ、自分のペースを決してくずさない女性の役を演じている丸高の演技を見ていると、その女性が持つ「背景」が見えてきた。

宮﨑あおい・北川景子・堀北真希など、すぐれた主演女優は、セリフには出てこない生い立ちやどういう人物なのかという性格・嗜好を、観客が演技を5分間見ただけで伝わってくるように、醸し出す雰囲気によって表現する力がある。たとえば、北川景子は『HERO』で、たちふるまいから、演じた検察事務官が元ヤンキーだということを表現していた。丸高もまた、そういう演技ができる力を持っている女優だと、『新宿スワン』を見るとよくわかる。

映画の中では、男に胸を鷲づかみにされるシーンも登場。しかし、そんな大胆でエロチックな場面でも、彼女は可憐な愛らしさを見せ、透明感のあるルックスに清楚な魅力さえも感じさせる。妖艶な役柄を演じても、明るさがあり、いやらしくなりすぎないのが、丸高の強みと言える。

3ヶ月に1度、1000組以上の著名人の認知度や関心度について調査して、雑誌『日経エンタテインメント!』でも毎年1回特集を組む「タレントパワーランキング」(調査実施会社:アーキテクト)によると、丸高愛実に対するイメージとして、「かわいい」「健康的な」「活発な」「親しみやすい」などの回答の割合が高かった。「健康的な」や「親しみやすい」の数値が高いというのは、持ち前のナチュラルな魅力が高く評価されていて、好感度が高い証拠と言っていい。彼女に対する関心が特に高い年齢層のひとつである25~29歳男性の回答を集計すると、丸高とイメージのグラフ分布が似ている女優としてコンピュータがはじきだしたのは、榮倉奈々・武井咲・倉科カナ・夏帆の4人で、いずれも正統派タイプの女優だった。

丸高は現在毎週月曜21時から放送されているTOKYO MXテレビの生ワイド番組『バラいろダンディ』にレギュラー出演中。ビジュアルの魅力に加え、テレビでのトークでは等身大の魅力を見せる丸高は、テレビやドラマを最も積極的によく見ている層とされる20代前半女性の注目が急上昇しており、タレントパワーランキング2015年2月度調査の年代別認知度上昇率ランキング・20代女優部門でラブリ、元KARAの知英に次ぐ3位だった。データが示すように、モデルやアイドル出身の女優にとって有力ライバルに浮上した丸高は、男性支持に偏りがちだった従来のグラビア出身女優とは違い、同年代の女性の憧れも集める存在になる可能性をひめた、新しいタイプの女優として、今後さらに注目を集めそうだ。

文/高倉文紀
(女優評論家・『日経エンタテインメント!』などで女優分析記事の執筆を担当)

月刊タレントパワーランキング「月刊ニッポン女優総研リポート」
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