麻生かな W・シェイクスピア原作の舞台「十二夜」で主演に抜擢されるもセリフの量に“絶対覚えられない”

女優 舞台・ミュージカル
愛。ちょいプロデュース公演 舞台「十二夜」の記者発表会より
愛。ちょいプロデュース公演 舞台「十二夜」の記者発表会より
  • 麻生かな
  • 白玉さゆり
  • 江里奈
  • 秋山ゆずき
  • 田口夏帆
  • 加藤夏子
  • 山王ゆな
  • さくら香織
  • 豊村さやか
  • なかがわあつこ
  • 成瀬麻紗美
  • 麻生かな

5月18日、愛。ちょいプロデュース公演 舞台「十二夜」の記者発表会が都内で行われ、キャスト陣が意気込みを語った。

本作は、ウィリアム・シェイクスピア原作の喜劇「十二夜」を、若手女優陣のみで演じる異色の内容。

ヴァイオラ役を演じる麻生かなさんは「今回は結構しっかりしたお話で、ちゃんとストーリー性もあって、またひとつ自分がステップアップできるような気がします。今回出演者の中で一番可愛くいてくれと言われてるので、ファンの皆様に(麻生かなが)可愛いとこもあるんだぞというのを見ていただければなと思っております。」

サー・トービー・ベルチ役の白玉さゆりさんは「今回の役がサー・トービー・ベルチと言う、普段だったら絶対に任せられないおじさんの役で、ちょっと酔っ払った感じのふざけた役を任せられたのが初めてで、そこに挑戦できるっていうこの機会をちょっと大事にして頑張りたいなと思います。」

ウィリアム・シェイクスピア役の江里奈さんは「今回、原作者のウィリアム・シェイクスピアの役ということで、物語の案内人みたいな役割をやらせていただくんですけど、お客様にこの十二夜をより楽しんでいただくための役だと思っているので、お客様を十二夜の世界にどんどん引き込んでいけたらいいなと思ってます。」

オリヴィア役の秋山ゆずきさんは「私、将来の夢はシンデレラになることなんですけど、今回の舞台で初めてお嬢様の役なんですけど、夢が叶った役柄なので気合を入れて成りきろうと思います。」

オーシーノ役の田口夏帆さんは「物語の中で公爵という一番上の身分で、モテる役でもあり格好いい役です。セリフがいっぱいあって長くて大変なんですけど頑張りたいと思います。」

マライア役の加藤夏子さんは「ほとんどの役柄が男性の役の中で、普段割と男顔と言われている私が女性の役をやれるというのがすごく嬉しかった点でもあり、少し性格が悪いというかいたずら大好きな自由奔放な感じなので、そこを思い切り楽しんで演じていこうと思います。」

サー・アンドリューブラザーズ兄役の山王ゆなさんは「(稽古中は)笑ってもらっているので、本番も笑ってもらえるように頑張ります。」

フェイリアン役のさくら香織さんは「人を憎む役なので、あんまり憎んだことは無いんですけど、頑張って憎たらしい役をやりたいと思ってますのでよろしくお願いします。」

キューリオ役の豊村さやかさんは「オーシーノに仕えるものの役なんですけど、ヴァイオラをイジメちゃうというか悪者になっちゃったり、同性愛者でオーシーノに恋心を抱いてる役ですごい難しいんですけど、頑張って行きたいと思います。」

道化4人衆役のなかがわあつこさんは「道化ということで、物語を引っ掻き回したり、皆を面白おかしくさせたりする役どころをあまりいただくことが無いので、そのあたりをどれだけ楽しんでできるかなと思っております。歌を舞台上で唄うのがとても苦手なので、今回これを機に楽しんでやれるようになれたらと思います。」

同じく道化4人衆役の成瀬麻紗美さんは「歌がたくさん出てくるお話なので、そういったところでインスパイアスになったり、愛される阿呆を演じていきたいと思います。」とそれぞれ意気込みをコメント。

脚色・演出の藤本浩多郎さんは「“十二夜”は元々は全員男で演じるべき作品なんです。それを全員女の子で演じることが見どころです。彼女たち自身がよく考えて演技をしてるので、演技自体も見どころになってくると思います。アイドルやタレントには普通だったらやらせないようなこともやることが売りなので、この先も見れないような演技がたくさん出てくるんだろうなというところを期待していただければいいなと思います。」とアピールしていた。

また、台本読んだ感想として麻生かなさんは「絶対覚えられないと思いました。ちょっと降板しようかなと思うぐらいすごい難しくて、一番最初の本読みは(漢字の)フリガナ振り会になってました。」

江里奈さんは「一番最初に台本を手にした時に、本当にこれができるんだろうかと全員頭の中に浮かんだくらい稽古場はシーンとなったんですけど、今の台本ではセリフ・セリフ・セリフと続く感じで、この子がこんなに喋ってるのを見たことが無いくらい全員が本当にたくさん喋る舞台になってるので、一瞬たりとも目を離さずに、耳を舞台に傾けていただきたいと思ってます。」

秋山ゆずきさんは「漢字がいっぱいでことわざみたいな言葉もいっぱいで、私の知らなかった言葉がたくさん出てる台本で、言葉に慣れるのも大変だったんですけど、その言葉を覚えたからと言って、その意味も理解してなかったらセリフにならないので、国語の宿題みたいな感じでした。いっぱい知恵を絞って国語を勉強して乗り切りたいと思います。」と、とにかくセリフが膨大であることを明かす。

最後に麻生かなさんは「18名の女性だけでシェイクスピアを演じるのは本当にガチの舞台です。お客様に飽きられないように今、みんな一生懸命稽古をしてるので、パワフルな気持ちと気合を感じ取って見ていただければ皆さん感動すると思います。」とアピールしていた。

愛。ちょいプロデュース公演 舞台「十二夜」は6月4日(水)から池袋シアターKASSAIにて上演!

■愛。ちょいプロデュース公演 舞台「十二夜」

日程:2014年6月4日(水)~8日(日)
場所:池袋シアターKASSAI

6月4日(水) 19:00~
6月5日(木) 14:00~ / 19:00~
6月6日(金) 14:00~ / 19:00~
6月7日(土) 13:00~ / 18:00~
6月8日(日) 12:00~ / 17:00~
※開場は開演の30分前

キャスト:
麻生かな、白玉さゆり、江里奈、秋山ゆずき、田口夏帆、竹崎綾華、加藤夏子、山王ゆな、岩清水まや、さくら香織、豊村さやか、大空みお、なかがわあつこ、成瀬麻紗美、鈴木彩乃、馬渡直子、ほか

舞台の詳細やチケットの購入方法の詳細は公式サイトをチェックしてください。

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