【Jams Collectionインタビュー (後編)】4thミニアルバムをリリース そして その先へ “またいつか、勢いつけてあの場所へ…”
人気アイドルグループ・Jams Collection(通称・ジャムズ)が、7日に4thミニアルバム『Jam Wonder』をリリースする。今回、メンバーから保科凜さん、北乃咲久さん、峰島こまきさんが登場。それぞれの立場で今のジャムズやその中での自分についての思いを語ってくれたインタビュー前半に続いて、後半では、ニューアルバムの聴きどころについて詳しく語ってくれた
--こまきさんは前回、加入前にいたグループ時代にも、ジャムズの楽曲がすごくいいと感じていたと語っていましたが、今回のニューアルバム、全7曲で、盤違いの2曲も含め全9曲のレパートリーとなっています。やっぱりいい曲ぞろいだと感じていますか?
峰島こまき「はい! そう思います。今っぽい曲もあれば、ちょっと懐かしいかも、と思う、甘酸っぱい青春を取り戻したいと思えるような楽曲もあって、今のジャムズの魅力がつまったアルバムになっています」
保科凜「この一枚でジャムズのいろんな表情を楽しんでもらえると思います」
--リード曲は……。
凜「2曲あって、『アオノカケラ』と『レモネード・リプライ』です。『アオノカケラ』は疾走感のある一曲。今着ているデニムの衣装でミュージックビデオ撮影もさせていただいています。今回のCDにも、MVにも、こまきちゃんが加入後初めて参加しています。『アオノカケラ』は疾走感もありつつ、爽やかさがある王道恋愛ソングなんですけど、ライブで見ると、さらに疾走感を際立たせるような激しいダンスがあって! ジャムズってわりときれいに踊っているイメージがあるんですけど、結構パワフルなダンスもあるので、どちらも注目してほしいですし、MVもすごく素敵に作ってくださっています。珍しい、メンバーの制服姿も見られて、私たちの秘密の時間を覗き見る感覚になれるので、ぜひMVも楽しんでいただけたらと思います」
--デニムの衣装は昔インタビューさせてもらったときにもありましたね。
凜「はい。今回の衣装は装飾とかレースがいろいろついていて、前回のデニム衣装よりガーリーめの、今のジャムズっぽい、女の子の憧れ、というか、女の子が好きそうなデザインのデニム衣装になっているかなと思います」
--ジャムズって最近特に女の子からの人気が高まっているようですね。
凛「めっちゃ増えましたね。メンバーによって全然違うんですけど……。ほぼ女の子のファンばかりというメンバーもいます」
--それって?
凜「小此木(流花)ですね。もう圧倒的に女の子に人気で。やっぱり女の子たちはSNS得意な子が多いので広めてくれて、またそれを見た女の子が来てくれるという好循環もあって。特にリリースイベントだと、対バンライブなどより気軽に参加できるので、女の子が多く来てくれます」
--咲久さんも女の子のファンが増えている?
こまき「最近多くない? めっちゃ増えてきたよね」
北乃咲久「(男女比が)6:4? 6.5:3.5?」
--刻みますね(笑)。
咲久「ありがたいことに……。女の子のファンが多いメンバーは、メンバーによって来る女の子の雰囲気も違ったりして面白いです」
--どんな違いが?
凜「(水瀬)さららのファンの子は、さららになりたい子が多くて、ファッションをマネして、さららが私服で着てそうなものを着ている子が多いです」
咲久「“かわいい”を楽しんでいる子がさららさんのファンに多いかもしれない。るーさん(小此木)のファンとか(本人と)似てる(笑)」
凜「るーのファンの人は、ファッションをマネるというより、本当にるーになりに来ている(笑)」
咲久「『小此木さま』って感じで(笑)」
--逆に、ほかのグループだと多い、40〜50代くらいのおじさんファンは行きにくい?
凜「いや、そんなことはないです」
咲久「全然いづらくないですよ」
凜「メンバーによって比率は違うんですけど、全体で見ると男性のほうがまだまだ多いので、全然。女の子側からしたら、思ったより女の子が多くて入りやすいし、男性目線だと普通に俺たちの場所、みたいな感じで(笑)」
--さて、もう一つのリード曲『レモネード・リプライ』はどんな曲ですか?
咲久「『レモネード・リプライ』は『青いペディキュア』の要素が振付にも入っていて、それを意図されて作られているんですけど、メンバーもファンもこの曲を好きな人が多くって、明るいんですけどせつなくて、すごく青春を感じられるような曲で、私もめっちゃ好き! ライブをしていても、ラスサビでめっちゃ転調していて、“好きだ!”で指さしたりだとか、“バン!”って爆レスポイントもあって、そういうところも好き! ザ・ジャムズという感じの曲です」
--2曲のリード曲以外で、個人的に好きな曲を選んでもらうとすれば、こまきさんは?
こまき「うーん、いい曲だらけで迷うけど……『ファイヤライダー』かな。私、ジャムズではかっこいい曲が好きで、そういう曲を歌えたらいいなと思っていたタイミングでこの曲をいただきました。ほかの曲よりも今っぽいというか、勢いがあり、とにかくマジでアゲていきたい!というときにこの曲が来ると、気持ち的に私たちも切り替わるし、ライブに必要な一曲になっているのかなと思います。それぞれのパートもカッコよかったり、この中で一番ギャップがある曲なので、覚えて一緒にライブで盛り上がってくれたら嬉しいです」
咲久「私は『オレンジ』。爽やかな曲で、私たちもいい意味で気楽にいけるというか……」
凜「優しいよね。穏やかで」
咲久「そう! 無理に気を張らなくて、メンバーの素の良さがいい感じに出ているような可愛い歌詞とか、青春感、これも恋愛の曲なんですけど、本当におだやか〜にライブでできるので、ファンの人も聴けば聴くほど好きになるような曲だと思うし、私たち踊れば踊るほど好きになっていくので、聴いてほしいなと思います」
--『ファイヤライダー』のようなアゲ曲もあれば、『オレンジ』のような穏やかな気持ちになれる曲まで。
凜「そういう緩急が……」
咲久「安定した甘酸っぱい恋みたいな、メロディも甘酸っぱくて青春感があります」
--こういう曲が好み?
咲久「私ジャムズの曲が好きでグループに入ってきたので、明るくて切なくて、ジャムズの曲ってそのイメージが強くって、それが大大大好きで! こういう曲を自分で歌えて嬉しいです」
--自分がジャムズにいるんだって喜びを改めて感じているのかも。
咲久「思います、思います。ジャムズの曲が好きすぎて。全部好きで、だから今回のアルバムも全部じっくりと聴いて欲しいですね」
--咲久さん、好きなところに収まることができている幸せな人生ですね。望んでいても実現できている人はなかなかいない。自分の中に第一希望のグループがあっても縁がなかったり。
凜「タイミングとか……」
--そう。それで今は違うグループで活動しているという人もいる。咲久さんはもう一生メンバーでいたい……今はそんな感じなのかも。
咲久「メンバーにずっといてほしい」
--そっか、自分がいたいというのもあるけど、今のこのメンバーの中で活動したい。
咲久「そう、全員でいたいです」
凜「ありがたいですね。これはオーディション秘話で、咲久は本当に逸材すぎて、メンバーみんなの間ですごいと言っていたんですけど、『ジャムズが好きで、ジャムズにしか入りたくない』と言ってくれていて、『今までアイドルのオーディションを受けたことはない。ジャムズが初めてです』と言っているのが、最初ありえなすぎて、私たちの中で、『この人嘘つきかも』って言ってて、ちょっと危ないってなってたんですけど(笑)、本当にジャムズのことが好きだというのが伝わってきて、“ジャムズのことが好きで好きでたまらない”“アイドルになりたいんじゃなくて、ジャムズに入りたいんだ”って、そういう気持ちで来てくれる子っているんだと思って、知っていくうちにありがたいなと思うようになりました」
--企業の就職面接でもよく言うような……。
凜「そう。『御社が第一志望です』って(笑)。そんな感じで疑いもあったんですけど、咲久の話を聞いたらジャムズ以外何も知らなくって、本当だったんだって(笑)」
--ジャムズが好きで、アイドル自体に興味あったわけではない?
咲久「はい。知らなかったんです、日本のアイドル界で今誰が流行っているのかとか。すごく有名なグループさんはとりあえず名前だけは知っていたんですけど……。私は以前の8人体制のジャムズをずっと見ていて、“わぁ、こんなにキラキラした子たちっているんだ”って思って、高嶺の花すぎるじゃないですか、外から見たらジャムズって。そこに入れるわけないし、入ろうとも思っていなかったんですけど、ふと、なんかふと、そのときの自分がどう思ったか覚えてないんですけど、本当にやってみたい!と思って、ふらっと、いや、ふらっと、という言い方はアレだけど、思い切って飛び込んでみたら、こんな感じになっています」
凜 こまき 笑
--グループ側も本人側もバシッとハマった出会い。
凜「そうですね」
咲久「加入して、昨年夏に初めて『ナツジャ!!!!!!!』(ジャムズが毎年夏に開催している野外ライブ)に出るって決まったときに、もう一度前の『ナツジャ!!!!!!!』の映像を観直したんですよ。“えっ、ここに立つの? このYouTubeに映るんだ!”って、お姉ちゃんと一緒に観ながら夜な夜な話していました」
凜「うーん、可愛すぎて食べたい(笑)」
こまき 爆笑
--そんな咲久さんの今後の目標は?
咲久「もっと自分に自信をつけて、うーん、なんだろう、目標かぁ……」
--今が幸せという感じ?
咲久「こうありたいとか、こういう目標があるというのはあんまりなくって、ただメンバーと一緒に活動できているという現実とか、そういう時間が大好きなので、それがあったらいいかなって思っちゃうけど、でも目標とか夢を大きく持たなければな、と思います!」
--今は「グループとしてこんなふうになっていきたい」とか「自分は成長してこうなりたい」というよりは、「今の幸せな環境を守りたい」、それはそれでいいと思います。
咲久「でも、この7人で行けるところまで行きたいし、私がジャムズを観ていた側だったときに立っていた大きな舞台に立てたらいいなと思うので、そのためにできることを今やらなければと思っています」
--大きな目標を叶えるためにもそうだし、今の環境を守るためにも頑張らなければ!
咲久「頑張るしかない!(笑)」
--こまきさんは?
こまき「私は引っ張ることはできないので、引っ張るというよりはグループにちっちゃな穴ができたら、それを埋められるような存在になれたら。いないと困るというように言われたら嬉しい、みたいな……。迎えてくれたからには、グループの力になれるような立ち位置を自分で見つけたいなって思っていて、Zeppツアーもあるし、これからジャムズがもっと大きくなれるように、今までグループが見ていなかった景色を見られるように、自分ができることはこれからも全力でやっていきたい。自信がなくても逃げるのは良くないので、ちゃんと向き合ってやっていきたいなと思います」
--引っ張るタイプでなくても、そこはベテラン“アイドル職人”、急遽誰かが病気やトラブルなどで欠けても、その間どこでもカバーできる、頼れるメンバーに。
こまき「ジャムズはいろんなことを乗り越えてきているメンバーなので、そういうのを乗り越えてきている人たちって、私も乗り越えてきたタイプではあるから、そういう人たちにしかできないことはめっちゃあって。この5ヶ月間も体調が悪かったりとか、何もなかったわけではないので、そういうときのメンバーの座っている感じとかはやっぱりかっこいいなって」
凜、咲久 笑
--乗り越えてきている強さが……。
凜「滲み出ちゃってた……?」
こまき「そう。やっぱり一つちゃんと大人になるということであるので、それをこのグループで感じています」
--凜さんが醸し出す聖母のような雰囲気って、ただ優しいだけでなく、その中に強さがあるからこそ……。
こまき「強さで出来上がっているものだから、なんかいろんなことを乗り越えて、もしかしたら私たちの知っている凜さんではなかったのかなって思うときもあるから、とにかく長くやってきているジャムズのメンバーを幸せにしたいなと思います。笑顔で活動させたい!」
咲久「裏の聖母出てきた(笑)」
こまき「(笑)。マジでみんなが笑顔だとめっちゃ嬉しいから、楽しく笑顔で活動できる状態が続いていけばいいなと、めっちゃ思います。
--凜さんは以前から目標として、ジャムズの曲がアニメソングに起用されることを挙げてくれていましたね。
凜「はい。アニメ好きなので」
--ハマる曲とかいろいろありそう。
こまき「アニソン、私も一回やったことがあるけど、やっぱり影響が大きい。MVの再生回数も全然違うのでいいよ」
凜「家族全員好きでアニメ一家なので、やりたいです」
--この3人を見ていると幸せな関係性だと思います。
凜「私はオリジナルメンバーで、ジャムズのことを外から見たことはないので、咲久やこまきちゃんがこんなにジャムズに入る前にもいいと思ってくれていたのを知れるのも嬉しいし、咲久が入ってくれたときの心境というか、『ジャムズしか興味がない』と言ってくれたこととか、こまきちゃんも今の環境が幸せ、と言ってくれたりとか、そういうのもすごくありがたいと思う。ここまで続けてきてよかったなというか、ジャムズのことをこんなに大事に思ってくれるメンバーに出会えてよかったなと思います。私の中のアイドルとしての目標が、第一弾がステージの花道を走りたかったんですけど、それが叶って、次にアイドルを続けていく中で、TIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)のSMILE GARDENの大トリをやるという目標があって、それも今年の夏に叶えさせていただいて……。その次に私が見たい景色ってなんだろうと考えたときに、私はZeppの観客席が、スタンディングでギューギューになっている景色ってめっちゃかっこいいなと思って! バンドの対バンライブに行ったときに、後ろまでパンパンで、その光景が本当にかっこいいなと思った。その景色をお客さん側で一番後ろから見たときに、私もアイドルとして、スタンディングで満員のZeppに立ちたい!と思いました。今はその景色を見るのが今の自分の中の目標だし、グループとしては、私たちは武道館に立たせていただいているけど(2024年)、ちょっと不完全燃焼感もありつつ、武道館後に入ってきてくれたメンバーもいるので、またいつか、勢いをつけて7人で武道館に立てたらいいね、という話はしています」
--楽しみにしています!
Jams Collection
2021年に結成。2022年2月、アルバム『Jam Mode』でメジャーデビュー。2024年には日本武道館でワンマンライブを開催。今年4月から現在の7人体制で活動している。ニューアルバム『Jam Wonder』は徳間ジャパンコミュニケーションズより10月7日発売。 Jams Collection Zepp Tour 2026-2027『シンデレラ・ストーリー』が10月からスタート。その他グループの詳細プロフィールやCD収録曲、リリースイベントのスケジュールなどは下記公式サイトにて。
保科凜(ほしな りん)3月9日生まれ、東京都出身。特技=書道、スキー、乗り物酔いしない、事務作業 趣味=パントマイム、VR、子ども、YouTube ※結成メンバー
北乃咲久(きたの さく)9月13日生まれ、埼玉県出身。特技=踊ること、友達を可愛く撮ること 趣味=UFOキャッチャーでぬいぐるみをとる、辛い食べ物巡り ※2025年加入
峰島こまき(みねしま こまき)11月17日生まれ、静岡県出身。特技=ポーちゃんのモノマネ 趣味=コスメ集め、ガチャガチャ。※2026年4月加入。
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