上白石萌音が世界の料理を食べ歩き「たくさんの文化に触れて視野が広くなりました」

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上白石萌音
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女優の上白石萌音が26日、フォトエッセイ集『BITE The World 上白石萌音と世界をガブリ!』の出版記念取材会を東京・集英社アネックスビルで行った。

同書は、雑誌『メンズノンノ』にて2年半以上にわたって続いたグルメ連載を書籍化したもの。延べ28の国と地域の料理を紹介するフォトエッセイ集として、同日に発売された。

上白石さんは完成した本を手に「本が好きなので、自分の名前が載った本が出版されるのはこの上ない喜び。もう夢を見ているような気持ちです。2年半くらい続いた連載の書籍化ですが、毎回素敵なチームでいろんな料理を食べてきました。私にとって卒業アルバムみたいに、開くたびに濃い思い出がよみがえってくる大切なものです」と喜びを噛み締めた。

連載の内容について「ご褒美になる連載がいいなと企画をみんなで考えましたが、その通りになりました。2か月に一度撮影がありましたが、朝ごはんを抜いてお腹ペコペコの状態でお店に行って、お腹いっぱい食べて帰ってそのまま寝るという、仕事と言っていいのだろうかというくらい幸せな時間でした。たくさんのお店や洋服を貸してくださったブランドの方々など、いろんな方々のお力添えで出来上がった本なので感謝しています」と当時を振り返った。

特別な日に大切な人と食べたい料理としてネパール料理を挙げ、「どのお店も最高で甲乙つけがたいですが、特別な日に大切な人とだったらネパール料理を推します。私も初めてちゃんと食べましたが、スパイスをたくさん使いながらも日本人に馴染み深い味でおいしかったですし、何より健康になれます。大切な人とたくさん時間をともにするためにも、健康な料理を食べてほしいです。お伺いしたお店もエベレストを模していてエンターテインメントの要素もあり、心に残る体験になります」と薦めた。

また、お気に入りのカットに連載初回を飾ったメキシコ料理での一枚を選び、「メキシコで小学生のときに3年間過ごしたことがあり、第2の故郷のように思い入れがあります。もともと知っていた大好きなお店でもあったので、そこに来られたうれしさが全面に出ている写真です。洋服もメキシコっぽくて、写真だけ見たら本当にメキシコに行ったと錯覚するようなカットなので選びました」と見どころをアピールした。

毎回約400字の書き下ろしエッセイの執筆について、「書きたいことがいつも千字くらいになってしまい、それを削る作業でした。新しい経験をして言語化する機会をもらえたことで、色々考える筋肉が鍛えられました。締め切りに追われている時や、食体験と意外な記憶が結びついた時、お店で全く知らなかった文化を知って世界が開けたと思ったときに書きたいことがあふれて筆が走りました」と説明した。

一方で、締め切りについては「いつも悩みすぎが原因で締め切り当日滑り込みで提出していたので申し訳なかったです。私の怠慢によりますが、(締め切りを複数回過ぎても)怒られなくてそれが怖かったです。ずっと内心怒っていたはずですが、優しく包み込んでくださって感謝しています。二度とこのようなことはないよう気を付けます」と反省の弁を述べて会場の笑いを誘った。

タイトルの「ガブリ」にちなみ最近熱中していることについて、「たくあんが好きだということに気づいて、柵で買うようになりました。本当はそのままガブリしたい位ですが、大人なのでスライスしています。また、慣れない料理はお店で食べるのが一番なので、(自宅での海外料理は)ないです」と明かした。

同書を渡したい人について問われると、「祖父母に読ませて『食べたことある?』と聞きたいです。大体のことは人生経験で負けてしまいますが、これで経験したことは祖父母にも勝てる気がします。親友の佐藤栞里さんは食べるのが大好きでエスニックも好きなので一緒に制覇したいです」と笑顔を見せた。

同書の出来栄えを「100点満点中、100点」と評した上白石さんは、「みんなの力で最高に楽しい実用的な本ができました。たくさんの文化に触れて視野が広くなりました。世界がカジュアルにつながれる今、主体的な考えや視点を持つことが大事な世の中ですが、世界は広く知らないことがたくさんあると知ることは自分を謙虚にさせるし、考える力や感じる心も育まれます。堅苦しい本ではないですが、この彩り豊かな本を読んで心を潤してほしいです」と締めくくった。

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