【志田こはくインタビュー】「劇団☆新感線」作品初出演、開幕を前にワクワクが高まる「本番はアドレナリンが出て、変なことしちゃいそう」(!?)

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志田こはく
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女優の志田こはくさんが、6月に開幕する舞台「2026年劇団☆新感線46周年興行・夏公演 SHINKANSEN☆RSP 怪奇骨董音楽劇『アケチコ!~蒸気の黒ダイヤ、あるいは狂気の島~』」に出演。根強い人気を誇る「劇団☆新感線」作品へ初の出演となる。本作への思いや稽古でのエピソードを語ってくれた。

★舞台の内容や、志田さんの同劇団初出演の感想、舞台への意気込みなどのコメントを紹介した記者会見の記事はこちら https://girlsnews.tv/actress/495573

--劇団☆新感線の舞台への出演が決まって、周りからの反響はいかがでしたか?

「『すごいね』という反響と、私はこれまで結構コミカルなお芝居を映像作品でやってきたからか、ファンの方にも『こっちゃんらしい』『こっちゃんに合いそう』と言っていただけて、みなさん開幕を楽しみに待っていてくださっていると思います」

--ドタバタ音楽活劇ミステリーの本作で、志田さんは名探偵・アケチコ五郎(宮野真守)の助手「助手林鳩美」役を演じますが、どんな役どころになりますか?

「宮野さん演じるアケチコ探偵と“ニコイチ”で探偵のお仕事をしている、活発な役です。アケチコさんが暴走するのですが、そういうのを止めたり、一緒に乗っかったり、ツッコんだり……とにかく楽しい役柄で、楽しんでお芝居しています。またストーリーテラー、語り部でもありますのでセリフ量が少し多いですが、物語を伝えていく役割としてお客さんを置いていかないように、きちんと丁寧に伝えることを心掛けて、稽古に励んでいます」

--二つの役割を務めるという点で意識していることは?

「語り部の部分は知的に見せて、アケチコさんやみんなとのやりとりのときは、ちょっと可愛らしさを出しつつ、ギャップを出していけたらなと思います」

--今回はミステリー作品ということですね。

「ミステリーですが、特に後半にかけて、私たちも本読みしていてわからなくなっちゃうくらい、すごいドタバタ劇になっていまして、ミステリー要素もありながら、音楽劇でコメディ感が強い、楽しい作品になっていると思います」

--戦隊シリーズ2作や、舞台『ロボコォォォン!-ROBOT COOONTEST!-』などでのコミカルな芝居に定評がありますが、コメディ作品は得意ですか?

「面白く身体を動かしたり、『顔の表情が豊かだね』と言ってもらえるので、そういう面で、明るく、面白さのある役のほうが得意なのかもしれないです」

--もともと人を笑わせるのは……、

「好きです。でも全然面白いことはできないんですけど(笑)、舞台上で面白いことをするのは好きです」

--今回の作品では個性的な面々がそろいますが、その中でそれが……、

「発揮できたら嬉しいです。みなさん個性的なキャラクターがそろう中で、助手林はわりと冷静というか、マトモな役(笑)。その中でもちょっとクセが強いところを出せたらいいなと思います」

--全体の中では冷静さを持っているキャラクターなんですね。

「アケチコさんと一緒に弾けるときもありますが、基本アケチコさんが弾けていて、私は後ろで見守っているみたいな感じで……」

--自身が弾けるお芝居が人気でしたが、今回のようなキャラは意外と……。

「初めてです。一緒に弾けたくなります(笑)。でも自分が弾けるのもアリな劇団☆新感線なので、たとえば宮野さんが弾けているときに、こっそり宮野さんと同じ振りをしていたり、そういうところで面白みを出していきたいなと思います」

--劇団☆新感線の稽古に参加して感じていることや新たな発見などはありますか?

「劇団☆新感線ならではの稽古の進め方があって、まずは自由にやってみるということはなく、(演出の)いのうえ(ひでのり)さんが一つ一つ丁寧にセリフの言い方を伝えてくださったり、動きを一から作ってくださるんです。そこが今までの舞台のお稽古とは違うなと思いました。その教えてもらった動きをしながら、セリフを言うというのはまだ慣れていないので早く慣れて自分に馴染ませたいです」

--共演のみなさんとお会いした印象は?

「本読みで『はじめまして』だったのですが、本読みの時点で大きな笑いが起きるくらい、みなさん、個性的なキャラクターを自分のものにされていて! 宮野さんは、とにかく優しいです。いつも声をかけてくださって。『元気?』『はい、元気です!』って。毎日やりとりをしていて、いつも私が『はい、元気です!』って答えるだけだったのですが、昨日やっと自分も聞き返すことができました。『宮野さん、元気ですか?』って。そしたら、すごく喜んでくれました(笑)。『元気だよ!』って。古田(新太)さんはお酒がお好きみたいで、公演期間も長いですし、みなさんと一緒に乾杯できることを目標に、仲良くなりたいです(笑)」

--今までは年齢的なこともあり(現在21歳)、撮影が終わったあと、みんなで食事に行ったりということも……。

「あんまりなかったです。今回の舞台ではそれが楽しみです。福岡と大阪の公演もあるので」

--新感線の舞台は音楽も見どころですが、志田さんも歌を?

「はい。曲はもらっていて、歌稽古も始まっています。ご指導してくださる方に、『音感がいいね』『リズム感があるね』と言ってもらえていて。動きながら歌うというのはきっと難しいと思うので、しっかり体力をつけて、おなかから声を出すようにしたいなと思います」

--稽古が進む中で、現時点での課題のようなものはありますか? 本番までにもっとこうしたい、みたいな。

「語り部として、説明するセリフが多いのですが、どうしても可愛く言っちゃうんです。もっと『何か企みがあるように、ちょっと低いトーンで話すように』とご指導いただいて、それがまだ掴めていなくて、何回も練習しています。語り部で自分のことじゃないから、『感情を入れるのも違うよね』と宮野さんとお話ししていて、『でも淡々と話すのも違う。(場面を)想像しながら言えばいいよね』というふうにアドバイスいただきました」

--これまでも舞台出演の経験がありますが、舞台ならでの魅力って?

「舞台は生もの、毎回お芝居が変わってきて、多分そういうところがお客さんも観ていて楽しいなと思うところだと思います。あとフィギュアスケートと似ていて、お客さんに観てもらうところで、お芝居をして表現するのってやっぱり楽しいな、舞台ならではだなと思います」

--志田さんはフィギュアスケートの経験がありますが、通じる部分もあるんですね。今回何公演もある中で、回によって、アケチコさんの動きに対する助手林の動きが変わっていったりすることもあるのかもしれません。

「楽しみですね。多分アドレナリンが出ちゃうので、本番になると変なことをしちゃいそうです(笑)」

--『ロボコォォォン!-ROBOT COOONTEST!-』のときは結構弾けてましたね。

「弾けてました(笑)。今回すごく公演数がたくさんあるので、毎回同じお芝居をする中で、アドリブだったり、毎日芝居の内容の変化を見せたほうがいいと思っています。お客さんにも2回、3回と観に来てくださる方もいると思うので、同じ物語ではあるけど、『今日のこはくちゃんはこんなところでこういう表情を、こういう芝居をしていた』とか感じてもらえたら。毎回違う変化に自分も気付けるように、余裕をもってお芝居できるようにまずはセリフを入れて、動きを作って、頑張りたいです」

--劇団☆新感線の作品はこれまで2本観たと話していましたが、普段から舞台ってよく観るほうですか?

「友達に舞台役者さんが多く、観劇させてもらう機会もあるので多いほうだと思います。最近ですと私も出演させてもらった『梅棒』さんの作品とか、自分が出たあとに作品を観ると感じるものが違って、“ああ、舞台ってやっぱりいいな”って。特に梅棒さんってノンバーバルで、ひたすらダンスを2時間、 J-POPの曲が流れる中、踊るお芝居だったので、観ていて鳥肌が立ちました」

--昨年あたりから、昭和の女性の役、就活生の役、港区女子になりたい子、またちょっとセクシーなお芝居に挑戦したり、演技の幅が広がっている志田さんです。

「20歳を迎えて、いろんな役に出会えるようになって、今後ももっとチャレンジした役に出会ってみたいです。以前は学生だったり、明るくて活発な役だったり、等身大の役が多かったので。今回みたいに、お仕事を持っている、専門用語を使う女性だったり、そういう役もなかったので楽しんでいます」

--舞台の大千穐楽が8月末ということで、今年は舞台一色の夏に?

「この夏は劇団☆新感線で過ごす夏になりそうです」

--閉幕したあと、ゆっくりやってみたいことはありますか? まだギリギリ夏の余韻が残る時期ですが。

「毎日稽古の日々で、今は友達と会えないので、舞台が終わったら会いだめしたい! 旅行とかにも行きたいですね。でも公演で福岡や大阪にも行けるので、美味しいものを食べたり、今年の夏を満喫したいです」

--これまでになく長い舞台公演ですが、体力には自信があるほう? 去年、多分この時期一番忙しかったんだろうな、という時期もわりと元気そうでしたが……。

「元気でした! でもケガだけは怖いので気をつけたいです。最近は喉のケアを心掛けています。寝る前にはちみつを飲んでいます。声が大事なので」

--最後に改めて舞台を楽しみにされている方々へのメッセージと意気込みをお願いします。

「劇団☆新感線ならではの、大きくステージを使うお芝居で、音楽もあり、がっつり踊ったりもして、私はアクションはないんですけどみなさんはアクションをされていたり、本当に舞台ならではの表現を楽しんで観ていただけると思います。その中で助手林は、みなさんよりマトモで冷静な役だと思うんですけど(笑)、ストーリーテラーでもあるので、自分のキャラをより濃くして、みなさんに埋もれないように、観てくださる方に楽しんでいただけるように、お芝居できたらなと思います」

〈プロフィール〉

志田こはく(しだ こはく)

2004年5月25日生まれ、2022年『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』のヒロイン・鬼頭はるか/オニシスター役で注目される。以降、ドラマを中心に活躍。最近ではドラマ『なんで私が神説教』(日本テレビ系)、『浅草ラスボスおばあちゃん』(東海テレビ/フジ系)、『プロパガンダゲーム』(MBS/TBS)、『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』(テレビ朝日系)、『女の子が抱いちゃダメですか?』(W主演/MBS系)舞台『ロボコォォォン!-ROBOT COOONTEST!-』、映画『ロングホットサマーバケーション』(主演)などに出演。

その他出演作など詳細は下記公式サイトにて 
https://www.aplus-japan.com/talent/shidakohaku

「2026年劇団☆新感線46周年興行・夏公演 SHINKANSEN☆RSP 怪奇骨董音楽劇『アケチコ!~蒸気の黒ダイヤ、あるいは狂気の島~』」概要

【作】福原充則 【演出】いのうえひでのり
【出演】宮野真守 神山智洋 /
石田ニコル 浜田信也 志田こはく 粟根まこと / 古田新太 ほか
【東京公演】6月12日(金)~7月12日(日) EX THEATER ARIAKE(東京ドリームパーク内)
【福岡公演】7月24日(金)~8月8日(土) キャナルシティ劇場
【大阪公演】8月20日(木)~30日(日) フェスティバルホール

チケット販売や公演スケジュールなど詳細は下記公式サイトにて
https://www.vi-shinkansen.co.jp/akechico/

※記事の初掲出時に志田さんの舞台出演本数を記した文に誤りがありました。お詫びいたします。

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