中島瑠菜、映画『とれ!』で初主演「コウイチ監督ならではのこだわりや遊び心が詰まった、新しい感覚のホラー映画です」

ニュース モデル 女優 映画・ドラマ
中島瑠菜
中島瑠菜

雑誌『Seventeen』の専属モデルで女優の中島瑠菜さんが、映画『とれ!』(2026年1月16日全国公開)で初の単独主演を務めた。本作への思いや撮影を通じて得た経験、共演者とのエピソードなどを語った。

本作は、スマホで撮影した何気ない映像をきっかけに、日常が思わぬ恐怖へと変わっていく青春ホラー。動画を撮ることが身近となった若者の日常に、正体不明の存在が忍び寄っていく。監督・脚本は、人気動画クリエイターのコウイチ氏が担当している。

中島さんが演じる主人公・佐藤美咲は、母子家庭で育ち、親に負担をかけまいと進学せず地元就職を考えながら高校生活の最後を過ごしていたが、友人との何気ない日常の延長線上で、思いがけない恐怖に巻き込まれていく役どころだ。

役柄について中島さんは「美咲はとても真面目な子なんです。でも、動画制作をきっかけに考え方や価値観が少しずつ変わっていくところがあって。まさに今を生きる女の子だと感じました」と話す。

脚本を初めて読んだ時の印象については、「文字で追っている時はすごく怖かったです。でも同時に、それがどんな映像になるんだろうって、ワクワクもしました」と振り返った。

撮影現場では、コウイチ監督の存在が大きな支えになった。撮影開始前、監督は中島さんと、親友役を演じたまいきちさんに「お互いありのままの姿をどんどん出してほしい。その場で調整していくから、まずは撮影を楽しもう」と声をかけたという。

この言葉が、主演としてのプレッシャーで緊張していた中島さんの心をほぐした。監督の柔軟なスタンスに触れ、「その場の空気感を大切にしていいんだ」と感じられるようになり、自然体で演技に臨めたそうだ。

ロケ地には、茨城県に実在する廃墟が使用された。「最初に見た時のインパクトがすごく強かったです」と中島さん。「実際に行ってみると、草木が生い茂った怪しい雰囲気の建物で。照明がないと一歩先も見えないくらい真っ暗で、スマホのライトで壁を照らした時にシミが見えたりすると、ゾッとする怖さがありました」と、リアルなロケ地ならではの体験を明かした。

共演者との交流も印象深かったという。親友・皐月役を演じたまいきちさんは、以前から憧れていた存在だった。「私が小学生の頃から見ていた方なんです。インフルエンサーとして人気のまいきちさんとSNSの使い方の話ができたのは、すごく楽しかったです」と笑顔を見せる。

また、霊能者・浅野役を演じた和田雅成さんについては、「独特なキャラクターの演じ方に圧倒されました。現場にお清め用の“アジシオ”が置いてあったのも印象に残っています」と語った。

ホラー作品については、「もともとは苦手でした」としつつも、「最近は少しずつ興味が湧いてきています」と変化を実感。最近は動画サイトで映画『ミーガン』を一人で観るなどして、少しずつ克服しているという。

心霊現象については「自分の身近で起きたことなら信じます」と話す。過去に青森でのロケ中、共演者の腕に身に覚えのない手形が浮かび上がったのを目撃した経験があり、それ以来、目に見えない存在を意識するようになったという。

中島さんは2021年、松竹グループ合同オーディション「松竹 JAPAN GP CONTEST」で約1万人の応募者の中からグランプリを受賞し、芸能界入りを果たした。受験期だった当時については「迷いよりも、前向きに頑張ろうという気持ちで飛び込みました」と振り返る。

その後、高校進学と同時に上京して俳優としての活動を本格化させ、2023年に映画初出演。以降も主演作を重ね、2024年には『ミスセブンティーン2024』にも選出されている。

美咲という役には、進路に悩んだ自分を重ねる部分も多かったと言いつつ、「美咲が周りのアドバイスを受けて変わっていったように、私も客観的に自分を見る力を身につけたいです。言葉以外の表現でも、何かを伝えられる役者になりたいです」と、将来への思いを語った。

最後に、「人間の怖さや心霊現象の不気味さも描かれていますが、美咲が未来に向かって一歩踏み出す物語でもあります。コウイチ監督ならではのこだわりや遊び心が詰まった、新しい感覚のホラー映画になっています。ホラーが好きな方も、ちょっと苦手な方も、ぜひ劇場でいろんなポイントを見つけて楽しんでほしいです」とアピールした。

映画『とれ!』は、2026年1月16日公開
配給:KADOKAWA ©2025 「とれ!」製作委員会
公式ホームページ:https://tore-movie.jp/

 

    Comments are closed.