福田ルミカ、水着姿は見納め「私の100％が詰まった写真集」

福田ルミカ

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グラビアアイドルで女優の福田ルミカさんが26日、セカンド写真集『Soar』の発売を記念し、都内で記者会見を開いた。

福田さんにとって最後の水着写真集となる本作は、2月上旬にタイのビーチリゾート・パタヤで撮影された。撮影当時19歳だった“ラストティーン”の貴重な瞬間を収めている。写真集のタイトル『Soar』は、英語で「舞い上がる」「羽ばたく」を意味する。福田さんはこのタイトルに込めた思いについて、「私のセカンド写真集の名前にふさわしいかなと思ってつけさせていただきました」と説明。さらに、「私の好きな動物が鳥なので、その鳥をちょっと作品に取り入れてみました」と、自身の趣味を絡めた理由も明かした。

本作は、福田さんにとって「ラスト水着」となるメモリアルな一冊。約5年間にわたるグラビア活動の集大成ともいえる作品だ。「グラビアを始めて5年。撮影回数もかなり多かったので、『あ、これが最後なんだな』という気持ちも乗せて、引き締まった思いで撮っていました」と、撮影時の心境を振り返った。

お気に入りのカットには、プールサイドで撮影された一枚を挙げた。「一番最後に撮ったカットです。この写真集が水着のグラビアとして最後で、その中でも本当に最後のカットなので、自分もすごく意気込んでいて、気合が入ったカットになっています」と、特別な一枚であることを強調。一方で、「ただ、表情はすごく柔らかくて、そこが自分の好きなポイントです」と、力強さの中にのぞく自然体の魅力を見どころとして語った。

撮影地のタイ・パタヤでは、「私はエスニック料理がすごく好きなので、トムヤムクンを飲んだり、タイ料理をたくさん楽しめたことが思い出に残っています」と笑顔を見せた。撮影中の食事制限については、「私、すごく食べることが大好きで、結構ガッツリ食べてもそこまで太らない体質なんです。食べることが人生の中で一番好きなことなので、たくさん食べました」と明かした。ボディメイクに関しては、「太ももにお肉がつきやすいので、鍛えてましたが、好きなご飯は食べていました。なので、写真集の中でも表情は明るいと思います」と、無理のない自然体で撮影に臨んだことを語った。

写真集ではゾウに乗るカットも披露。動物好きだという福田さんは、「ゾウも可愛いなと思って見てたんですけど、実際に目にするとやっぱり迫力でした。触ってみるとゴツゴツしてるし、毛も硬いし。半分怖がりながら撮ってましたが、すごく楽しかったです」と、興奮気味に撮影を振り返った。記者から「ゾウを飼いたいか」と問われると、「ちょっと大変そう（笑）。でも乗れたらいいですよね、一緒に散歩とかしたら楽しそう」と想像を膨らませた。

完成した写真集の自己採点を求められると、福田さんは少し考えた後で「80点」と回答。満点ではない理由として、「タイトル『Soar（羽ばたく）』にもあるように、この作品は私のこれからの活動を見据えたテーマになっているので、将来への期待も込めて80点くらいがちょうどいいかなと。この写真集自体が、これからの未来を予感させる『含み』を持った作品なんです」と説明。さらに「自分自身が『もう少しいけるよ』という意味を込めたのが、残りの20点です」と補足した。

本作が“ラストティーン”の記録でもあることについて、「二十歳になるといろいろなことが変わるじゃないですか。自分の心の中でもそうですし、精神面とかでもそうですし、できることも増えるし。そういう部分で、こういう貴重なタイミングで撮っていただけたっていうことはすごくありがたかったなと思ってます」と、19歳という節目の時期に撮影できたことへの感謝を口にした。

二十歳を迎えてからの変化として、お酒を飲めるようになったことを挙げ、「カルーアミルクを初めて飲みました。全然お酒感がなくてびっくり。美味しかったので、ゴクゴク飲んじゃったんですけど、その後もうスコンときましたね。1杯でやめておこうと思いました」と語り、会場を和ませた。

20代の目標については、「自分が『やりたいな』って思ったことに素直に挑戦していくことを大事に頑張っていきたい」と力強く宣言。今後の活動として、「マルチに活躍されている方が芸能界にはたくさんいらっしゃるので、自分もトーク力を磨いたりして、もっと活躍の幅を広げていきたい」と展望を語った。具体的にはバラエティ番組への出演にも意欲的で、「ドッキリ番組とか見るのが好きなんですけど、かけられたいなといつも思ってます」と意外な願望を告白。記者から「『水曜日のダウンタウン』からオファーが来るかも？」と振られると、「私、声を上げて驚いたり、テンションが高いタイプなので、撮れ高はいいと思います！」とアピールし、笑いを誘った。

最後に、ファンに向けて「ラストティーンという貴重なタイミングで撮影させていただいて、とても嬉しかったです。二十歳手前の大人っぽさや、成長した部分もありながら、素直な部分だったり、あどけなさも含まれている、本当に私の100％が詰まった写真集なので、この一冊を見ていただければ私のことわかるはず。皆様ぜひお手に取っていただければと思います」とメッセージを送った。