生駒里奈、舞台版『家政夫のミタゾノ』で9人目のヒロイン 松岡昌宏からの称賛に「嬉しいです!」

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『家政夫のミタゾノ THE STAGE レ・ミゼラ風呂』
『家政夫のミタゾノ THE STAGE レ・ミゼラ風呂』

舞台『家政夫のミタゾノ THE STAGE レ・ミゼラ風呂』が東京・EXシアター六本木で16日に公演初日を迎えた。本番を前に行われたゲネプロが公開され、取材会が開催された。

本公演は、テレビドラマ『家政夫のミタゾノ』の2年半ぶり2回目の舞台化で、ドラマ10周年を記念する作品。5月16日から6月8日まで東京公演を行い、その後大阪、石川、愛知、広島、宮城の6都市で全国ツアーが予定されている。

本作は、女装した家政夫・三田園薫が派遣先の家庭の内情を暴き、“根深い汚れ”を解決する痛快ヒューマンドラマ。舞台は老舗温泉旅館で、アクション、家事テクニック、歌やダンスを織り交ぜたパフォーマンスが特徴。世間の話題を反映したストーリーや、ミタゾノの独特な“制裁”が見どころだ。

主演の三田園薫役は松岡昌宏。共演には女優・生駒里奈、岡佑吏(AmBitious)、マルシア、金田明夫、余貴美子ら新キャストと、平田敦子、しゅはまはるみらドラマのレギュラー陣が名を連ねる。取材会には松岡、生駒、岡、マルシア、金田、余が登壇し、初日への意気込みや舞台の魅力を語った。

生駒さんは「本当に素晴らしいカンパニーで、みんなで手をつないで出番を待つくらい団結してる。稽古で作り上げたこの作品を、早くお客様に届けたくて楽しみで仕方がありません」と笑顔で語った。ドラマのファンであったことを明かし、「最初は『ドラマのみなさんと一緒でどうなるかな』って少し緊張してたけど、1日目からまるでずっと一緒にいたみたいに馴染めました。温かいチームで幸せでした」とにっこり。稽古場の雰囲気については、「大先輩から若いメンバーまで一丸となって真剣に取り組む姿に、毎日刺激を受けてました。松岡さんの座長としてのリーダーシップには本当に感動しました」と真剣な表情で語った。

松岡さんは生駒さんについて、「「ドラマも含めて9人目のヒロインですが、いろんなヒロインの方とご一緒した中でも、生駒ちゃんは一本芯が通ったキャラクターを演じられてる。新しい道を作っていて、こういう見せ方があるんだなって、演じてて感心します」と称賛。生駒さんは「嬉しいです!」と照れながら応じ、信頼関係をうかがわせた。

本作の見どころについて聞かれた生駒さんは「稽古場で笑いが起きたシーンと、劇場でお客様がハマるポイントはきっと違うはず。1回でも何回でも、自分の好きなシーンを見つけてほしいですね。特に前半の展開や、むすび家政婦紹介所のみなさんのシーンは私のお気に入り。絶対楽しんでもらえると思います」と自信をのぞかせた。観客に向けて、「上演中は日常の嫌なことを全部忘れて、ただただ楽しい時間に浸ってほしい。絶対『来てよかった』って思える舞台なので、楽しみにしててください」と熱く呼びかけた。

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