「K-1 GIRLS 2025」と「Krush GIRLS 2025」が都内で新メンバーお披露目会見

2025年度の「K-1 GIRLS 2025」と「Krush GIRLS 2025」のお披露目会見が14日、都内会場で開催された。K-1とKrushのリングを彩るラウンドガールとして、新旧メンバーが紹介され、意気込みやK-1への思いを語った。会見では、K-1 GIRLSのキャプテン波北かほがKrush GIRLSからの挑発に対し、「全員でやってやろうと思います」と団結を宣言し、注目を集めた。

K-1 GIRLS 2025は、継続メンバーの波北かほ（キャプテン）、広瀬晏夕（副キャプテン）、佐々木美乃里、美輪咲月と、新メンバーの凛咲子、宇佐美なお、羽瀬萌、瀬名ひなの、櫻木はるの9人で構成される。羽瀬は仕事の都合で会見を欠席した。4年目の波北は「今年は4年目ということで、誰よりも経験があります。みなさんを引っ張っていけたらなと思います」とリーダーシップを強調。「キャプテンになれて凄く嬉しいです。K-1ガールズになってから、格闘技がさらに詳しくなってきています。K-1をもっと知ってもらえたらと思っています」と意気込みを語った。

Krush GIRLSからの挑発には、「知名度とか圧倒的にK-1のほうがあるので、Krush盛り上げるために頑張ってはるんやなと。向こうがヤル気があるなら、やってもいいかなと。昨年からやりたいと思っているんですけど、いつやるんかなと」と応じ、メンバーが「はい」と答えると、「全員でやってやろうと思います」と宣言した。

副キャプテンの広瀬は「K-1ガールズ2年目ということで、大好きなK-1を盛り上げていけるように、レースクイーンやサッカーの水エスパルスのアンバサダーも務めています。さまざまな人たちにK-1の魅力を伝えていきたいと思います」と述べ、「K-12年目をやれると聞いて、わあーと喜んで飛び跳ねてしまったくらいK-1が好きです。格闘技・スポーツを応援することが大好きなので、副キャプテンとしてかほキャプテンを支えていき、新メンバーと頑張っていきたいなと身が引き締まる思いです」とK-1への情熱を明かした。

佐々木は「昨年の経験を生かし、K-1の魅力や格闘技の魅力をもっともっと広めていきたいと思います」と語り、「継続が決まったときは、本当に嬉しかったです。昨年初めてラウンドガールをさせていただいたのがK-1。2年目もできることが、本当に嬉しいです。私なりにK-1のことを発信していきたいです」と喜びを表現。美輪は「大好きなK-1のお仕事をまたやらせてもらうことになり、嬉しいです。K-1のリングに華を添えられるように頑張ります」と意気込み、「昨年ラウンドガールをやらせてもらい、今年もまたできるとマネジャーから連絡をもらった時は、凄く嬉しかったです」と振り返った。

新メンバーの凛咲子は「博多の無敵ボディ、りーちゃんです。K-1ガールズになれると思っていなかったので不安なこともありますが、たくさん勉強して行きたいと思います」と自己紹介。「なんで私がK-1のオーディションに受かったのかというと、多分、何もできなくて三点倒立と前回りを水着でやったんです。絶対それじゃないかなと。やってよかったなと思います」とユニークなエピソードを披露。宇佐美は「K-1ガールズは、もともと凄くなりたかったので、こうして青い衣装を着られることがとても嬉しいです」と喜び、「私は小学校の頃にK-1を見て魔裟斗選手を応援していたので、こうやって携われるのが嬉しいです」と語った。

瀬名は「K-1ガールズは、2年前からずっとずっとやりたくて、これから活動できることが嬉しいです。格闘技は勉強中なのですが、これから初心者の方にもたくさん情報を発信していけばらばと思います」と意欲を示した。櫻木は「今回はオーディションでグランプリをいただき、K-1ガールズとして活動できることが嬉しいです。初めてなんですが、たくさん勉強していきたいと思います」と抱負を述べた。

メンバーはスポーツ歴や推し選手も紹介。波北は「バレーボールを3年間、少林寺拳法を8年間やって黒帯までとりました。全国大会にも出場して、格闘技はちょっとだけやっています。私の推しの選手はシナ・カリミアン選手です」と語り、5月31日の「K-1 BEYOND」では「ティアン・ターザン選手とリュウ・ツァー選手のタイトルマッチ」と「大久保琉唯選手と永坂吏羅選手の試合」を注目試合に挙げた。広瀬はクラシックバレエとキックボクシングの経験を持ち、「推しは、朝久泰央選手。他団体でK-1愛をアピールされているところが理由です」と述べ、女子では松谷綺選手を推した。

佐々木はバスケットボールとバドミントンで全国大会出場経験があり、「推しはエロジマン選手が話しかけてくれて大好きだったんですけど、今年2月の松谷綺選手の優勝を見て本当に感動しました」と語った。美輪はハンドボールマネージャー経験を持ち、朝久を推す。凛咲子はバスケットボールとプロレス経験、宇佐美はバスケットボールとキックボクシング、瀬名はテニスとキックボクシング、櫻木はバドミントンを経験。推し選手として、宇佐美は松谷、瀬名は池田幸司、櫻木は大岩龍矢を挙げ、凛咲子は「アニメの『僕のヒーローアカデミア』のキャラクターをかぶせて見るんですけど、私はデクと相澤先生が好きなので、普段クールなのに熱いところがあれば推しになっちゃうと思います」と独特の視点を示した。

Krush GIRLS 2025は、3年連続選出の冨樫秋穂（キャプテン）、百田汐里、荻野心、瀬戸なみ（副キャプテン）、杉本愛莉鈴の継続メンバー5人と、新メンバーの田丸りさ、橘舞、小坂田純奈の8人で構成。冨樫は「K-1 AWARDS 2024」でベストガールズ賞を受賞し、「今年の私のガールズのキャプテンとしての目標は暴れるってことなので、去年以上にいい意味で盛り上げて暴れて、いろんな選手に絡んでいきたいと勝手に思っております」と目標を掲げた。

百田は「前回は頼ってばかりだったので、今年もちょっと助けてもらいながら、自分らしくKrushを盛り上げていきたいです。前回よりは成長した姿を見せたいなって思っています」と成長を誓った。荻野は「去年試合に出させてもらったので、さらに強くなった私を見せれるように頑張ります（笑）」と意気込み、瀬戸は「去年は結構人見知りとか緊張があったので、いい子ぶっていたっていうのがあったんですけど、今年はもっともっと自分を出して、キャプテンが暴れるって言っていたので、私も一緒に乗っていこうかなと思っております」と語った。杉本は「1年間凄く近くで試合を見てきたので、いっぱいいろんなことを発言できたらいいなと思ってます」と発信力を強化する目標を示した。

新メンバーの田丸は「今年のKrush GIRLSに1人格闘技がめっちゃ大好きな子がいるよねって、ファンの方に思ってもらえるようにSNSだったりを活用して、発信していきたいなと思います」と格闘技愛を強調。橘は「こんな素敵な歴代のKrush GIRLSの皆さんの中に入れるのか凄く不安で、今もドキドキしています」と不安を吐露しつつ、「初ラウンドまで精一杯練習したいと思います」と決意。小坂田は「ここまで短い人は今までいなかったんじゃないかなって思うので、そこを推していきたいなと思っています」とショートヘアをアピールし、「先輩方に教えてもらいながらいろいろと勉強して、Krushの試合をもっともっと盛り上げていけるように頑張りたいと思います」と抱負を述べた。

今後の大会スケジュールは、5月31日の「K-1 BEYOND」横浜BUNTAI、7月13日の「K-1 DONTAKU」、9月7日の「K-1 WORLD MAX 2025」が予定されている。