坂元葉月「今までで一番のパフォーマンスができるように!SNSにも力を入れたい」わーすた5人最後の写真集イベントで思い語る

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5人組アイドルグループ・わーすたが28日、最新写真集『わーすた旅行記』(徳間書店)の発売記念イベントを書泉ブックタワー にて開催。今年いっぱいでグループからの卒業を発表、本書が最後の写真集となるメンバー・坂元葉月さんは、見送る4人のメンバーとともに、残り少なくなったアイドル生活への思いを語った。

坂元さんは2015年に結成されたわーすたのメンバーとして参加。最年長メンバーとしてグループを牽引してきた。そして今年6月にグループからの年内卒業を発表、12月25日の中野サンプラザ公演が最後のステージとなる。

坂元さんはメンバー4人に卒業を伝えたときのことを振り返って、「今まで誰かから卒業発表を受けることもなければ、自分が言うこともなかったので、そのシチュエーションってそんな感じなんだろうとドキドキしていたんです。『卒業したい』と伝えたときはみんな驚いてはいたんですけど、打ち合わせが終わって私が先に出るというときに、みんなは明るく『じゃあ、また明日ね!』という感じで送り出してくれて……。、寂しくならないようにという気遣いを感じて、『わっ、好きだな〜』と感じました。卒業発表はしたんですけど、この5人って最強だなぁって、改めて大好きだなと思いました」と思いを語った。

そんな坂元さんを見送るメンバーたち。三品瑠香さんは「葉月はみんなのことをきっちり見てるので、ボケたりしたことも全部ツッコんでくれてたんですよ。いなくなって収拾つかなくならないか心配だな」と語ると、廣川奈々聖さんは「葉月はボケるキャラでもあるけど、ツッコんでくれる部分もあって……」と笑う。

「私は全面的に葉月にお世話になっていて……というのは松田美里さん。「忘れ物をしそうになったら、『美里充電器!』って注意してくれたり、『美里ちゃん、そろそろ出番やで、何分前やで』って細かく声をかけてくれるんです。これからはそういうところを自分でしっかりしなければ。でも、あと少しの時間は葉月がいるありがたみを感じながら活動して、そしてこれからは自分でもしっかりしたいと思います」とその存在のありがたみを力説。

また小玉梨々華さんは「私も葉月に支えてもらっていて、空いてる時間をつぶさなきゃならないときに、いつも葉月がいてくれるんですよ。たとえば5人での仕事があった後で私一人の仕事があったら、みんなは先に帰るんですけど、葉月は『一緒に待つで』って言ってくれるんです。でもこれからはほかのメンバーに頼りたいと思います」と3人にアピールした。

卒業後の希望について坂元さんは「私は中学1年からずっとアイドルという職業をやらせていただいていて、バイトをやった経験もないので、こういう仕事やってみたいな、どんなお仕事なんだろうと気になってることをまずバイトから始めたり経験できたら。(交通量調査で)車がいっぱい走っているところでパイプ椅子に座ってカチカチやっている方がいるじゃないですか、あれをずっとやってみたくて」と目を輝かせていた。

坂元さんの卒業まで残り約1ヶ月。現在は12月25日のライブにむけてのリハーサルが中心だという。

小玉さんは「表に出る機会が結構少なくて、でも12月25日に向けての準備だったり、来年に向けての動き出しは進んでいるので、『みんなに楽しいものを届けていくぞ』という気持ちで頑張りたいです。まずは12月25日に向けて、5人での集大成として、今までで一番といえるライブができるように頑張りたいなと思います」と意気込みを語った。

廣川さんは「葉月が卒業発表をしてから半年、その間にも心境の変化があって、今は本当に葉月卒業するんだっけって思う一方で、4人での仕事も増えてきている中で、やっぱり葉月は卒業していくんだということを実感するときもあって……。寂しさはすごくあるので毎日を大切に過ごしたいなと思います」と思いを明かした。

坂元さんは、残り少なくなったアイドル生活について「12月25日のライブが、私の人生で歌ったり踊ったりするのが最後の機会になると思うので、そこに向けて悔いがないように今までで一番のパフォーマンスができるように頑張りたいですし、毎朝の『おはよう』ツイートのやりとりももう来年からなくなると思うと、今のうちにファンのみんなと話しておかなければと思うので、この1ヶ月間はSNSに力を入れたいなと思います」と語った。

そんな坂元さんも含めた5人での最後の写真集となる本書は、坂元さんの要望で、メンバー全員とグランピングをしながら撮影が行われた。また2015年のデビュー曲『いぬねこ。青春真っ盛り』から最新シングル『詠み人知らずの青春歌』までを網羅した「衣装コレクション」、『月刊エンタメ』(徳間書店)の連載企画「#わーちゃれ」の振り返り企画などボリュームいっぱいの内容となっている。

三品さんは「5人で最後の写真集ということで、私たちの思い出をみなさんの手にとってもらえる形で残せたことが嬉しかったです」と喜びを表した。また廣川さんは「今回の写真集はベストアルバムのように、わーすたの大事な部分がぎゅっとつまっているので、わーすたのことが好きな人は一人一冊は持っていて欲しい」とアピール。

そして坂元さんは「メンバーのソロの写真がたっぷりあり、どの写真もすっばらしく可愛いので、一人でも多くの方に見てもらいたい! ロングインタビューで本当にいろんなことを話させていただいたのも読んでもらいたいし、最後のほうに私が手書きでメッセージを書いているページがあるんですけど、最大限に可愛く、こだわりをもって書きましたので、そこも見てもらいたいと思います!」とメッセージを送った。

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