東京パフォーマンスドール、遊びゴコロと多彩な楽曲で楽しませた無観客配信ライブ第2弾 次回配信ライブは10/15に決定

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6人組ガールズグループ・東京パフォーマンスドール(TPD)が17日、無観客ライブ「ダンスサミット2020 ~NO LIVE, NO TPD. Ver.2.0~」を開催、生配信した。公演中では、次回の配信ライブが10月15日に決定したことも発表された。

TPDが無観客ライブを実施するのは6月の「ダンスサミット2020 ~NO LIVE, NO TPD.~」に続いて2度目。メンバー自身も試行錯誤の中完走した1回目から3ヶ月、今回ユニークな試みをいろいろと行うことをライブ前にSNSで匂わせていたこともあり、ファンのワクワク感も高まる中でのライブとなった。

開演前、プレミアムチケット購入者向けの楽屋インタビューでは、わちゃわちゃトークで盛り上がっていたメンバーたち。ところがライブが始まると雰囲気は一転、Overtureに乗せ、キリッとした表情でステージに登場した。少し懐かしい、デニム基調の衣装に身をつつんだメンバーたちは、最新曲『eyes』を力強くメッセージを込めて歌い上げた。

続いては、ライブの佳境に歌われることが多いデビューシングル『BRAND NEW STORY』が早くも2曲目に登場。ライブで歌い踊れることの楽しさが溢れてくるように見えた。

その後も『Collection feat.☆Taku Takahashi(m-flo)』『Counting the Seconds』『Starship Flight』『Lovely Lovery』『shapeless』と幅広いタイプの楽曲で、多彩な魅力を見せる。彼女たちの背後のスクリーンに映し出されたビジュアルも、ノンストップで繰り広げられるパフォーマンスを大いに盛り上げた。

ここで、前回の配信ライブではなかったソロ、ユニットコーナーへ。まず上西星来さん、脇あかりさんによるユニット「赤の流星」。曲は『Move on』。久々のステージながら、変わらずに息の合ったパフォーマンスを繰り広げる。その間他の4人は、ステージ下から曲フリをしたり二人を見守り楽しい雰囲気で応援していると思いきや、なんと間奏中にメンバーたちがステージに乱入、そして、まさかの行動に……⁉︎

その後リーダー・高嶋菜七さんがソロで全編英語詞の『be alright…』をしっとり歌い上げ、櫻井紗季さん、浜崎香帆さん、橘二葉さんの3人が傘を使ったかわいいパフォーマンスで魅せた『Raining』で続いた。

ソロ・ユニットのブロックが終わると、一転、TPDの原点、白の衣装に着替えたメンバーが一人ずつ再登場。『Stay Gold』でビシッと引き締まった空気につつまれるや否や、一転『Jumpin Up!』でダンサブルなステージへ。こんないい意味で予想を裏切る構成もTPDライブの面白いところ。

続いてはなんと“伝説”のユニット・ぐちょきぱーの『ハジケソーダ』。現役で唯一のメンバーとなった櫻井さんをはじめTPD全員で歌唱。歌い出しを終えると、メンバーたちはステージを駆け下り客席スペースへ。パーティーサングラスをかけ、場内を駆け回りながら、タイトル通りの弾けまくりの時間となった。

その後は一転『CATCH!!』で椅子を使った、スタイリッシュ&セクシーなパフォーマンスで魅せると、ラストスパートは『逆光 × 礼賛』『SURVIVAL!』『Hey,Girls!』と、ライブ定番曲でたたみかけ、『RAISE YOUR HANDS』を元気いっぱいの笑顔で歌唱、ハッピーな空気につつまれ、本編を締めた。

その後アンコールのステージに登場したメンバーたち。「TPD! TPD!」と、いつものライブでアンコールを求めるファンの叫びが聞こえてくるようだと話す。離れていても、ファンの存在を身近に感じて歌っているようだった。アンコールMCでは、メンバーから30周年記念アルバムの告知、そして3回目の配信ライブの告知が行われ、ファンを喜ばせた。

この日3着目の衣装は、2017年発売のミニアルバム『Summer Glitter』のジャケットのもの。この衣装といえば……ということで、「あの曲やっちゃいますか!?」と盛り上がる中、リーダーの高嶋さんが『Glitter』の曲紹介のところ、『Summer Glitter』!と、アルバムタイトルのほうを叫んでしまう痛恨のミス。「ちょっとぉ」とツッコミまくる他メンバーたちだった。

曲中、浮き輪やビーチボールなど夏遊びグッズで戯れながら、弾ける笑顔で歌うメンバーたちからめいっぱいの楽しさが伝わってくるととともに、「夏がまた終わって行く」という歌詞に、楽しい祭りのあと季節が変わっていくかすかな寂しさも……。間奏では「今日は配信観てくれてありがとうございます!」「早くみんなに会えますように!」「I LOVE YOU!」と呼びかけるメンバーたちだった。この後は、プレミアムチケット購入者向けに、スペシャルアンコールを披露し、ライブの幕を下ろした。

6月の1回目の無観客配信ライブでは、王道曲のパフォーマンスを中心としたシンプルなステージであったが、今回はユニークな演出や遊びゴコロたっぷりの試みが随所に見られた。その一方で、TPDのカッコ良さ全開のパフォーマンスも堪能できるというメリハリが効いた内容に。楽曲面で彼女たちの多彩な魅力に触れられ、その熱量を強く感じられるライブとなった。

なお、この日のライブは24日19:45まで見逃し配信することができる。
https://stagecrowd.live/s/live048/?ima=0828
(チケットの発売は9月24日12:00まで)

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