『ローファーズハイ!』の最新公演が開幕 新メンバー4名も加わり新たなストーリーを見せる

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浅草九劇公演『ローファーズハイ!!vol.3』
浅草九劇公演『ローファーズハイ!!vol.3』

浅草九劇公演『ローファーズハイ!!vol.3』が14日、浅草九劇にて初日を迎えた。同作品は、新垣結衣や川島海荷らが所属するレプロエンタテインメントの若手女優たちの”浅草少女歌劇団・ローファーズハイ!!”による公演。”ローファーを履いた女子高校生”という設定の中で、メンバーたちは歌い、踊り、演じ、縦横無尽に舞台上を駆け回る。4月の初演、8月のvol.2に続くvol.3では、オーディションで選ばれた新メンバー4名を迎え、新たなストーリーにチャレンジしている。

「帰り道」をテーマにした3本の短編演劇による構成で、学校の「帰り道」というなにげない日常の中からふと湧き出る、少女たちの悩みや幸せを丹念に描いた内容となっている。

短編の1本目「雨の帰り道」は、雨のバス停が舞台。バスに乗り遅れた女子高生2人が怪談話に興じていると、二人の背後に「黒傘の少女」が現れる。少女たちの妄想が微笑ましく、小道具の傘も効果的に使われた一作となっている。

2本目の「ケンカの帰り道」は些細な出来事で同級生とケンカした女子高生3人が、学校を抜け出すところから物語が始まる。3人がカフェに向かっていると、ヤンキーのサエに捕まってしまい…。テンポの良い掛け合いと、迫力ある取っ組み合いに、観客は爆笑の渦に包まれる。

第3話の「夕焼けの帰り道」は他の2作とは表情が変わり、タップダンス部の先輩と後輩の青春ストーリー。女子高生らしい会話の中から、少し切なく、学生時代を思い出して懐かしく感じる展開となっている。

また、『ローファーズハイ!!』の代名詞とも言えるオリジナルタップパフォーマンス”ローファータップ”も健在。息がぴったり揃ったタップに複雑なリズムも加わり、これまでの公演からぐっと迫力を増している。

出演は村田寛奈(9nine)、林愛夏(ベイビーレイズJAPAN)のほか、Vol.2から引き続きとなる佐々木七海、大森つばさ、百音、鎌田彩樺、吉原来華らに新メンバー4名(安井南、駒木根心捺、加藤子美月、川島梨楠)を加えた総勢15名。1公演に出演するのは9名で、公演によって違った印象の舞台を楽しむことができる。

浅草九劇公演『ローファーズハイ!!vol.3』は24日まで全12公演実施。当日券は開演1時間前より劇場にて販売される。

■『ローファーズハイ!!vol.3』イメージムービー