東京パフォーマンスドール内ユニット「赤の流星」が初の単独ライブ 初作詞に挑戦した新曲も披露

AKIBAカルチャーズ劇場 アイドルユニット/グループ ニュース

東京パフォーマンスドールのメンバー・上西星来さんと脇あかりさんによる二人組ユニット「赤の流星」が1日、東京・AKIBAカルチャーズ劇場にてファーストワンマンライブ「〜あなたに逢いましょう〜」を開催。8曲の初公開ナンバーを含む多彩なプログラムでファンを魅了した。

オープニング曲は、ライブのタイトルにも選ばれたディスコ調のナンバー『あなたに逢いましょう」。上西さんはシルバーのワンピース、脇さんはゴールドのロンパースという新衣装で登場し、息の合った歌声と磨き抜かれたダンスで会場を盛り上げた。

その後もTPDの原点のひとつ『東京パフォーマンスドール PLAY×LIVE『1×0』(ワンバイゼロ) エピソード2』の劇中歌で上西・脇コンビにとって最初の一曲となった『In The Wonderland』、先代TPDのグループ内ユニット・原宿ジェンヌ(篠原涼子、川村知砂)の楽曲『千夜一夜』のリアレンジ・ヴァージョン、りんごの小道具を使ったオリジナル曲『果実』など、バラエティに富んだ楽曲を披露。フェミニン(上西)とボーイッシュ(脇)の際立つコントラストで魅せた。

中盤は二人のソロ・コーナー。いずれもこのライブで初公開された楽曲だ。脇さんは、ビートの利いた『Sunshine』(リアレンジ・ヴァージョン)を、デニムシャツ+白スカパン姿で歌う。

いっぽう上西さんがギンガムトレンチコート姿で歌うのは、どこか’80年代のアイドル・ポップスを思わせる『この悪魔め!』(リアレンジ・ヴァージョン)。人差し指を使ったキュートな振り付けも大きな見ものだ。間奏部分ではベージュのトレンチコートを着た脇さんが花束を持って登場、上西さんとコミカルなやりとりを繰り広げた。

ソロ・コーナー終了後は、黒コートに身を包んでジャズ・ファンク調の新曲『Perfect Doll』をしっとりと聴かせた後は、ピンクを基調とした衣装で『cocolo』『Move On!』などの新曲、『紅~beni~』、鹿児島国際大学TVCMソング『これが愛 ?!』といった代表曲を次々と届けた。

アンコールではオリジナルTシャツに着替え、「作詞は難しかったです。入れたい言葉がたくさんありすぎて、音にはめるのも大変でした」(上西)、「落ちサビの部分が一番大切だから、何を伝えようか考えて言葉を選びました」(脇)と、制作のエピソードが語られた後に、歌詞とダンスを共作した新曲『to you』をパフォーマンス。飾り気のない言葉、初見でもすぐ一緒にできる親しみやすい振り付けに、会場の空気はさらに和んだ。

上西さんはMCで「TPDのとき、赤の流星のとき、モデルのときでは、入るスイッチが全然別なんです。その都度、全然違う自分になれるのがすごく楽しいんです」と語っていた。

また、この日、6月7月と定期公演『金曜日の流星』が開催されることも発表された。そして東京パフォーマンスドールは、6月3日(日)に東京・日本橋三井ホールにて結成5周年記念ライブを開催する。

<セットリスト / 13:00の部>

1. あなたに逢いましょう
2. 千夜一夜 -Rearranged ver.-
3. In The Wonderland
4. 夜の旅人 -Rearranged ver.-
5. 果実
6. Sunshine -Rearranged ver.-
7. この悪魔め! -Rearranged ver.-
8. Perfect Doll
9. Cocolo
10. 純愛90’s -Rearranged ver.-
11. 紅 ~beni~
12. Move On!
13. これが愛 ?!

アンコール1. to you

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