KLP48 山根涼羽、アップアップガールズ(プロレス)からリングの極意レクチャー

AKB48グループ アイドルユニット/グループ ニュース
山根涼羽(中央)とアップアップガールズ(プロレス)
山根涼羽(中央)とアップアップガールズ(プロレス)

KLP48の山根涼羽さんとアップアップガールズ(プロレス)が30日、11月15日にマレーシアで行われる「アイドル」と「プロレス」がコラボしたイベント『GOOD LIFE presents LOVE & PEACE』に向けた練習を都内で公開した。

同催イベントは、日本のアイドルと女子プロレス文化を世界に発信する目的で企画された。DDTプロレスリングと東京女子プロレスが昨年11月に東南アジアで開催した大会がきっかけで、クリス・ブルックス選手がマレーシアでのプロレスパフォーマンスを望んだことが発端となり、約1年をかけて実現に至った。

同イベントにはKLP48とアップアップガールズ(プロレス)のほか、矢口真里さん、NGT48、もえのあずきさん、TIF ASIAも協力。JTBによる現地観戦ツアーも企画されており、多方面からの注目を集めている。

公開練習にはKLP48の山根涼羽さんとアップアップガールズ(プロレス)の渡辺未詩、らく、鈴木志乃、高見汐珠が参加した。この練習は、同イベントで行われるライブパフォーマンスに向けて実施されたもの。KLP48とアップアップガールズ(プロレス)のコラボレーションが予定されており、当日には矢口真里さんと一緒に『LOVEマシーン』を合同パフォーマンスすることも決定している。

公開練習では、リング上が未経験の山根さんが、アップアップガールズ(プロレス)のメンバーからプロレスの極意をレクチャーされた。渡辺さんらは、リングパフォーマンスの基本や、観客を魅了する表現方法などを伝授された。

山根さんは、アップアップガールズ(プロレス)のメンバーによるパフォーマンスを見て、「大迫力で、すごかったです。普段からプロレスをされているので、足上げのフリとかも全員一緒の高さで揃っているし、途中でコーナーに上がっていたのが、普通のアイドルにはできないので、特別さを感じました。すごく格好よかったです」と興奮した様子で語った。初めてリングに立ったことについては、「普通の人生では経験できなかったことで、貴重な場所に立てたのが嬉しかった」と述べた。

リングの特性について、渡辺さんは「板が下に入っているので、揺れとか、普段のステージと違ってマットの床なので、足を取られたりすることがあって、踊りづらさがあると思う」と説明し、山根さんも「意外と高くて、戦いに加えて高さに怯えるのもあると考えたら、みなさんすごい」と共感した。

KLP48としてデビューして1年半だという山根さんは、『GOOD LIFE presents LOVE & PEACE』について、「こんな大きなイベントは初めてなので、メンバー全員にイベントの大切さを伝え、大成功させたい」と意気込みを語った。また、「マレーシアはアイドル文化がもともとなく、KLP48ができてから徐々に広まってきている。このイベントでもっとアイドル文化を広められたら嬉しい」と述べ、イベントが文化交流の大きな役割を担うことに期待を寄せた。AKB48の先輩たちもプロレスに関わっていることから、「先輩たちが新しい道を切り開いてくれた後に、自分たちも何か新しいことに挑戦できたら」と刺激を受けたと語った。

海外経験が豊富な山根さんは、渡航のアドバイスとして、「アイドルはお手洗いに行かないと思うのですが(笑)、お手洗いには必ずティッシュを持っていくことをおすすめします。たまになかったりして、一日中困った人もいるので」と、実用的な助言も送った。

女子プロレスやアップアップガールズ(プロレス)のメンバーに対する印象として、山根さんは「可愛らしいのに強いのが最強だと思った。今回はアイドルの部分を見させてもらったので、次は戦っているところも見る機会があれば嬉しい」と述べ、将来的には自身も「人生で一度は経験してみたい」と、プロレス参戦への関心も示した。

    Comments are closed.