さくら学院がクリスマスライブを開催 10周年記念ソング『Thank you…』を初パフォーマンス

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成長期限定ユニット「さくら学院」が24日、クリスマスライブ「10th Anniversary さくら学院☆2020 ~Happy Xmas~」を配信。公演中には、8日に配信リリースされたばかりの10周年記念ソング『Thank you…』を初パフォーマンスした。

オープニング、「ライブに行く前にプレゼントがあります。まずはこちらのVTRをご覧ください」とのアナウンスのあと、VTRに登場したのは、2015年度卒業生の磯野莉音、大賀咲希、白井沙樹の3人。磯野はさくら学院での思い出と感謝の思いを、大賀は初代教育委員長として大切にしていたことについて、白井は一番印象に残っているエピソードについて語った。メッセージの最後を飾った白井は、途中でさくら学院の白いTシャツ姿に変身。「フラッグの準備はOKですか? 卒業生と一緒にライブを楽しみましょう!」とピンクのフラッグを振りながら士気を高めた。

卒業生からの熱いバトンを受け、スタートしたクリスマスライブは『FLY AWAY』からスタート。ステージの左右に鎮座する大きなクリスマスツリーの前で、躍動感溢れるパフォーマンスを見せた。続いて『チャイム』へ。『Hello!IVY』の途中の間奏では、「父兄(ファン)のみなさん、フラッグの準備をお願いします」と右に左に、上、下と音楽に合わせて振り方を指南。軽快なポップチューン『Song for Smiling』では、リズミカルなハンドクラップダンスで笑顔を見せた。クリスマスベルの音が流れ、カメラがステージに降りると、サンタやトナカイ、雪だるまのコスチュームを身につけたメンバーが、さくら学院のクリスマスソング『Merry Xmas to you』を披露。8人で見事なコーラスワークを聴かせた。

MCでは、サンタクロースにお願いしたいことを一人ずつ披露。戸高美湖は「レッスン靴」、佐藤愛桜は「キャリーバッグ」、野中ここなは「キャンピングカー」、八木美樹は「レッスン着」、木村咲愛は「大きな熊さんのぬいぐるみ」、野崎結愛は「文房具」、田中美空は「勉強机」、そして白鳥沙南は昨年に続き「すごい頭脳」と語った。

後半は『FRIENDS』から。動物の生態を歌う『アニマリズム』ではさまざまな動物の特徴を表したパフォーマンスを表情豊かに見せた。そして、笑顔から一転、クールな表情を見せたのは椅子を使ったダンスパフォーマンス『Let’s Dance』。ドラムンベースのサウンドに乗せ、切れ味鋭く、シンクロ率の高いダンスを見せた。

その後会場には、2010年度『夢に向かって』から2019年度『#アオハル白書』までの全MVが流れ、そしてVTRが明けると、10周年記念ソング『Thank you…』を初パフォーマンス。過去曲のタイトルが散りばめられた歌詞と、「ありがとう」のリフレインが心に染みるナンバーとなっている。10年間支えてくれた父兄たちへ、そして同じ時を共にしたメンバーへ。それぞれの思いを乗せて笑顔で歌う姿が印象的だった。

「さくら学院はたくさんの方々に支えてもらいながら10年を迎えることができました。今回は2020年ラストのライブになったんですけど、もっともっとさくら学院を盛り上げていきたいなと思います」と、野中が今の思いを語った。そしてラストナンバー『夢に向かって』へ。10年間、それぞれの夢に向かって突っ走ってきたさくら学院をそのまま表現したナンバーだ。曲中、戸高が「クライスマスライブ、父兄のみなさんととても素敵な思い出を作ることができました。最後まで最高のパフォーマンスを届けたいと思います。メリークリスマス!」とメッセージを届け、2020年ラストライブは終了した。

『10th Anniversary さくら学院☆2020 ~ Happy Xmas ~』セットリスト
1.FLY AWAY
2.チャイム
3.Hello ! IVY
4.Song for smiling
5.Merry Xmas to you
6.FRIENDS
7.アニマリズム
8.Let’s Dance
9. Thank you…
10.夢に向かって

アーカイブ映像は12月31日23時59分までの視聴が可能。