【Juice=Juice 宮崎由加卒業コンサート 詳細版】 オドオドしていた少女が6年で大きく成長 キラキラと自信に満ちた笑顔を見せた夜 | GirlsNews

【Juice=Juice 宮崎由加卒業コンサート 詳細版】 オドオドしていた少女が6年で大きく成長 キラキラと自信に満ちた笑顔を見せた夜

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ハロー!プロジェクトの7人組アイドルグループ・Juice=Juice が17日、東京・日本武道館で『ハロプロ プレミアム Juice=Juice CONCERT TOUR 2019 ~JuiceFull!!!!!!!~ FINAL 宮崎由加卒業スペシャル』を開催。この公演をもってリーダーの宮崎由加さんがグループおよびハロー!プロジェクトから卒業した。

宮崎由加さんは2012年3月に行われた『第2回 FOREST AWARD NEW FACEオーディション』で入賞したことをきっかけに活動を開始。スペシャルユニット「GREEN FIELDS」を経て、2013年2月、Juice=Juiceの結成にあたってメンバーに。同年6月にはリーダーに選ばれた。

Juice=Juiceは当初“ハロプロ研修生ユニット”と呼ばれ、研修生の精鋭メンバーにより結成。そんな中唯一研修生以外から選出された宮崎さんは、当初スキル面などでほかのメンバーとの差に思い悩んだこともあったというが、着実に成長、いつしか安定感のあるパフォーマンスを見せるようになるとともに、強い個性を持つメンバーたちを、その優しいキャラクターでつつみこむようにまとめるリーダーとしても成長を遂げていった。

その卒業公演のステージは『ポツリと』からスタート。荘厳な空気感の中、6人のメンバーたちの研ぎ澄まされたパフォーマンスに冒頭から目が釘付けになる。最初のブロックはニューシングル『「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?』など近年の曲を中心に披露。

4曲を歌い終え、このメンバーで最後、恒例の「We are Juice=Juice!」を叫んだメンバーたち。新メンバーとなった工藤由愛さんと松永里愛さんのお披露目が行われたあと、ステージには、宮崎さんの憧れのハロー!プロジェクトの先輩として、元モーニング娘。の道重さゆみさんが登場。「2年くらい休んでも大丈夫だよ」と自身の経験を踏まえ独特なアドバイスを送る道重さん。「今までリーダーとして一生懸命頑張ってきたと思うので、それくらいのリラックスした気持ちで、気負いすぎず、ソロとしてこれからも頑張ってほしいなと思います」とその心を明かした。

その後は、メジャーデビューシングル『ロマンスの途中』、Juice=Juiceとしての初めての楽曲『私が言う前に抱きしめなきゃね』、2曲めの『五月雨美女がさ乱れる』を披露。特に結成当時からのファンにとっては思い入れが深いであろう3曲を歌い終え、宮崎さんも感慨深く当時を振り返っていた。

その後のメドレーでは、『伊達じゃないよ うちの人生は』、『裸の裸の裸のKiss』など、つんく♂さんプロデュース時代の人気曲、『チクタク 私の旬』『愛・愛・傘』『愛のダイビング』など、クォリティの高さで定評のあった1stアルバム『First Squeeze!』収録曲など人気ナンバーを次々と全12曲披露、宮崎さんが引っ張り駆け抜けてきたこの6年あまりのJuice=Juiceの各時代を、ファンはパフォーマンスを通して思い返していた。時折現在の歌割とは違う形でメンバーのボーカルを聴けるのも、メドレーならではの楽しさだ。メドレーの最後の曲『Goal〜明日はあっちだよ〜』を歌い終え、爽快感いっぱいの表情を見せる宮崎さんだった。

今もなお人気の高い2ndシングル『イジワルしないで 抱きしめてよ』からの終盤は、『GIRLS BE AMBITIOUS』『生まれたてのBaby Love』などライブ盛り上げ曲を次々と繰り出し、クライマックスに向け加速していく。『Magic of Love』ではパフォーマンス力ツートップの高木 & 宮本コンビがいつにも増して力強く歌い上げる。宮本さんといえば、“顔芸”といわれる、歌っているときや歌のエンディングでの表情での表現力にも定評があるが、この日も一段とそれが冴え渡り、歌の世界を演じる女優のように思わせた。そして、『Good bye  & Good luck!』で本編の幕を閉じた後、大きな「ゆかにゃ」コールに応えて登場した宮崎さん。1万人のファンに向けてのメッセージの手紙を読み始めた。

「Juice=Juiceのグループ名は“採れたて”“もぎたて”“新鮮”“天然”“100%”で“しぼりたて”というようにいつまでもフレッシュで個性の詰まったユニットになってほしいという願いが込められ名付けられました。たしかに個性が詰まったグループということにピッタリなメンバーが選ばれていました。ハロプロ研修生としてステージに何度も立ってきた、長く活動してきた年下の子たち、大阪からふわふわやってきた美人な最年少、研修歴2ヶ月のしっかり者……この中に入ったのが、歌もダンスも未経験のまま石川県の田舎から出てきたばかりの私。メンバーの個性が詰まっていますが、私は困ってしまいました。私はできないことばかりだったから、とにかく周りについていかないと、と活動している中、結成から4ヶ月後にリーダーに選ばれました。いや選ばれてしましました。わからないことばかりで、いろんなことができなくて、でもリーダーで……。正直このころの記憶は曖昧なことが多いです」と当時の率直な思いを明かした。

「自分が何をしていたかすら曖昧になっちゃうくらい日々必死だった私だけど。そんな困っているだけの私にもみなさんはたくさんの愛情をくれました」……そんなファンのために「グループのメンバーとしてパフォーマンススキルを上げることはもちろんですが、『応援しててよかった』と思ってもらえるアイドルになることでみなさんの愛情に応えようと思うようになりました。ブログはできるだけ休まないこと、楽しめることを作り出すこと、ずっと可愛さを更新し続けることなどなど、喜んでもらうためにやりたいと思ったことが、ときには“あざとい”と言われることもあり(笑)、貫き通していたら、いつのまにか“あざと可愛い”を略して“あざかわ”と言ってもらえるようになりました(笑)。賛否両論あるかと思いますが、アイドルの私にとっては褒め言葉だと信じています。今の私は完全にみなさんが作ってくれました。たくさんたくさんたくさんありがとう! 」と感謝を込めて語りかけた。

そしてメンバーに対し、「メジャーデビューから一緒にJuice=Juiceを作ってきてくれた朋子、紗友希、佳林、あかり、この4人はたくましすぎます! 強すぎます!なんでも話せる自慢の同期です。一緒に見てきた景色はずっと宝物。ありがとう! 新メンバーとして加入してきてくれた、やなみん、瑠々、愛香、Juice=Juiceに入ってくれて本当にありがとう! 3人が入ってきてくれたことで、さらにたくさんのJuice=Juiceファミリーに出会うことができました。そして新たなJuice=Juiceの可能性をたくさん感じさせてくれました。私に癒しもくれました(笑)」、さらに一緒に活動することはなかった新メンバーへも含めて、感謝の言葉を告げた宮崎さん。

そして「みんなが私をJuice=Juiceのリーダーにしてくれました。苦手なことはお互い助け合えばいいんだと教えてくれました。本当にありがとう。いつの時代のJuice=Juiceも最高と言ってもらえることがカッコいいなって思います。これから先もみんなならJuice=Juiceを最高にしてくれるとわかります。私もこの先、一人の人間として最高と思ってもらえるように、『ずっと見ていきたい』と思ってもらえるように頑張ります。弱気な私をJuice=Juiceが強くしてくれました。だから今なら言ってもいい気がします。この先もうまくいくと思います、私なら」と力強くメッセージを送ると、場内は大きな歓声につつまれた。

そして宮崎さんの卒業記念曲『25歳永遠説』をソロで披露している途中で、ほかのメンバーもステージに登場。5人のメンバーたちからの贈る言葉が語られ始めた。

話しながら涙が止まらなくなった稲場愛香さんは「かけてくださる言葉が全部優しくて、あったかくて、強くて、いつもすごく支えられていました。一緒に活動できて本当に幸せでした」と感謝の言葉を告げた。そして段原瑠々さんは「Juice=Juice加入が決まったとき、扉の向こうに宮崎さんがいて、すごく優しい笑顔で迎えてくださったのが本当に嬉しくて、今でも忘れられないです」と出会いを振り返った。

結成当初から姉妹のように仲がいい植村あかりさんは、仲のよさゆえに、ちょっと憎まれ口っぽくなる部分も挟みながらメッセージ。宮崎さん同様、レッスン経験が少なく、当初は歌割も少なかった二人。「だから、すごくたくさんレッスンも入れてもらって、でもそういうのをあんまり表では言わなかったじゃないですか。弱音を吐く隙もなかったし、いろいろ頑張ってきたんだなと認める機会がやっと今来たなという感じです。頑張ってこれたことは由加のおかげなのかな。気持ち悪いほど一心同体で、本当に由加のおかげで私があると思いますし、私は由加に作られたのかなと思ったりもしました。私を否定せず、なんでもつつみ込んでくれる人でよかったなと思います」と、メッセージを送った。

「由加ちゃんがリーダーでいてくれて本当によかったなって思います」と語るのは宮本佳林さん。「ものすごく個性的な5人組だったし、ここまで続いてきたのは由加ちゃんのおかげ。私はコミュニケーションをとるのが苦手なので、みんなに馴染めないなと思ったときもあったけど、そのときも『(もっと)仲良く仲良く』というんじゃなく、遠くから見守ってくれて、ときには子どもじみたケンカをしていたこともあったんですけど、そういうときもしっかり見守って、どういうふうにしていったらいいかなと考えてから、私たちに温かく接してくれて…」と、悩んだときにも宮崎さんの存在によって救われたことを明かした。そして「みなさんから見たらふわふわと可愛いゆかにゃのイメージが強いと思うんですけど、本当に強い女性。有言実行だし、不言実行することもあって、それがすばらしいなといつも思う」と語り、最後に、ちょっと不器用な感じの口調で「由加ちゃん大好きだよ」と告げた宮本さん。そこに“らしさ”が出ていて微笑ましかった。

高木紗友希さんは「LIVE MISSION 220」(2015年〜)の長いツアーの途中、身体的にも精神的にも壁にぶつかりそうになったときにも一人一人のケアをしてくれたことに感謝を告げ、「私もたくさん迷惑かけたこともあって……」と語りながら次第に涙が溢れてきた。「今まで見守ってきてくれて嬉しかった」と改めて思いを明かした。宮本さんとはまた違うタイプの不器用さがある高木さんだが、彼女らしい愛情表現で去りゆくリーダーに感謝を告げた。

そして宮崎さんがリーダーに就任するのと同じタイミングでサブリーダーに就任した金澤朋子さん。二人で力を合わせ、個性が強すぎるグループを引っ張ってきた。6年間グループを支えてくれた盟友に感謝を告げ、「いろんなことを由加ちゃんに押し付けてしまったなと思いますし、ちょっと頼りにしすぎちゃったなという後悔もあるんですけど、由加ちゃんは弱音を吐いたり愚痴を言ったりすることもなく、マネージャーさんや会社の人たちと率先して話をしてくれて……。ライブのときも確認ごとを誰よりもしっかりする人。私も不安なときはいつも由加ちゃんに聞いていた気がします」と、宮崎さんを頼りにしていた心のうちを明かした。

「サブリーダーとして何ができるんだろう? 考えても、由加ちゃんがなんでもやってくれるから、私の仕事がなくて、こんなんでいいのかなとときどき思ったりもしてたんだけど、やっぱり結局甘えてばっかりで、面と向かってお礼を言う機会がなかったので……。今まで本当にありがとうございました」と改めてお礼すると、宮崎さんも「こちらこそたくさん助けてもらいました」と、リーダー、サブリーダーがお互いをねぎらう感動的なシーンとなった。

そして「明日からの活動もお互い頑張っていきましょう」と告げ、最後に「由加ちゃん大好きです」と照れたように感謝を告げる金澤さん。こちらの「大好き」も“らしさ”がいっぱいに出ていた。それぞれのメンバーから贈る言葉をもらい感激の表情の宮崎さん。最後に「このメンバーがいたから私がステージに立ってられるなと思うことがたくさんありました。本当にありがとうという気持ちでいっぱいです」と感謝を告げた。

そして、宮崎さんが「この先もずっと歌い続けてほしい」という大切な曲『続いていくSTORY』を、6人で今この空間をかみしめるように大切に歌った。最後に思いを込めて『未来へ、さあ走り出せ!』を歌い、ここでコンサートは幕を閉じる予定だった。だがアンコールのステージが終わっても鳴り止まない「ゆかにゃ」コールに応え、三たびステージに登場した宮崎さん。「私がJuice=Juiceを選んだこと、みなさんが正解にしてくれました。本当にありがとうございました。明日から私はJuice=Juiceオタクになります。みなさん仲間です。これから一緒に楽しみましょう!」と告げ、大きな歓声の中、アイドル・宮崎由加はステージを後にした。

実に計32曲(うちメドレーとして12曲)を披露するという、ボリュームたっぷりの内容となった卒業公演。そのパフォーマンスのクオリティはこれまでの最高を更新したのではと思わせた。その一方、メンバーはもちろんハロプロ内の他グループの後輩からも広く慕われる宮崎さんの人柄が反映されたハートフルなムードいっぱいの卒業公演となった。

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