「脊髄損傷」の仮面女子・猪狩ともかがけがの現状を報告 車椅子生活でも「作詞がしたい」「野球の仕事がしたい」…と前向きに

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仮面女子・猪狩ともか (c)Ameba
仮面女子・猪狩ともか (c)Ameba

強風で飛ばされた看板の下敷きになり大けがを負ったことが報道されていたアイドルグループ・仮面女子のメンバー・猪狩ともかさんが、7日にブログを更新、現況と今後について語った。

猪狩さんは11日に事故に遭い、緊急手術。一時はICUに入院していたものの、現在容態は落ち着きリハビリに励んでいる真っ最中だという。けがについて、具体的には「瞼裂傷」「頭部挫創」「骨折(脚、肋骨、胸椎、腰椎)」、さらに「脊髄損傷」で、その影響で両下肢麻痺に。

「歩くことはもちろん、自分の力で脚を動かすことすらできなくなってしまいました。治る可能性は極めて低く、今後、車椅子での生活を余儀なくされました」「体調・怪我は徐々に良くなり、今は自立した車椅子生活を送れるよう毎日リハビリに励んでいます。退院は今から約3ヶ月後の予定です」と回復には向かっているものの、両足に麻痺が残るため、今後車いす生活になることを報告した。

「歌って踊らなくなる時 = 卒業」と考えていた猪狩さんにとって、その事実を受け入れるのに相当の時間がかかったというが、それでも、「不思議と“仮面女子としての活動を辞める”という考えに至ったことは1度もありませんでした。今後どうしたいか考えたときに“車椅子の猪狩ともか”としての活動を自然と想像している自分がいました。そう思わせてくれたのは支えてくれる周りの全ての人でした」と、家族や友人、スタッフ、メンバー、ファンからの言葉のおかげでこの事実に前向きに立ち向かうことが出来たと、思いを明かした。

そして、「脚が動かなくなっても、車椅子に乗りながらやりたいことはたくさんあります。仮面女子の曲を作詞したいです。ラジオや講演、司会など、お話する仕事をしたいです。生きている限り埼玉西武ライオンズの応援をし続けていきたい、野球のお仕事をしたいです。今回の事故を自分自身のために残すため、手記を本にしたいです。挙げればキリがありません。今までとは方向性は変わるけど、何かを発信していきたいという気持ちは何ひとつ変わりません」と、やりたいことがたくさんあることを明かし、「だからこれからどんなことがあっても、向日葵のように上を向いて楽しくて幸せな人生を歩んでいく。そして毎日を丁寧に大切に生きていきたい。私は前を向いています。もう心配しないでね。」と、決意を綴った。

そんなひたむきな猪狩さんのもとには、「前向きな姿勢に感動しました」「ブログで前向きな姿勢で頑張る姿を見て、胸の奥に熱いものを感じました」「立ち止まったって振り返ったっていい 眼差しの先にある自分の道を突き進んでくださいね」といった応援メッセージが多数寄せられている。

猪狩ともかオフィシャルブログより
https://ameblo.jp/igari-tomoka/entry-12373913274.html

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