制服向上委員会が“脱原発”をテーマにトーク & ライブ 「政治について学ぶ機会が増えるのでぜひグループに加入して」

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『脱原発アイドルの叫び』(2017年)より
『脱原発アイドルの叫び』(2017年)より

アイドルグループ・制服向上委員会が17日、東京・武蔵野公会堂にてイベント『脱原発アイドルの叫び』を開催。“脱原発”をテーマにライブやトークで盛り上がった。

この日のイベントでは、2011年の東日本大震災以降に在籍したメンバーたちの取り組みや心の内を紹介したドキュメンタリー映画『脱原発へかけた少女たちの青春』(前編)の上映会からスタート。

その内容をふまえ、リーダーの野見山杏里さんがOGゲストの齋藤乃愛さんとともに“脱原発”をテーマに対談。制服向上委員会の原発問題との関わりを自身の経験談を交えてトークしたり、若者の原発問題への関心の現状を語り合った。

話は現在の政治にも及び、リーダー・野見山さんは「実行力と創造性のある政治家さんに出てきてほしいです」と持論を語った。そして制服向上委員会で活動したことで政治や社会問題を学ぶ機会が増えたという齋藤さんと野見山さんは「政治について考える機会や発言できる場ができ成長できるので、ぜひ制服向上委員会に入ってください」と呼びかけた。

そしてラストは制服向上委員会のライブステージ。この日はイベントの趣旨に沿って、メッセージソング中心のセットリスト。『PROTESTER』を皮切りに、自民党政権に物申す『Oh!ズサンナ』、さらには民主党政権時代に発表し、当時の野田佳彦首相や政府を批判した『悪魔 Noだっ! 民主党』も。民主党政権退陣後にグループに加入した野見山さんは「この曲を歌う機会があるとは」と苦笑いしていた。

もちろん『脱原発を目指して』など原発問題を取り上げた曲も。そしてラストは2011年に発表され話題となった『ダッ!ダッ!脱・原発の歌』で、大きな盛り上がりの中イベントを締めくくった。

なお、本イベントの関連イベントが22日(金)に同会場で開催。参議院議員・福島みずほさんをゲストに迎え、福島さんの講演会や、メンバーと福島さんのトーク、制服向上委員会のライブなどが予定されている。詳細は公式ホームページを参照のこと。

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