AKB紅白で高城亜樹が卒業発表 これからは女優の道を

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「第5回AKB48紅白歌合戦」高城亜樹 / (C)AKS
「第5回AKB48紅白歌合戦」高城亜樹 / (C)AKS
  • 「第5回AKB48紅白歌合戦」高城亜樹 / (C)AKS
  • 「第5回AKB48紅白歌合戦」馬嘉伶 / (C)AKS
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12月15日、今年で5回目を迎え、AKB48の1年の締めくくりイベントとして、すっかり定着した感のある『第5回 AKB48紅白対抗歌合戦』が、TOKYO DOME CITY HALLで開催。横山由依さんがキャプテンを務める紅組と、指原莉乃さんが率いる白組が歌で勝負を競い合い、対決は白組の圧勝となった。イベントでは、高城亜樹さんの卒業発表や、新チームA公演の開催、そして、来年3月に発売される10周年記念シングルに、現役の選抜メンバーに加えて、卒業が予定されている高橋みなみさんと、卒業生の前田敦子さん、板野友美さん、大島優子さん、篠田麻里子さんが参加することが発表され、サプライズの連続となった。

紅白の対決の前にステージに登場したのは、台湾で開催されたAKB48初の海外オーディションで2152名の応募者の中から勝ち抜いた馬嘉伶さん。憧れ続けたAKB48のステージに緊張気味でしたが、「マ・チャリンと呼んでください!」と日本語でしっかりと挨拶をした後、『ヘビーローテーション』を中国語混じりで披露し、オープニングを飾った。

紅白のそれぞれのトップバッターは、小嶋陽菜さんと柏木由紀さんのセクシー対決。小嶋さんは渡辺美優紀さんの”わるきー”ならぬ”わるにゃん”と題し、バスローブ姿で共演のキティちゃんからダニエルくんを誘惑するという妖艶なパフォーマンスを披露した。これに対し、柏木さんは板野さんの”Dear J”ではなく”Dear K”としてキレのあるダンスパフォーマンスで応戦し、1回戦から会場を盛り上げた。小嶋さんはもう少しでダニエルくんが落とせそうだったといい「けっこうカンタンにいけそうでした」と余裕を見せ、柏木さんは「私は演出的なセクシーさで勝負しました」と火花を散らした。

続いては、これからの10年、AKB48グループを引っ張っていくと言えるフレッシュなグループの対決。「チーム8」メンバー8名は、ヤンキー衣装に身を包んだ「チームごった煮」に扮し、ドラマ『マジすか学園』に出演したやべきょうすけさんとの共演で寸劇を披露した。来年1月に劇場オープンを控えるNGT48からの8名がこれに対抗し、初参加ながらもAKB48の楽曲の中でも難易度の高いダンスナンバー『僕たちは戦わない』に挑戦。中でも加藤美南さんのアクロバティックなバトントワリングを披露すると、会場は大きなどよめきと歓声が沸き起った。

その後も、紅白対抗歌合戦ならではのユニットや、間近に迫ったクリスマスの楽曲、劇場支配人総登場での時代劇寸劇など、趣向を凝らしたパフォーマンスで盛り上った。

そして、先日卒業を発表した永尾まりやさんと同期の9期生が『夢の河』を想いを込めて歌い上げた後に、中央の階段にひとり登場した高城さんは突然の卒業を発表した。「今日はこの場をお借りして、皆さんにお伝えしたいことがあります。私、高城亜樹はAKB48を卒業します。AKB48のことはすごく大好きです。今の環境に何の不満もありません。でも、このまま甘えていちゃいけないなと思いました。AKBのメンバーになれたこと、活動できたことを誇りに思ってこれからは、高城亜樹の道を進んでいきたいなぁと思います。今日はこのAKB48で出来たかけがえのない仲間とこの歌を歌わせてください」としっかりとした口調で話すと、『桜の木になろう』を7人のメンバーで切々と歌い上げた。

会場とステージで見守るメンバーからは大きな拍手がおくられ、フレンチ・キスで5年間同じユニットだった柏木さんは「新しい道に向かって卒業を決めて、歌っている姿がすごく綺麗だった」と思わず目に涙を浮かべていた。審査員として参加していた前田さんからも「私もびっくりしましたが、すごく前向きにあきちゃが話していたので、こっち側に来て一緒に頑張ろうって思います」とエールが贈られた。

対決のトリはキャプテン対決。横山さんは赤の着物で『一歩目音頭』、指原さんは白いドレスで『365日の紙飛行機』をそれぞれ披露し、審査員に最後のアピールをした。

対決の後には、今年のじゃんけん大会で優勝した藤田奈那さんが勝ち取ったソロ曲『右足エビデンス』を長い手足を存分に活かしたキレキレのダンスで披露。続けて、準優勝した中西智代梨さんがセンターを務めるカップリング曲『君は今までどこにいた?』も初披露された。

そして、いよいよ結果発表。全国の映画館、会場、審査員、ともに白組が紅組を上回り、初めてキャプテンを務めた指原さんの白組が鮮やかな勝利をおさめた。総合司会の堺正章さんは「今年はパフォーマンスがしっかりしてきた。見せる意識が強くなって、一回りも二回りも成長を感じました」と出来栄えに唸った。どちらも引けを足らない高いレベルのパフォーマンスではあったが、白組のインパクトが頭ひとつ勝っていたようだ。

また、今回の公演では、来年に向けた発表も行われ、延期になっていたチームAの新作公演が2016年2月10日に初日を迎えることが明かされた。スクリーンに映し出された”M.T.に捧ぐ”のテロップに「えっ?私!?」と高橋みなみ元総監督は大声を上げて驚いたが、彼女をイメージした歌詞の曲がバックに流れる映像に胸を熱くさせていた。高橋さんは同様しながらも、さんざん延期され続けてきた公演に「幕が開くまでは…」とまだ心配を拭えない様子だった。

さらに、10周年記念シングルが2016年3月9日にリリースされることも発表された。シングルには、現役からの選抜メンバーだけでなく、前田さん、大島優子さんら卒業生が参加することも決定。さらに『唇にBe My Baby』がAKB48ラストシングルかと思われていた高橋みなみさんの参加も発表され、すっかり卒業までのカウントダウンにはいっている本人は「私も聞かされたのが昨日だから。哀れなやつだと思ってください」と、照れ臭そうな複雑な表情を見せていた。

画像: (C)AKS

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