「シンデレラになりたい！」京都発アイドルユニット ミライスカートがAKIBAカルチャーズ劇場の新人公演で奮闘！

ミライスカート

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7月20日、「デビュー直前アイドル5組新人公演2015」がAKIBAカルチャーズ劇場でスタートし、京都発アイドルユニット ミライスカートが登場した。

「デビュー直前アイドル5組新人公演2015～真夏のシンデレラたち～」とはメジャーデビューを目指す新人アイドル5組が7月20日～8月28日までの期間、AKIBAカルチャーズ劇場で夏休み公演を開催し、全公演が終了した時点でグループ票＆それまでの公演の動員数から優勝ユニット(シンデレラ)が決まり、見事シンデレラに輝いたユニットは、10月からAKIBAカルチャーズ劇場で新人アイドルながらそうそうたるアイドルグループと肩を並べて夜のレギュラー公演が開催できるというもの。

月曜日は「ミライスカート」、火曜日は「アモレカリーナSWEET」、水曜日は「*Sunshine*」、木曜日は「ピュアレモン」、金曜日は「わーすた」が、夏休み期間に新人公演を行う。

この日公演を行った月曜日担当のミライスカートは“ハンナリ&ポップ”をテーマに近未来的テクノポップが魅力。京都のみならず、日本全国にファンを増やしている。

2014年6月にお披露目ライブを行ってからまだ１年ほどではあるが、結成以来、毎月、京都メトロで定期公演を行い着実に実力を伸ばしてきた。その地道な努力が実を結び、5月6日に京都ミューズで行われたワンマンライブでメジャーデビューが決定！ 7月21日にメジャーデビューシングルである「COSMOsSPLASH」をリリースする。

「ナモナイオト」からスタートすると2曲目の「未来ノート」ではクラップや掛け声などをして客席と一体となった。

リーダーのまりちゃんこと児島真理奈さんが「新人公演みんなで一緒に盛り上がっていきましょうね！」と煽り、会場を盛り上げ、「新人公演の初日、ミライスカートに会いに来てくれてありがとうございます！ミライスカートは東京であまりライブをしたことないんですけどカルチャーズ劇場でライブできることが本当に嬉しいです！」と東京のこの劇場でライブができることに対して喜びを爆発させた。

初めてスタッフさんと一緒に車で来たので観光気分だと語ったれいにゃんこと相谷麗菜さんは「コンタクトを忘れてしまったので隣の神田駅に一人で電車で行って眼科でコンタクトを買ってきました！」と可愛らしいおとぼけエピソードを披露。他にも衣装のスカートを忘れてしまったメンバーがいたりと、東京という土地に夢中になるあまり大事なことを忘れてしまったようだ。

メンバー1人ずつをクローズアップさせる他己紹介では「とても努力家」、「真面目」などという紹介が続く中、メンバー最年少の14歳、じゅななこと橋本珠菜さんに対してなっちゃんこと林奈緒美さんが「パーキングエリアで草を摘んでた」というエピソードを披露し、会場の笑いを誘った。その他にもリーダーの児島真理奈さんに対しては「なんでもかんでも持ち物に名前を付けるが、哺乳類の小さい頃はすべて”サダハル”と呼ぶ」という紹介がされたりと、ミライスカートは少し不思議で個性的なメンバーが揃うグループのようだ。

この日初披露された「0時の魔法」は時計の針のような振付や近未来的なメロディが印象的な曲。「メグリメグル」、スタイリッシュポップな「Beautiful Days」と続く。

シンデレラになりたくてみんなでお揃いのシンデレラのタオルを持ってきたというミライスカートはこの新人公演で優勝する気合十分！

林奈緒美さんは「リハーサルをしててこの4人でやってきてよかったねって思った。一番を目指したいなって思う4人が揃って本当に良かったなって。だから本当にシンデレラになりたくて！みなさんにお願いがあります。私たちをシンデレラにしてください！」とアピールした。

”いつか大きなステージで歌ってみせるから”という歌詞が印象的なファンへの想いを綴った「おねがい」、彼女たちの強い意志が表れている「鉄則Aライン」と続き、東京でライブをできる喜びを爆発させるかのような元気いっぱいのステージングにファンは魅了された。

オリジナルのコール＆レスポンス「スプラッシュのコーナー」を経て、最後はメジャーデビューシングルの表題曲である「COSMOsSPLASH」でこの日会場を一番盛り上げた。

記事:永山歩美